記録ID: 4908713
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船
日程 | 2022年11月12日(土) [日帰り] |
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メンバー | |
アクセス |
利用交通機関
電車
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2022年11月の天気図 [pdf] |
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装備
個人装備 | 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 非常食 ハイドレーション ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ドローン エマージェンシーブランケット |
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写真
感想/記録
by picotan
かねてより行きたいと思っていた、西上州の鹿岳と四ッ又山の縦走を決行する。都合のよい時間にバスが無いので下仁田駅を起点とする。帰りは間に合えばバスに乗りたいが間に合わなければ歩く。前夜高崎泊で始発の下仁田行きに乗る。
事前の調査では、風早尾根登山口から天狗峠までの道が不明瞭らしい。地理院の地図とにらめっこした限りでは、最初沢を詰めて、突き当った稜線で尾根にとりつく、比較的単純な地形の様に見えた。
車道の登りが半端なく急登。初っ端で息が切れ、最後まで戻ることはなかった。谷を詰める迄は良かった。落ち葉で覆われてはいるものの、踏み跡はしっかりしていて迷う余地がない。問題は巻き道と稜線の分岐。ここを見落として、そのまま斜面にとりつく。谷の上部あたりから落ち葉が深く、問題の地点ではほとんど見えない。うっすら残る「らしい」ものを選んだが失敗。取り敢えず登れば尾根道に出るとは分かっているが、それほど踏まれているルートでも無いので、GPSを頼りに天狗峠迄進む。途中のゼンメイアタマには標識らしきものもない。峠から先も落葉深くトレースが消えかかっているところはあるものの、かろうじて正しいルートを選択できる。ピンクのリボンが豊富にあるので、周りに注意を払って歩く。四ッ又P1は縦走路と離れ、急登を少し登る。P2にはこれといった登山道は無いようだ。エイヤっと勢いで登れない事はないが、完治していない足首が悲鳴をあげていたのでバス。P3、P4は縦走路上にある。四ッ又をすぎると盛大に下る。
この頃から鹿岳の異様な容姿が樹間越しに見えるようになる。マメガタ峠で大久保集落からの道を合わせ、登りに転ずると、安定の急登が展望台分岐まで続く。展望台は鹿岳の展望地。もはや、この光景は日本のヨセミテといってしまっても良いのではないか。あのピーク、とても立てるとは思えない、圧倒的存在感である。数多くの魅惑的な奇山がひしめく西上州にあって、トップクラスの存在感だ。
しかし、ここに来て足首をいたわるように歩いたツケか、太ももにも激しい痛みが走る。殆ど力が入らず、踏み込むのも怪しい。引き返すには登りすぎているので、騙し騙し歩く。とりあえずコルまで行って考えよう。普段ロープや鎖は殆ど手にしないが、今回は鎖、ロープ頼りとなってしまった。一ノ岳を回り込むように、幾つかのロープを伝って、鹿岳のコルから延びる稜線にたどり着く。
下山ルートの伸びるコルは、稜線を少し一ノ岳方面に戻った所にあるので、先に二ノ岳に登る。足の痛みがひどく、登りきれるか自信がなかったが、鎖場を経て、山頂に立つ。見晴らしが良いという、張り出し尾根は先客が占有しておしゃべりに夢中で、暫く空きそうも無いので、ドローンだけ飛ばして、一ノ岳に向かう。クラシックなハシゴの後、長いロープを越え、さらにしばらく登ると、狭い山頂に着く。少し手前に展望園地のような場所があり、二ノ岳の見晴らしがよい。一ノ岳、二ノ岳ともに、見た目ほど難儀な登りを要求されるわけではなく、比較的安全に登れる。しかし、よくこんなルートを発掘したものだと感心させられる。
コルまで降りて下山開始。冒頭鎖の洗礼を受けるが、それ以外難所はない。ただ落葉が深く、足を取られる。登山口に降りた時点でバス時刻の30分前。まだ一時間程の歩きがあることを考えると絶望的。結局バスには間に合わず、下仁田駅まで5キロ超追加で歩かされることとなった。比較的交通量があり、しかも路側帯の狭い車道歩きは精神的にしんどい。下仁田の駅に着くと、丁度電車の発車時間直前、慌てて電車に乗り込む。乗り過ごせば、1時間は待たされるだろうから、運が良かった。
