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記録ID: 4889022
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ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル女川エリア2 大六天山登山と迂回に次ぐ迂回編

2022年11月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
22.1km
登り
535m
下り
534m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:02
合計
7:10
7:18
175
女川駅
10:13
10:15
253
14:28
渡波駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
女川駅の無料駐車場に車を停めトレイルコースを歩き渡波駅からJRで女川駅へ戻った。
コース状況/
危険箇所等
本来危険な場所は特にないのだが、獣害駆除の日にあたってしまい狩猟エリアを避けるために迂回を余儀なくされた。
また工事のため迂回することになる万石浦北岸の国道は狭い上に交通量が多い難所で潮風トレイルとしてはJRでの迂回を推奨しているようだ。歩いたけど。今更赤線途切れさせたくないし…。
その他周辺情報 登山後は女川駅前の足湯で疲れを解した。
またシーパルピア女川で海の幸を買付けお土産とした。
女川駅前から本日のトレイルはスタート。
ツ「出発進行!」
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女川駅前から本日のトレイルはスタート。
ツ「出発進行!」
震災遺構の旧女川交番に立ち寄る。
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震災遺構の旧女川交番に立ち寄る。
コンクリート製の建物が津波で横倒しになったという国内初の事例とのこと。世界的に見ても珍しいらしい。改めて今回の津波の威力を思い知らされる。
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コンクリート製の建物が津波で横倒しになったという国内初の事例とのこと。世界的に見ても珍しいらしい。改めて今回の津波の威力を思い知らされる。
さて今日の行程は山登りからだ。女川の町を離れ大六天山へ向かう。
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さて今日の行程は山登りからだ。女川の町を離れ大六天山へ向かう。
県道を離れ、いざ山道へ!…というところで銃を持った集団に行く手を阻まれた。今日は獣害駆除でハンターが山に入るから迂回してくれとのこと。
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県道を離れ、いざ山道へ!…というところで銃を持った集団に行く手を阻まれた。今日は獣害駆除でハンターが山に入るから迂回してくれとのこと。
猟犬に吠えられたり誤射されたりしたくないので大人しく要請にしたがって迂回する。
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猟犬に吠えられたり誤射されたりしたくないので大人しく要請にしたがって迂回する。
やあ、昨日登った黒森山や石投山が見えているな。
ツ「けっこう登り応えがあったっぺ」
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やあ、昨日登った黒森山や石投山が見えているな。
ツ「けっこう登り応えがあったっぺ」
コバルトラインという山岳観光道路を「歩く」。朝日が眩しいぜ…。
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コバルトラインという山岳観光道路を「歩く」。朝日が眩しいぜ…。
しばらく歩くと潮風トレイルの杭が現れた。迂回しなければ山中を通ってここに出るらしい。
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しばらく歩くと潮風トレイルの杭が現れた。迂回しなければ山中を通ってここに出るらしい。
コバルトラインからの景色は良好だ。迂回路を教えてくれた人も「こんなとこ通るより景色いいよ」と言っていたっけな。
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コバルトラインからの景色は良好だ。迂回路を教えてくれた人も「こんなとこ通るより景色いいよ」と言っていたっけな。
少し歩くとトレイルの杭は再び山中へ入るように促してくる。この上には金華山古道というのがあるらしい。
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少し歩くとトレイルの杭は再び山中へ入るように促してくる。この上には金華山古道というのがあるらしい。
しかしここも迂回。大六天山へは駐車場がある広場から入ってくれという要請に従ったのだ。
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しかしここも迂回。大六天山へは駐車場がある広場から入ってくれという要請に従ったのだ。
ふぅ、ようやく駐車場とやらに着いたぞ。ここも展望台になっていて景色が良い。
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ふぅ、ようやく駐車場とやらに着いたぞ。ここも展望台になっていて景色が良い。
さて、今度こそ入山するぞ。
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さて、今度こそ入山するぞ。
最初こそ少し急な坂だったが大六天山への道は広く穏やかだった。ただ、あまり歩かれている形跡がない。落ち葉で踏み跡が隠されている。
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最初こそ少し急な坂だったが大六天山への道は広く穏やかだった。ただ、あまり歩かれている形跡がない。落ち葉で踏み跡が隠されている。
電波塔が見えてきたら山頂は近い。
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電波塔が見えてきたら山頂は近い。
電波塔の脇に小さな山頂碑があった。
ツ「登頂!」
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電波塔の脇に小さな山頂碑があった。
ツ「登頂!」
三角点タッチ!
