箕面 勝尾寺〜再勝ヶ峰〜天上ヶ岳〜堂屋敷山
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- GPS
- 06:32
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 576m
- 下り
- 835m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:17
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
箕面方面の山は縁遠く、今回のような企画が無かったら歩くことはなかったかもね😉
勝尾寺も初めてで、ダルマのお寺の名のとおりあちこちにチビダルマでいっぱい😃
紫陽花も綺麗で良かった。
山を下り立った箕面の街並みも、紅葉の時が伺われました。
紅葉饅頭、紅葉の葉っぱの天ぷら😉
考えたルート取り、ありがとう😄
役行者の悟道の地であり、御終焉の聖地でもあり
そして 東京の高尾山まで続く 東海自然歩道の西の起点でもあり
また里山でありながら 豊かな動植物の生息地でもあり
そんな箕面を山岳会の方々と歩いてきました。
下見の時はバスが遅れて遅いStartとなったが 今回は意外に早くついてホッとする。
例会案内に
「そこそこ階段あり 急坂多い」と記載していたら
Start地点の勝尾寺の階段で
「階段ってこれの事やね〜〜」
という先輩方。
え? ここはお寺の境内で登山道ではないからノーカウントで。
単なるウォーミングアップなんですけど^^;
まだまだ階段地獄はこれからですよ〜〜(笑)
勝尾寺は1300年の昔より勝運の寺として信仰されており 大阪府下でも唯一自然の残された場所となっている。
別名を「勝ちダルマの寺」というだけあって ちいさなダルマが境内のあちこちに溢れかえっている。
景色を眺めても 灯篭を見ても 巨木を見ても目に入るのは達磨様で それを眺めるのも面白く楽しい。
早朝の雨に現れたアジサイの色もみずみずしくて心が洗われる。
この勝尾寺を抜けて 勝尾寺の開基である開成(かいじょう)皇子のお墓まで えっちらおっちらと最初の急坂と階段を上る。
開成皇子は 光仁天皇の子で桓武天皇の庶兄と伝えられており 宮内庁管理の為立ち入り禁止である。
お墓の横の遊歩道は崩落しており少し下の巻き道を歩いてお墓の真後ろへ回ると 最勝ヶ峰のピーク。
ここから 小さな名もなきピークを越えながら ビジターセンターまで下る。
ここでバスで稼いだ高度もすべてリセットされ もう一階登り返しとなります。
頑張るっきゃない!!
その登り返しの前に ビジターセンター近くの東屋で 和気あいあいとお昼ご飯で英気を養う。
まだまだ急坂&階段控えてますからね〜〜(しつこい?(笑))。
食後に気合を入れなおし 本日核心?の天上ヶ岳(てんじょうがたけ)へ。
相変わらずアッチッチの気温の中 急坂の階段はきついが
所々風が通る所があり 気持ちよい。
熱い身体を少しでも冷やそうと手を思いっきり広げて「風の谷のナウシカ〜〜」とかやっていたら
「そのナウシカのグライダーも体重制限あるんやで」
と即座に山岳会の先輩から鋭い突っ込みが・・・
ソウデスネ・・・と自分のお腹を見て溜息(´;ω;`)ウッ…
とかやってると足元に動物の毛が混ざった動物の糞があり
先ほどの先輩が「穴熊や」と教えてくださる。
かわいらしい見た目の穴熊だけど 農作物を食い散らかしたりする害獣だと以前誰かに聞いたことがあるが 肉も食べる雑食なんやね。
やっとのことで着いた天上ヶ岳からの眺めは良く 霞んではいたが大阪市内が一望できた。
この山頂広場を囲む形で作られているベンチに先輩方は腰かけて一服されているが
見ているこっちは ベンチがひっくり返れば皆さん崖下へ・・・とハラハラ(笑)
日本のあちこちに出没されている役行者であるが
箕面の大滝で龍樹菩薩から大いなる法を授けられて悟りを開き
箕面瀧安寺の奥の院にあたるこの天上ヶ岳にて入寂したと伝わる。享年68歳。
ここ天上ヶ岳の山頂には廟と晩年の穏やかなお顔の像がある。
なお 役行者は伊豆大島へ流罪になったので(2年後に恩赦で箕面に戻った) この像には前鬼後鬼がいないのだと聞いたが真相はどうなんだろう?
