汽笛響く鍬崎山 三百名山78/101座目

2022年10月14日(金) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,852m
• 下り: 1,844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:02

距離 15.1km 登り 1,852m 下り 1,853m

7:18 あわすのスキー場
7:39 松尾山の湧水
7:46 7:53 龍神の滝
8:48 8:52 瀬戸蔵山
9:26 大品山
9:28 9:29 あわすの分岐
10:36 1756独標
11:20 12:01 鍬崎山
12:40 1756独標
13:40 13:42 あわすの分岐
14:22 14:34 真川調整池ダム
15:20 あわすのスキー場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あわすのスキー場にウォシュレット付きのトイレ有

コース状況／危険箇所等

登山道全体に通じてよく手入れされている
尾根を歩く登山道だがこの山域としては珍しく尾根の幅は穏やか
尾根上の1756mピーク手前のクサリ場がある
それ以外に高度感ある即滑落の危険のあるような個所はない

あわすのスキー場〜瀬戸蔵山
最初はスキー場のゲレンデ歩き　初心者コースなので勾配は緩い
ゲレンデ上部から左へ逸れて百�粒蠅�
百�粒蠅�ら龍神の滝までは沢沿いを進む　途中の松尾山の湧水が美味しい
龍神の滝からは瀬戸蔵山へ向けて急登を階段で一気に登る

瀬戸蔵山〜大品山（あわすの分岐）
幅広い整備された尾根の登山道
アップダウンがあるものの歩きやすい

大品山（あわすの分岐）〜鍬崎山
大品山を過ぎると登山道の幅が少しだけ狭くになるがそれでもゆったりしている
大品山から100m一気に下り、この先尾根上を左右に振られながら小さなアップダウンを繰り返し高度を上げる　山頂に近づくにつれ勾配がきつくなる
1756mピーク手前にクサリ場がある
足場は鉄骨だ　下山時にはこの鉄骨の最後の一歩がいやらしい
高度を上げ森林が途絶えると立山の山並みと大日平・室堂平の眺めが美しい
1800m付近で一部北側にザレた箇所があるが慎重に歩けば特に問題はない

あわすの分岐〜真川調整池ダム〜あわすのスキー場
樹林帯を一気に下る　樹林には大きく赤ペンキでマーキングしてある
1150mから真川調整池ダムまでは急坂だが、それ以外は然程の急坂ではない

下部の周回方向について
僕は左回りに登ったが、右回りの方がちょっぴり良い
理由はこの2点のみ…
・大品山から下部の登山道は極めてよく整備されている。
　整備されている登山道は下山時に使う方が良い
・瀬戸蔵山への階段を下りで使う　階段は登りより下りの方がラク

