笠取山ー多摩川源流の山ー

2014年05月14日(水) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 13.8km
• 登り: 884m
• 下り: 889m

コースタイム

8:20 作場平口 ー 9:50ヤブ沢峠 ー 10:05 笠取小屋 10:15 ー 10:35 小さな分水嶺 ー 11:05 山頂部西端(山梨百名山の標識) 11:20 ー 11:30 笠取山 ー 11:55 水干 12:35 ー 14:15 中島川口 ー 14:45 作場平口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一ノ瀬林道は道幅は狭いが舗装はされている。作場平口の駐車場は約20台くらい駐車できる。

コース状況／危険箇所等

登山道や道標は完備していて、危険な個所や道に迷う個所はない。
作場平口に公衆トイレがあるが、登山ポストは見当たらなかった。
下山後、国道411号(青梅街道)で勝沼方面に向かう場合は、甲州市の大菩薩の湯(610円)を利用できる。

写真

5/14 8:12

作場平口の駐車場にはヤマザクラが咲いていた。8時に到着した時に、5,6台の車が駐車していた。

5/14 8:14

作場平口の登山口の案内板。今日のコースはヤブ沢峠から笠取小屋を経由して笠取山に登り、多摩川の源流の水干（みずひ）に寄り、黒槐尾根を中島川口に降り、一ノ瀬林道を作場平口に戻るコース。

5/14 8:20

作場平口の登山口。「源流のみち」と名付けられた整備された登山道で、石畳の道からスタート。

5/14 8:51

オオカメノキの白い花と薄緑の葉が美しい。

5/14 8:55

ヤブ沢沿いの登山道を登る。

5/14 8:56

登山道の脇にはタチツボスミレが咲いていた。

5/14 10:08

ヤブ沢峠から笠取小屋までの林道は快適に歩ける道だ。笠取小屋が見えてきた。

5/14 10:12

開けた明るい平坦地にある笠取小屋。

5/14 10:35

「小さな分水嶺」と名付けられた草原の丘にある説明版。

5/14 10:34

「小さな分水嶺」の丘にある三角柱の石碑。多摩川、富士川、荒川の分水嶺。

5/14 10:42

「小さな分水嶺」から見た国師ヶ岳(中央右）と北奥千丈岳。

5/14 10:43

「小さな分水嶺」の丘を下ると、山頂部へと続く真っ直ぐな登山道が現れる。

5/14 11:10

急登を登りたどり着いた山頂部の西端には、山梨百名山の標柱がある。開けていて展望がよい。標柱の左後方は大菩薩嶺。

5/14 11:09

あいにく視界が悪いが、南の方向に大菩薩嶺と富士山が見える。

5/14 11:12

墨絵のように霞んで見える富士山。その裾野の左手前には三ツ峠山も見える。

5/14 11:14

更に、南西の方向には白根三山が辛うじて見える。

5/14 11:14

笠取山から見る大菩薩嶺は堂々とした大きな山だ。その手前は黒川鶏冠山、左端は雁ヶ腹摺山。

5/14 11:29

山頂直下の岩場を登り山頂を目指す。

5/14 11:32

三角点のある笠取山の山頂。木々に覆われていて展望はきかない。

5/14 11:33

山頂部にはシャクナゲの木が多い。ツボミも少し膨らんでいるように見える。

5/14 11:53

山頂から西へ進み南に下ると、水干尾根の分岐に出る。ここから多摩川源流の水干までは約300m、6-7分。

5/14 12:02

残念ながら、水干では源流の一滴が見られなかった。水枯れ？

5/14 12:01

水干のすぐ下の雪渓。今は、この雪渓の水が源流かもしれない。

5/14 13:09

カラマツ林の中で、一本のアセビの木が花を咲かせていた。

5/14 13:09

ダケカンバとカラマツの明るい林の中を、中島川口を目指して下る。

5/14 14:25

中島川口で一ノ瀬林道に出て、駐車場まで約20分の林道歩き。

5/14 14:41

林道を歩いていると、シラカバの木々の間にヤマザクラが清楚に咲いていた。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

笠取山に登り、多摩川の源流の水干を訪れたが、残念ながら源流の最初の一滴は見られなかった。水源地だけあって、登山道は整備され、森林も美しく、心なしか沢も清流のように感じた。
作場平口の駐車場には数台の車があったが、途中出会ったのは2人だけと静かな山であった。