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Yamareco

記録ID: 4908713
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

四ツ又山・鹿岳 (下仁田駅起点・風早尾根・ゼンメイアタマ)

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:08
距離
22.6km
登り
1,298m
下り
1,310m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:57
休憩
1:12
合計
8:09
距離 22.6km 登り 1,309m 下り 1,310m
6:32
4
スタート地点
6:36
122
8:38
28
9:06
9:16
36
9:52
9:54
39
10:33
10:45
9
10:54
11:27
4
11:31
11:46
52
12:38
3
12:41
12
13:28
64
14:32
7
14:39
2
14:41
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
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2022年11月12日 14:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
11/12 14:14
2022年11月13日 09:22撮影
11/13 9:22
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 非常食 ハイドレーション ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ドローン エマージェンシーブランケット

感想

かねてより行きたいと思っていた、西上州の鹿岳と四ッ又山の縦走を決行する。都合のよい時間にバスが無いので下仁田駅を起点とする。帰りは間に合えばバスに乗りたいが間に合わなければ歩く。前夜高崎泊で始発の下仁田行きに乗る。

事前の調査では、風早尾根登山口から天狗峠までの道が不明瞭らしい。地理院の地図とにらめっこした限りでは、最初沢を詰めて、突き当った稜線で尾根にとりつく、比較的単純な地形の様に見えた。

車道の登りが半端なく急登。初っ端で息が切れ、最後まで戻ることはなかった。谷を詰める迄は良かった。落ち葉で覆われてはいるものの、踏み跡はしっかりしていて迷う余地がない。問題は巻き道と稜線の分岐。ここを見落として、そのまま斜面にとりつく。谷の上部あたりから落ち葉が深く、問題の地点ではほとんど見えない。うっすら残る「らしい」ものを選んだが失敗。取り敢えず登れば尾根道に出るとは分かっているが、それほど踏まれているルートでも無いので、GPSを頼りに天狗峠迄進む。途中のゼンメイアタマには標識らしきものもない。峠から先も落葉深くトレースが消えかかっているところはあるものの、かろうじて正しいルートを選択できる。ピンクのリボンが豊富にあるので、周りに注意を払って歩く。四ッ又P1は縦走路と離れ、急登を少し登る。P2にはこれといった登山道は無いようだ。エイヤっと勢いで登れない事はないが、完治していない足首が悲鳴をあげていたのでバス。P3、P4は縦走路上にある。四ッ又をすぎると盛大に下る。

この頃から鹿岳の異様な容姿が樹間越しに見えるようになる。マメガタ峠で大久保集落からの道を合わせ、登りに転ずると、安定の急登が展望台分岐まで続く。展望台は鹿岳の展望地。もはや、この光景は日本のヨセミテといってしまっても良いのではないか。あのピーク、とても立てるとは思えない、圧倒的存在感である。数多くの魅惑的な奇山がひしめく西上州にあって、トップクラスの存在感だ。

しかし、ここに来て足首をいたわるように歩いたツケか、太ももにも激しい痛みが走る。殆ど力が入らず、踏み込むのも怪しい。引き返すには登りすぎているので、騙し騙し歩く。とりあえずコルまで行って考えよう。普段ロープや鎖は殆ど手にしないが、今回は鎖、ロープ頼りとなってしまった。一ノ岳を回り込むように、幾つかのロープを伝って、鹿岳のコルから延びる稜線にたどり着く。

下山ルートの伸びるコルは、稜線を少し一ノ岳方面に戻った所にあるので、先に二ノ岳に登る。足の痛みがひどく、登りきれるか自信がなかったが、鎖場を経て、山頂に立つ。見晴らしが良いという、張り出し尾根は先客が占有しておしゃべりに夢中で、暫く空きそうも無いので、ドローンだけ飛ばして、一ノ岳に向かう。クラシックなハシゴの後、長いロープを越え、さらにしばらく登ると、狭い山頂に着く。少し手前に展望園地のような場所があり、二ノ岳の見晴らしがよい。一ノ岳、二ノ岳ともに、見た目ほど難儀な登りを要求されるわけではなく、比較的安全に登れる。しかし、よくこんなルートを発掘したものだと感心させられる。

コルまで降りて下山開始。冒頭鎖の洗礼を受けるが、それ以外難所はない。ただ落葉が深く、足を取られる。登山口に降りた時点でバス時刻の30分前。まだ一時間程の歩きがあることを考えると絶望的。結局バスには間に合わず、下仁田駅まで5キロ超追加で歩かされることとなった。比較的交通量があり、しかも路側帯の狭い車道歩きは精神的にしんどい。下仁田の駅に着くと、丁度電車の発車時間直前、慌てて電車に乗り込む。乗り過ごせば、1時間は待たされるだろうから、運が良かった。

感想:疲れた!そして、どういうわけか地元の人達に何度も声を掛けられた。とても雰囲気の良い街のように感じられた。ただ、バス便を充実していただかないと、私のような足のない人には、足繁く通うのは難しい。

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