前鬼谷という地名だけがこの箕面の地に残っている。
人生色々やねぇ・・・
堂屋敷山はすぐ近くを通るのだからと ついでに踏みっとして
廃墟の横を通り ようらくだい園地を経て箕面山へと向かう予定が
予定外の雨と遠雷に襲われて(泣) 箕面山と大滝現物は次回へと持ち越しとなる。
まぁ梅雨時期だから仕方ないか。
登山天気が当たる当たらないも 色々やねぇ・・・
この箕面駅に戻るルートも沢沿いのしっとりとした感じで 雨に濡れた苔が美しい。
登山ルートの間はすれ違う人も少なかったが
登山道まで降りて 滝までの観光道に出れば 一気に人が増えて
名物の「もみじのてんぷら」を揚げる美味しそうな匂いが漂ってくる。
川で水遊びをする子供たちの楽しそうな姿も見えて観光地そのものの風景だけど
箕面市のHPには熊の出没情報があり
山中では 太い木の高いところに熊の爪痕があったので 出没しているのは成体と思われる。
雌熊だと来年は小熊さんもお出ましになるわけやし 雄熊であって欲しいなぁ・・・
もっとも山岳会の先輩によれば 熊は”常駐”している感じはないそうで。
となると
「今日はお天気が良いから箕面方面」とか その日の気分次第?
熊の行動範囲は広く、40k岼幣紊世修Δ覆里
今日は箕面気分じゃなくても 帰りにちょっと寄り道とかもありそうな・・・
熊さんの都合も 色々やろうからねぇ・・・
この先輩の熊鈴は大きくて煩かったですが 頼もしくもありました!!
※箕面の森
暖かな大阪湾と寒冷地の能勢近く位置する地勢から生じる気流にも恵まれて、大都市近郊にありながら、およそ1,100種の植物と3,000種を超える昆虫類、数多くの野鳥、哺乳動物、両生・は虫類などが生息する自然の宝庫であり、美しい山なみ景観と豊かな生態系が育まれています。
※箕面山のお猿
昭和29年に大学の研究者たちが研究のために瀧安寺近辺のニホンザルに初めて餌付けに成功しました。
昭和31年12月には、大都市近郊で野生のニホンザルの生態や行動を観察できることはきわめて貴重であるとされ、国の天然記念物として指定をされ保護されてきました。
しかし人になれるにしたがって、人にとびかかったり、人家に侵入したりするようになり、大きな社会問題となりました。
このため、餌場を山中に移し、観光客とサルとの接触を断ち、サルを自然に帰すための試みを始め、現在も専門家からの助言をもとにサルの保護管理のための取り組みを行っています。
なお、箕面市では平成22年4月1日からサルへの餌やり行為を禁止するため「箕面市サル餌やり禁止条例」を施行しています。
猿への餌やりは1万円以下の罰金が課されます。
箕面は記憶では滝見学に言った記憶も有るようで無いようで、まあ初めてと言う所でした。
電車で行くには、千里中央駅集合に梅田と記憶が混同してしまう
とにかく地理にうとい私
もちろん山は初めてで、神社内から登る事も知らず、リーダーの後をエッチ、エッチラと歩けば、なーに低山と侮っていたが、アララ、勝尾寺からの登りはじめに、アレーと悲鳴を上げる九十九折れ
登り切れば後は下りと思っても、足に合わない階段はこれまた大汗
下り切ってお昼を食べて、さぁスタート、
これが、登っても登っても階段が出る
リーダーは足の遅い私をかばってくれるが、やはり遅い足は速くはならない
内心、ヤマレコはこれくらいで普通と表示されるだろうと思って、早歩きの方の速度はと、足の動きを合わてみたが、やはり距離が開く
ウーン
ヤッパリ歩きが遅い私、マッいいかと汗を流していると、雨がポツリと落ちるし雷鳴もなるが、雲行きは大したことは無い
リーダーの合羽か傘の準備の指示が出た。
合羽を付ければ雨が止む仲間が、合羽を付けた途端い雨が止む
良いお湿りで涼しくなった
コースは少し短縮に成るように変更したそうだが、私は要領を得ない
途中のコース案内を見てもルートはとても複雑でした
箕面の公園ルートに出れば、一般の観光客さん
記憶では来たような、初めてのような場所だった
健脚の皆様の足を少し引っ張ったようだが、早いの表示が出ているヤマレコに、足の回復もそこそこと、つい嬉しくって
リーダーまた企画よろしくです
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