屏風山【寿老の滝から黒の田東湿地へ】＋築水池北湿地

2022年08月07日(日) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 9.6km
• 登り: 380m
• 下り: 382m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:12

7:23 寿老滝
7:42 7:45 小滝
8:17 8:22 林道終点
8:50 9:04 屏風山
9:09 9:09 展望ポイント
9:12 9:14 八百山
9:33 9:33 馬ノ背山
9:46 9:58 黒の田東湿地入口
10:29 10:30 黒の田東湿地入口
10:40 10:43 林道に着地
11:29 11:34 寿老滝
11:35 ゴール地点

天候

うす曇り
【気温】西回り登山口：23℃　　屏風山：22℃　　奥寿老の林道：25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寿老の滝駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

八百山を馬ノ背山に向かって下ると、すぐに良く踏まれた左へ下る道と、
尾根筋に続く薄い踏み跡に分かれます。薄く紛らわしい踏み跡は展望台を
経て馬ノ背山へ出る道ですが道標はありません。
この地点以外では紛らわしいと感じた分岐には、道標が整備されて
戸惑う事はありませんでした。

写真

8/7 7:25

西回りの登山口からスタート。

8/7 7:37

注意書きが張ってあるが、せっかくなので小滝にも行ってみよう。

8/7 7:42

滑りそうだな、慎重に渡ろう。

8/7 7:46

《小滝》
名前に反して立派な滝だった。

8/7 7:51

荒れた遊歩道を戻る。

8/7 7:52

キンミズヒキ

8/7 8:17

峯山林道の終点から小さな尾根に取り付く。

8/7 8:35

「胸突八丁」に偽り無しの急登だな〜。

8/7 8:47

どうやら急登は尽きたようだ。

8/7 8:49

笹のピークは北屛風山だった。

8/7 8:52

《屏風山》
瑞浪市の最高峰に到着。（三角点名：屏風山）

8/7 8:57

《屏風山》
北西に開けた展望だが、鈴鹿山脈や伊吹山、そして奥美濃方面も雲の中だった。

8/7 9:14

標高800mの八百山（やおやま）を通過。

8/7 9:24

展望台の近くにあった永王権現。

8/7 9:32

大草コース分岐から「湿地まで20分」

8/7 9:35

特徴のない馬の背山から稜線を離れ、湿地へ下降。

8/7 9:41

湿地側の平坦地へ着地。

8/7 9:49

《黒の田東湿地》
本日の目的はここ！

8/7 9:53

湿地の散策スタート。

8/7 9:55

お目当てのサギソウは今が見頃のようだ。

8/7 9:57

シラタマホシクサとサギソウ。

8/7 10:08

湿地を巡る木道。

8/7 10:10

ノギラン

8/7 10:12

今にも飛びそうな勢いだ。

8/7 10:15

コバギボウシ

8/7 10:37

田代山分岐を寿老の滝へ下る。

8/7 10:39

谷沿いの林道に着地。

8/7 11:03

チェーンソーアートを見っけ。この辺りが「大日向」地区のようだ。

8/7 11:16

オトギリソウ

8/7 11:17

ひんやりした空気は避暑地のようだ。

8/7 11:20

一枚岩かな？

8/7 11:22

ウバユリ？

8/7 11:32

《寿老の滝》
天然のクーラーで遊ぶ家族連れ。（落差：約10m）

8/7 13:49

【築水池北湿地】
本日のおまけ。

8/7 13:50

【築水池北湿地】
サギソウ

8/7 13:54

【築水池北湿地】
ホザキノミミカキグサ

8/7 14:00

【築水池北湿地】
ノギラン

8/7 14:03

【築水池北湿地】
サギソウ

撮影機器：

IXY DIGITAL 910 IS CANON

感想

onetotani

天気は不安定なようだ。こんな日は以前から見たかったサギソウを
お目当てに屏風山から黒の田東湿地へ歩いてみよう。

時間が早いせいか寿老の滝駐車場にはまだ数台の車しか見られなかった。
「西回り登山道」の看板を確認して、併設されたトイレ脇から延びる
峯山林道を進むとしばらくして小滝の分岐が現れた。
標識脇の「道の崩落等があり、自己責任で」との張り紙を確認して進むと
道も橋も荒れてはいるが注意すれば問題なかったし、降り立った岩場から
見上げる滝は名前から想像するよりも立派で、落差も5m以上は
ありそうだった。

その後戻った林道はやがて明らかなYの字になるが、小さな案内に従い
左折。
緩やかな登り勾配で徐々に高度を上げ、草が茂る林道の終点に出ると
小さな尾根に絡むように登山道が始まった。
「胸突八丁」と書かれたように小尾根は急だが、標高差は僅かだ。
檜の急斜面を一頑張りすると笹が現れ、登りが尽きると稜線上のピーク、北屛風山となり仲ヶ平や大草登山口の分岐にもなっていた。

分岐を左折し、小さな登り返しですぐに見晴らしの良い屛風山に出た。
雲が無ければ鈴鹿山脈や両白山地辺りまで見渡せる山頂で、ゆっくりと
喉を潤し、汗がひくのを待って腰を上げる。
屛風山から湿地までは八百山、馬の背山の各ピークは通過点だ。
要所要所に設けられた道標に従って平坦地に下るとやがて浮島のような
場所に黒の田東湿地の看板とテーブルが設けられていた。

今回はこの湿地を見るためにわざわざ屛風山を越えて来たようなものだ。
東濃で最大と言われる湿地には周回路や木道が設けられている、
初めて訪れた湿地の隅から隅まで、そして期待通り見頃を迎えた
サギソウや湿地に咲く季節の花を満足するまで見て廻る。

湿地に設けられたテーブルで昼食の予定だったが先客に占領されていた。
湿地での食事を諦めて奥寿老の林道を滝へ向かうが、谷沿いの空気は
ひんやりとして避暑地を散歩しているようで長い林道も苦では無かった。
源流の小さな谷が徐々に大きな川に変わると、やがて東回り登山口となり
家族連れで賑わう寿老の滝に出る。
河原で楽しむ家族連れから離れ、東屋で食事を終えると丁度正午だった。
このまま帰宅するのもまだ早いので、春日井の築水池に寄り道してみると
北岸の湿地帯に付けられた木道のすぐ脇で、端整なサギソウを
見る事が出来た。