山頂には「展望P→」という標識が設置されていた。展望Pとはこのことだろうか?
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山頂には「展望P→」という標識が設置されていた。展望Pとはこのことだろうか?
うーん? 展望地というにはイマイチだなぁ。
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うーん? 展望地というにはイマイチだなぁ。
…と思ったのだが、そこから少し行ったところに鉄塔広場があった。
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…と思ったのだが、そこから少し行ったところに鉄塔広場があった。
この広場からの展望が素晴らしい。石巻や松島方面を始め…
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この広場からの展望が素晴らしい。石巻や松島方面を始め…
万石浦や…
牡鹿半島と金華山…
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牡鹿半島と金華山…
そして網地島・田代島と、我々がこれから歩いていく場所を一望のもとにすることができる。
ツ「まだまだ先は長いッぺ」
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そして網地島・田代島と、我々がこれから歩いていく場所を一望のもとにすることができる。
ツ「まだまだ先は長いッぺ」
下山は登ってきたのとは反対側の万石浦方面に向かって降りていく。展望地直下は浮石と枯れ葉ミックスの急斜面。
ツ「今の私の足では辛いっぺよ…」
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下山は登ってきたのとは反対側の万石浦方面に向かって降りていく。展望地直下は浮石と枯れ葉ミックスの急斜面。
ツ「今の私の足では辛いっぺよ…」
ツートンが転んだりしたら一大事だなとハラハラしていたのだが、途中からプラ製の階段が設置されていて助かった。鉄塔巡視路様様である。
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ツートンが転んだりしたら一大事だなとハラハラしていたのだが、途中からプラ製の階段が設置されていて助かった。鉄塔巡視路様様である。
急な下りが終わると今度は稜線沿いに小さなアップダウンを繰り返す。終始眺望が良い稜線漫歩の気持ち良い道だ。
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急な下りが終わると今度は稜線沿いに小さなアップダウンを繰り返す。終始眺望が良い稜線漫歩の気持ち良い道だ。
山肌に刻まれた謎の傷。マウンテンバイクの轍だろうか。
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山肌に刻まれた謎の傷。マウンテンバイクの轍だろうか。
何度か道に迷いそうになる。林道に接している方向に踏み跡が濃いからなのだが、トレイルのルートは踏み跡が薄い方へ薄い方へと進んでいくので注意が必要。
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何度か道に迷いそうになる。林道に接している方向に踏み跡が濃いからなのだが、トレイルのルートは踏み跡が薄い方へ薄い方へと進んでいくので注意が必要。
家々のディテールが分かるくらいまで降りてきた。もうすぐ山岳セクションは終わりだなと油断しかけたのだが…
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家々のディテールが分かるくらいまで降りてきた。もうすぐ山岳セクションは終わりだなと油断しかけたのだが…
この先の下りがやばかった。まずはガレガレの急斜面、野茨混じりを下る。なんか数年内に通行不能になりそうな気がする…。
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この先の下りがやばかった。まずはガレガレの急斜面、野茨混じりを下る。なんか数年内に通行不能になりそうな気がする…。
樹林帯まで下れば安心かと思えばさにあらず。林床も地肌むき出しの大荒れの斜面だった。大水でも出たのか?
ツ「とにかく歩きにくいっぺ」
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樹林帯まで下れば安心かと思えばさにあらず。林床も地肌むき出しの大荒れの斜面だった。大水でも出たのか?
