鳩待峠から至仏山、燧ヶ岳、尾瀬沼、燧裏林道(過去レコ)
- GPS
- 54:15
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,274m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:40
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:10
天候 | 概ね晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
桧枝岐に下山し、バスで会津高原駅に出て、会津高原駅から、野岩鉄道、東武鉄道で浅草へ。東京駅から東海道新幹線で大阪に帰った。 |
感想
勤続25年以上になると、特別休暇と旅行券がもらえる制度があった。
それが前年だと勘違いして、家族で利尻島と旭川・美瑛周辺の旅行&山を計画し、飛行機、宿も予約した。会社の総務に旅行券を貰いに行ったら、翌年だと言われて、ガックリ。皆、その気になっているし、キャンセル料も馬鹿にならないので、計画通り実行した。
そのような経緯があって、この年、晴れて休暇と旅行券をもらったので、念願の尾瀬を単独で歩いた。
初日は鳩待峠に前泊し、翌朝、至仏山に登って、山の鼻に下山し、竜宮小屋に宿泊した。この頃は至仏山の下りは規制されていなかったが、蛇紋岩の登山道で水も流れていたので、よく滑って怖い思いをした記憶がある。
小屋に早く着いたので、東電小屋から見晴へ回って一周した。竜宮小屋に帰って夕食前に風呂に入った。
3日目、見晴新道で燧ヶ岳に登り、長英新道を下って長蔵小屋で宿泊した。大江湿原の草紅葉が印象的だった。
4日目、早く起きて見晴に出、三条の滝に寄り道して燧裏林道を通って御池に出た。
見晴の手前で姿は見えなかったが、熊が猛烈な勢いで藪の中に走り込んで行ったので、肝を冷やしたことだった。入山する少し前、東電小屋近くで熊に襲われる事件もあったので、馬鈴を鳴らしていたからよかったのだろう。早朝は熊さんの食事タイムなのだなと思った。
三条の滝とその上流の滑滝は水量が多く、見ごたえのがあった。
燧裏林道はアップダウンの無い樹林帯と時折現れる湿原が特徴で、歩ける幸せを感じた。林道とは言いながら、ほとんどが普通の山道だ。展望はあまりない。
御池からバスで桧枝岐に出て、民宿で1泊し、翌日バスで野岩鉄道・会津高原駅、東武鉄道で浅草、その後、上野、東京を経由して大阪に帰った。
比較的登山者が少なく、気持ちよく、心行くまで自然の中を歩いた山旅だった。
(2022年7月 記 )
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