感想:疲れた!そして、どういうわけか地元の人達に何度も声を掛けられた。とても雰囲気の良い街のように感じられた。ただ、バス便を充実していただかないと、私のような足のない人には、足繁く通うのは難しい。
事前の調査では、風早尾根登山口から天狗峠までの道が不明瞭らしい。地理院の地図とにらめっこした限りでは、最初沢を詰めて、突き当った稜線で尾根にとりつく、比較的単純な地形の様に見えた。
車道の登りが半端なく急登。初っ端で息が切れ、最後まで戻ることはなかった。谷を詰める迄は良かった。落ち葉で覆われてはいるものの、踏み跡はしっかりしていて迷う余地がない。問題は巻き道と稜線の分岐。ここを見落として、そのまま斜面にとりつく。谷の上部あたりから落ち葉が深く、問題の地点ではほとんど見えない。うっすら残る「らしい」ものを選んだが失敗。取り敢えず登れば尾根道に出るとは分かっているが、それほど踏まれているルートでも無いので、GPSを頼りに天狗峠迄進む。途中のゼンメイアタマには標識らしきものもない。峠から先も落葉深くトレースが消えかかっているところはあるものの、かろうじて正しいルートを選択できる。ピンクのリボンが豊富にあるので、周りに注意を払って歩く。四ッ又P1は縦走路と離れ、急登を少し登る。P2にはこれといった登山道は無いようだ。エイヤっと勢いで登れない事はないが、完治していない足首が悲鳴をあげていたのでバス。P3、P4は縦走路上にある。四ッ又をすぎると盛大に下る。
この頃から鹿岳の異様な容姿が樹間越しに見えるようになる。マメガタ峠で大久保集落からの道を合わせ、登りに転ずると、安定の急登が展望台分岐まで続く。展望台は鹿岳の展望地。もはや、この光景は日本のヨセミテといってしまっても良いのではないか。あのピーク、とても立てるとは思えない、圧倒的存在感である。数多くの魅惑的な奇山がひしめく西上州にあって、トップクラスの存在感だ。
しかし、ここに来て足首をいたわるように歩いたツケか、太ももにも激しい痛みが走る。殆ど力が入らず、踏み込むのも怪しい。引き返すには登りすぎているので、騙し騙し歩く。とりあえずコルまで行って考えよう。普段ロープや鎖は殆ど手にしないが、今回は鎖、ロープ頼りとなってしまった。一ノ岳を回り込むように、幾つかのロープを伝って、鹿岳のコルから延びる稜線にたどり着く。
下山ルートの伸びるコルは、稜線を少し一ノ岳方面に戻った所にあるので、先に二ノ岳に登る。足の痛みがひどく、登りきれるか自信がなかったが、鎖場を経て、山頂に立つ。見晴らしが良いという、張り出し尾根は先客が占有しておしゃべりに夢中で、暫く空きそうも無いので、ドローンだけ飛ばして、一ノ岳に向かう。クラシックなハシゴの後、長いロープを越え、さらにしばらく登ると、狭い山頂に着く。少し手前に展望園地のような場所があり、二ノ岳の見晴らしがよい。一ノ岳、二ノ岳ともに、見た目ほど難儀な登りを要求されるわけではなく、比較的安全に登れる。しかし、よくこんなルートを発掘したものだと感心させられる。
コルまで降りて下山開始。冒頭鎖の洗礼を受けるが、それ以外難所はない。ただ落葉が深く、足を取られる。登山口に降りた時点でバス時刻の30分前。まだ一時間程の歩きがあることを考えると絶望的。結局バスには間に合わず、下仁田駅まで5キロ超追加で歩かされることとなった。比較的交通量があり、しかも路側帯の狭い車道歩きは精神的にしんどい。下仁田の駅に着くと、丁度電車の発車時間直前、慌てて電車に乗り込む。乗り過ごせば、1時間は待たされるだろうから、運が良かった。
感想:疲れた!そして、どういうわけか地元の人達に何度も声を掛けられた。とても雰囲気の良い街のように感じられた。ただ、バス便を充実していただかないと、私のような足のない人には、足繁く通うのは難しい。
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この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 四ッ又山 (900m)
- 鹿岳 (1015m)
- 大久保山登山口入口
- 四ッ又・鹿岳山登山口駐車場
- 鹿岳登山口
- 鹿岳駐車場
- 鹿岳(一ノ岳) (985.8m)
- 天狗峠
- マメガタ峠
- 下仁田駅
- 道の駅オアシスなんもく
- 下仁田町営無料駐車場
- 小沢橋バス停 (310m)
- 青岩公園
- 大桑原の大褶曲
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