ツ「とにかく歩きにくいっぺ」
民家が見えてきたときにはホッとした。しかし民家が近いのに道は石ころだらけの大荒れの状態が続く。
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民家が見えてきたときにはホッとした。しかし民家が近いのに道は石ころだらけの大荒れの状態が続く。
…っていうか、これ枯れ沢なんじゃね? 道の先が暗渠になっているんですが…。道を間違えたかと思ったが、この先にある道標もしっかりこの枯れ沢に案内しているではないか。
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…っていうか、これ枯れ沢なんじゃね? 道の先が暗渠になっているんですが…。道を間違えたかと思ったが、この先にある道標もしっかりこの枯れ沢に案内しているではないか。
集落道がハイウェイに見えるな(笑
ローカットの靴で長いことガレ場を歩いたので足回りがだるい…。
ツ「転ばず降りてこれてよかったっぺよ」
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集落道がハイウェイに見えるな(笑
ローカットの靴で長いことガレ場を歩いたので足回りがだるい…。
ツ「転ばず降りてこれてよかったっぺよ」
針浜の集落を抜け万石浦にたどり着いた。ここを左に進んで牡鹿半島に向かうのが正規ルートなのだが、なんと道が工事中で通行止めだという。
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針浜の集落を抜け万石浦にたどり着いた。ここを左に進んで牡鹿半島に向かうのが正規ルートなのだが、なんと道が工事中で通行止めだという。
…というわけで、またしても迂回路へ。万石浦の北岸を大きく回り込まなければならず今日中に牡鹿半島に入るのが難しくなった。
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…というわけで、またしても迂回路へ。万石浦の北岸を大きく回り込まなければならず今日中に牡鹿半島に入るのが難しくなった。
え、また通行止め?
一体どこまで遠回りさせられるのか…と暗澹たる気持ちになったが、通行止めは車両だけだった。やれやれ。
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え、また通行止め?
一体どこまで遠回りさせられるのか…と暗澹たる気持ちになったが、通行止めは車両だけだった。やれやれ。
JR浦宿駅に到着。ここで切ってもよかったのだが、まだ時間が列車まで時間があるのでもう少し歩くことに。
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JR浦宿駅に到着。ここで切ってもよかったのだが、まだ時間が列車まで時間があるのでもう少し歩くことに。
万石浦越しにさっきまで歩いていた大六天山周辺を眺める。
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万石浦越しにさっきまで歩いていた大六天山周辺を眺める。
迂回路は最初こそ万石浦沿岸を気持ちよく歩けていたのだが…
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迂回路は最初こそ万石浦沿岸を気持ちよく歩けていたのだが…
歩道が無くなった…
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歩道が無くなった…
これは厳しい! 壁に張り付くように前進を続ける。ひっきりなしに車が通り、我々を見ると邪魔そうに避けていく。いや、悪いけどこっちも命がけだよ、これは。
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これは厳しい! 壁に張り付くように前進を続ける。ひっきりなしに車が通り、我々を見ると邪魔そうに避けていく。いや、悪いけどこっちも命がけだよ、これは。
車を避けるのに疲れてしまって石巻に入るというのになんの感動も湧かない(笑
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車を避けるのに疲れてしまって石巻に入るというのになんの感動も湧かない(笑
渡波駅で本日のトレイルを打ち切ることとした。
ツ「お疲れ様でした!」
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渡波駅で本日のトレイルを打ち切ることとした。
ツ「お疲れ様でした!」

感想

潮風トレイル女川エリアの二回目は大六天山を経て牡鹿半島を目指します。
ところがスタートして早々、山の入り口でハンターの集団に出会い入山を止められてしまいました。なんでも獣害駆除で鹿狩りをするので危険だから入山しないでほしいとのこと。我々としても誤射されたりしたら嫌なので素直に従い迂回路を歩きました。迂回路を歩いている間、鹿を追い立てる猟犬の吠え声と銃声がひっきりなしに響いてきたので迂回して良かったなと思っています。警察官等ではないハンターの制止は法的な拘束力があるわけではありませんが…危険を犯してまで正規ルートにこだわるほどのことでもないですしねぇ。なにせここまで散々迂回させられていますから。
また大六天山周辺、とくに南斜面はヤマビルとダニの巣窟だといいます。前日、地元の人から脅されていたのでとにかく足元が気になってしかたなかったです。幸い、気温が低くなってきて活動が低調になったのかヒルもダニも見かけませんでした。金華山、牡鹿半島は特にこれらが多いというので寒いうちに通過してしまわないと…。
最後に万石浦の対岸を大きく迂回させられていますが、これも想定外でした。公式HPに情報が載っていたのですが見落としてました…。そろそろ堤防や道路工事も落ち着いただろうと情報収集が疎かになっていたようです。反省反省。

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