写真

10/14 7:18

快晴の鍬崎山
さぁ行ってみよ〜

10/14 7:19

スキー場のゲレンデ歩き
初心者コースなのだろう緩勾配で歩きやすい

10/14 7:29

ゲレンデ脇の階段歩き
初心者コース上部を終えると、壁コースの脇を階段で一気に高度を上げる

10/14 7:33

百間滑公衆トイレ
立派なトイレだ

10/14 7:33

百間滑
200mに渡って滑滝

10/14 7:40

松尾山湧き水
おいしい水でした

10/14 7:41

タラップ
登山道の沢側が崩落し少し狭くなっているだけなのだが…
タラップで高捲きする

10/14 7:50

龍神の滝
落差40mあるそうだ

10/14 7:52

松尾の大杉を経由してみよう

10/14 7:53

松尾山の大杉
この付近に立山杉の大木が数本ある

10/14 7:53

幹の形は何に見えるかな？

10/14 7:53

セクシーに見える💦

10/14 7:53

おっこの杉は別の木が貫通している

10/14 7:54

龍神の大杉

10/14 8:06

瀬戸蔵山0.75キロ
この先階段の急登で一気に瀬戸倉山へ登り詰める

10/14 8:13

休憩所
瀬戸蔵山へ急登途中の休憩所

10/14 8:19

タラップ
急登が続くよ〜

10/14 8:33

美女平駅
眼下に真向かいに美女平駅が見えてきた

10/14 8:36

階段長いね…
せとぎわじゃないよ瀬戸蔵山だよ

10/14 8:48

瀬戸蔵山とうちゃこ

10/14 8:49

瀬戸蔵山看板
たぶん鍬崎山は見えない…

10/14 8:49

瀬戸蔵山からの眺望

10/14 8:53

5日前に登った毛勝山が見える

10/14 8:54

よく刈り払いされた幅広い登山道だ
ときおり立山砂防軌道のディーゼル機関車の汽笛が聞こえてくる

10/14 8:58

鍬崎山が見えた
思ったよりも遠いな…

10/14 9:21

大品山とうちゃこ

10/14 9:22

大品山

10/14 9:22

三角点タッチち
三等三角点「大品」

10/14 9:28

鍬崎山山頂まで3キロ
標高差約700mで3キロだったら楽勝や〜
と思っていたが、この先のアップダウンに時間を取られる

10/14 9:35

大品山から100mを一気に下る

10/14 10:30

1756mピーク手前のクサリ場
鉄骨が足場

10/14 12:44

下山時は最後の一歩の鉄骨が少し怖い

10/14 10:32

大日岳・立山と大日平・室堂平

10/14 10:35

鍬崎山と登山道
登山道が中ほどの稜線上を右から左へアップダウンを繰り返しながら続いている

10/14 11:13

最後の急登
鍬崎山頂上直前は急登で一気に登り詰める

10/14 11:13

登ってきた稜線を振り返る
左から右へ登山道が続いている

10/14 11:21

鍬崎山山頂とうちゃこ

10/14 11:46

鍬崎山ゲット
日本三百名山78/101座目

10/14 11:41

三角点たっちち
二等三角点「鍬崎山」

10/14 11:42

山座同定盤

10/14 11:54

立山砂防軌道が見える

時折ディーゼル機関車のホイッスル（汽笛）がコダマする

山頂からの眺め
有峰方面

山頂からの眺め
薬師岳方面

山頂からの眺め
立山方面

山頂からの眺め
大日岳方面

10/14 12:01

さぁ下山しよう

10/14 12:06

稜線上に登山道がつづら折りで続いているのが判る

10/14 13:42

下山時は鍬崎山登山口方面へ進む
今までの太い登山道から一気に狭くなり普通の登山道幅へ
歩行に問題はない

10/14 13:56

赤ペンキ
コレでもか！
というくらい登山道に沿って木々が赤ペンキでデカくマークしてある

10/14 14:24

真川調整池
池の水が奇麗だった

10/14 14:33

真川調整池ダム

珍しい形のバットレスダム

10/14 14:31

柿ピー食べてエネルギーチャージ

10/14 14:48

導水管
真川ダムから一直線に延びている

10/14 14:53

スキー場に裏に躍り出る
登山道はこの先続くが、ゲレンデ内を歩くのもアリかも？

10/14 14:53

ゲレンデ上部裏の舗装路
この先は舗装路かな？
と思ったらそんなことはありませんでした

10/14 15:13

鍬崎山登山口到着

10/14 15:13

最後は林道歩き

10/14 15:19

あわすのスキー場下山
写真の建物に24時間開放のトイレがある

10/14 15:21

下山完了

10/14 15:38

道端にオッサンが座とる
と思ったらサルでした

撮影機器：

SH-41A SHARP

感想

けいじ

黄金伝説の鍬崎山
太郎平小屋や室堂から見える特徴的な険しい山容が気になっていた
登山口の標高が低く、夏に登ると灼熱地獄なのが判っていたので涼しくなるのを待って登ってみた

登山道はよく整備され歩きやすい
大品山までは道標も多く、安心感がある
鍬崎山2090mに対して登山口標高600m、標高差約1500mと中級程度の標高差だが、大品山からの先のアップダウンが微妙に応える
付近に毛勝山・早月尾根・大日岳等、日本二百名山中の名だたる急登があるので、それらと比較すれば大したコトはない…

立山砂防工事専用軌道
登山中何度も国土交通省立山砂防工事専用軌道のディーゼル機関車の汽笛やジョイント音が山にこだました
登山中に何度もじっくりと眺めてみたが残念ながら走行する列車を眺めるコトは出来なかった
とても興味深い鉄道なのだが、一般人が立山砂防軌道の走行風景を眺めることは不可能に近い
日本で一番近寄り難い鉄道の音が聞こえただけでも満足

鍬崎山は日本の名だたる立山連峰の脇にある
そのため山容の割にあまり登られていないが、もしこの立山以外に立地していたらもっと多くの方々が登るような素晴らしい山だった