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Yamareco

記録ID: 4576808
全員に公開
沢登り
丹沢

葛葉川本谷 (ソロ)

2022年08月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:52
距離
5.5km
登り
886m
下り
872m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
1:12
合計
5:52
9:08
18
9:26
15
F2 4段連瀑
9:41
15
F4 幅広の滝
9:56
10:10
30
F7 板立の滝
10:40
30
大平橋下通過
11:10
11:25
34
富士形の滝
11:59
5
2段 くの字スラブ
12:04
12:25
20
遡行終了点
12:45
16
三ノ塔尾根登山道
13:01
13:22
13
13:35
6
13:41
13:42
77
14:59
1
15:00
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛葉の泉 駐車場
コース状況/
危険箇所等
全体的にヌメりは少なく、ラバーソールでも十分に登れる。強いて言えば、大平橋までの前半部で切り上げる遡行者が多いためか、後半部の方がヌメりが残っている印象があるが、大きな問題はない。
ただし例外的に、前半部の幅広の滝の水線沿い、後半部のトイ状3段15m滝の水線沿いには強いヌメりがあるため、この二ヶ所だけはラバーソールでは苦労すると思われる。

全ての滝に巻き道があることから、初心者向けの沢として紹介されることが多い。ここに限らず沢一般に言えることだが、初心者向けとされている沢は「(経験者が)初心者を連れていける」ということであって、「初心者だけで行ける」という意味ではないことに注意。
その他周辺情報 名水はだの富士見の湯
急遽、ソロ遡行になってしまい、こころなしか寂しい顔持ちで出発…w
2022年08月11日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:06
急遽、ソロ遡行になってしまい、こころなしか寂しい顔持ちで出発…w
入渓点
2022年08月11日 09:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:09
入渓点
F2 4段連瀑の最後のシャワー滝。毎度、この滝を登ることで、沢登りモードのスイッチが本格的に入る。
ホールドがしっかりあって、見た目ほどには難しくないのだが、巻く人が多くて残念。もちろん沢慣れしていない初心者はロープで確保してもらってくださいね。
2022年08月11日 09:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:26
F2 4段連瀑の最後のシャワー滝。毎度、この滝を登ることで、沢登りモードのスイッチが本格的に入る。
ホールドがしっかりあって、見た目ほどには難しくないのだが、巻く人が多くて残念。もちろん沢慣れしていない初心者はロープで確保してもらってくださいね。
シャワー滝の上にボルトが打たれている。6月に来たときには一つしか無かったのだが、一つ追加されて二つになっている。
2022年08月11日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:28
シャワー滝の上にボルトが打たれている。6月に来たときには一つしか無かったのだが、一つ追加されて二つになっている。
F4 幅広の滝。
左端を登るのが一般的だが、今日は気分が良いので(笑)、右端をシャワー浴びながら登る。
2022年08月11日 09:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:41
F4 幅広の滝。
左端を登るのが一般的だが、今日は気分が良いので(笑)、右端をシャワー浴びながら登る。
前半のハイライト。F7 板立の滝。やはり今日は気分が良いので、水線沿いを登る。このルートの攻略はまだ完了していない。最適なホールドが特定できていないため、毎回トライするたびにムーブが変わってしまう。前回、7月24日にトライしたときの方がスムーズにできた気がする。
2022年08月11日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 9:56
前半のハイライト。F7 板立の滝。やはり今日は気分が良いので、水線沿いを登る。このルートの攻略はまだ完了していない。最適なホールドが特定できていないため、毎回トライするたびにムーブが変わってしまう。前回、7月24日にトライしたときの方がスムーズにできた気がする。
中間の大平橋。ここで脱渓することもできるが、今日は気分が良いので、上部の後半も遡行することに。
2022年08月11日 10:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 10:40
中間の大平橋。ここで脱渓することもできるが、今日は気分が良いので、上部の後半も遡行することに。
後半部のハイライト。F10 富士形の滝。岩の左右いずれかの両端を伝うと簡単に登れるが、クライマーとしては物足りないので、水流沿いのルートで登る。ホールド間に距離があり、微妙な足裏感覚に頼る登りになるため、十分なクライミング経験のないメンバーがいる場合にはロープを出す必要がある。
2022年08月11日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 11:10
後半部のハイライト。F10 富士形の滝。岩の左右いずれかの両端を伝うと簡単に登れるが、クライマーとしては物足りないので、水流沿いのルートで登る。ホールド間に距離があり、微妙な足裏感覚に頼る登りになるため、十分なクライミング経験のないメンバーがいる場合にはロープを出す必要がある。
前回7月にきたときに、水線上を登ろうとしてヌメっていたので諦めたトイ状の滝。今回リベンジを!と思ってトライしたが、やはり、ラバーソールでは心もとなくなり、途中まで登って降りてきた。この撤退のクライムダウンが本日の一番のドキドキヒヤヒヤとなった。
2022年08月11日 11:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 11:40
前回7月にきたときに、水線上を登ろうとしてヌメっていたので諦めたトイ状の滝。今回リベンジを!と思ってトライしたが、やはり、ラバーソールでは心もとなくなり、途中まで登って降りてきた。この撤退のクライムダウンが本日の一番のドキドキヒヤヒヤとなった。
最後の方に出てくる「くの字スラブ」。
中段に上がるまでとその左へのトラバースは結構気を使う。十分なクライミング経験がない人にはロープを出した方がよい
2022年08月11日 11:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 11:59
最後の方に出てくる「くの字スラブ」。
中段に上がるまでとその左へのトラバースは結構気を使う。十分なクライミング経験がない人にはロープを出した方がよい
遡行終了点のスニーカー。
う〜ん、ちょっと汚らしい・・・(笑)
2022年08月11日 12:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:04
遡行終了点のスニーカー。
う〜ん、ちょっと汚らしい・・・(笑)
秦野の市街地が眺められる。
2022年08月11日 12:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:06
秦野の市街地が眺められる。
いよいよツメ! の前に記念撮影w
2022年08月11日 12:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:18
いよいよツメ! の前に記念撮影w
ツメはかなりの急登。足場も悪いため細心の注意を。
2022年08月11日 12:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:27
ツメはかなりの急登。足場も悪いため細心の注意を。
2022年08月11日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:30
ツメ始めてから20分ほどで三ノ塔尾根登山道に出る。
2022年08月11日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 12:45
ツメ始めてから20分ほどで三ノ塔尾根登山道に出る。
今日は三ノ塔→ニノ塔を回る下山ルート。
2022年08月11日 13:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:00
今日は三ノ塔→ニノ塔を回る下山ルート。
2022年08月11日 13:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:00
三ノ塔に到着したときには盛大にガスっており、眺望ゼロ。残念!!
2022年08月11日 13:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:01
三ノ塔に到着したときには盛大にガスっており、眺望ゼロ。残念!!
三ノ塔とニノ塔に挟まれた鞍部。つまり、これを下に辿っていけばこれまで登ってきた葛葉の沢。
2022年08月11日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:31
三ノ塔とニノ塔に挟まれた鞍部。つまり、これを下に辿っていけばこれまで登ってきた葛葉の沢。
葛葉の沢。ガスっていて見えない。
2022年08月11日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:31
葛葉の沢。ガスっていて見えない。
ニノ塔。
2022年08月11日 13:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:35
ニノ塔。
2022年08月11日 13:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:35
2022年08月11日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 13:42
やっと表丹沢林道と交差。思っていたよりも長い!
2022年08月11日 14:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 14:25
やっと表丹沢林道と交差。思っていたよりも長い!
2022年08月11日 14:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 14:40
やっと車を停めているベースレベルまで降りてきた。
2022年08月11日 14:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 14:56
やっと車を停めているベースレベルまで降りてきた。
2022年08月11日 14:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 14:59
葛葉の泉で沢道具の下洗いをしていくと、家帰ってからの前行程が省けるので楽!
2022年08月11日 15:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
8/11 15:00
葛葉の泉で沢道具の下洗いをしていくと、家帰ってからの前行程が省けるので楽!
撮影機器:

装備

個人装備
昼ご飯 地図(地形図) コンパス ロープ ハーネス ヘルメット カラビナ スリング 渓流シューズ

感想

元々は友人と二人で別の沢に行く予定だったのだが、ちょっとしたトラブルにより、友人が同行できなくなったため、急遽ソロの遡行に。自分の力量ではソロで初めての沢に入るには不安があるため、行き慣れた場所ということで、またもや行き先も葛葉川本谷に変更。

ちょうど新型コロナ感染症に罹患し、長く続いた自宅待機期間で落ちた体力と身体感覚のリハビリをする必要もあったので、ちょうど良かったかもしれない。次週には沢登りが初めてのメンバーとともに来る予定もあるので、その直前の下見も兼ねて。

板立の滝は何度登っても楽しい。今日も登って降りてを繰り返して異なるルートバリエーションで3度登ってしまった。ジムか! ただ最近登れることを知った水流沿いルートはまだ攻略が不十分で最適なムーブを特定できておらず、登り方が定まらない。

前回の初ソロ時には緊張感溢れた富士形の滝も今回は落ち着いて登ることができた。左右どちらかの縁を辿ればもっと簡単に登れるが、敢えてチャレンジングなルート取りで登ってみた。

今回は三ノ塔尾根に詰め上がってから、三ノ塔まで登り、ニノ塔を経由して降りてきた。登頂までが沢登りという定義に従うのであれば、葛葉川を攻略したと言えるのは実は今回が初めてになる。ニノ塔尾根の下山は結構しんどかった。

↓は前半と後半のそれぞれのハイライトである板立の滝と富士形の滝の登攀シーン



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ハイキング 丹沢 [日帰り]
表丹沢 シンナシ沢最上部
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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