三条の湯から雲取山往復
- GPS
- 27:08
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,886m
- 下り
- 2,854m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:20
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:54
6:08駐車スペース-7:56林道終点-8:32テント場
<休憩とテント設営>
9:13テント場-11:26三条ダルミ-12:10雲取山山頂-12:30同発-14:34テント場
11月19日(土)
7:16テント場-9:08駐車スペース
天候 | 11月18日(金):晴れ、無風・微風 11月19日(土):快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
後山林道は特に危険箇所なし。三条の湯から雲取山までは、落ち葉が厚く堆積している箇所が多く、踏み跡が不明瞭になっているところもあったが、マーキング等も参考にすれば迷うことはないと思う。 |
写真
感想
11月18日(金)
6:08に行動開始。周囲は明るくなってきており、ヘッドライトは2人とも使用せずに歩き出せた。後山林道は歩く分には問題ないが、長くて単調。景色も変わり映えしないので黙々と歩くしかない。特に今回自分はテント場で食べる食材を大量に担いできたため、ザックが重い。あまりあちこちで止まって写真を撮る余裕もないので、Zさんにカメラを預けて撮ってもらう。自分よりは身軽なZさんはあちこち止まっては写真を撮っていたようだ。林道は、歩き始めのほうがまだ紅葉がきれいだったが、雲が多くて写真を撮っても映えないようだった。自分は重たいザックを担いでとにかく止まらず先に進む。歩き始めは半袖長袖のシャツに、さらにフリースまで着ていたが、暑くて途中で長袖シャツ一枚になって歩いた。7:56に林道終点に到着。ここで今日最初の小休止。持参した麦茶を飲みカステラを食べる。ここからようやく山道だが、良く整備されているのであまり登山道っぽくはない。ザックの重さにも慣れてきたが、三条の湯まではもうすぐ。緩い坂を登りつつ距離を伸ばし8:32に三条の湯のテント場に到着。出発から2.5時間ほど、ほぼ予定どおりだった。ここで二手に分かれて準備する。Zさんは小屋前の坂を登って受付へ。自分はテントの設営。平たくて寝心地の良さそうなところを選んで設営する。そうこうするうちにZさんが戻ってくる。テントと温泉の受付をしてもらい、さらにのめこい湯の割引券ももらってきていた。これで帰りの温泉も安泰。
テント設営後、それぞれサブザックに荷物を詰め込み、水を少し積み増しして9:13に行動再開。雲取山を目指す。去年も同時期にここから雲取山を目指し、自分は無事往復できたが、Zさんは体調が今ひとつだったので諦めてテントに戻っていた。今年はどうなるだろうか。小屋を出てからひたすら落ち葉の厚く堆積した登山道を進む。最初のうちは落ち葉ラッセルもこの時期らしくて楽しかったのだが、それがえんえん続くとさすがに飽きてくる。実際的な問題として、登山道が見えづらいし、落ち葉の下にある木の枝や岩に気付かず躓くこともある。転ばないよう慎重に進むしかないのでペースも落ちる。それにえんえん続くのは樹林帯も同じなので、展望がなく景色が変わり映えしない。歩いても歩いても同じ景色が見えるようで、気分的にもあまり高揚しない。とにかく足を止めず進むしかない。それに一度大きく標高を下げる箇所があり、こんなに下がるのか?と思ってしまった。去年も同じことを思った筈だが、1年経過して忘れていた。GPSを見ていたら60メートル程度標高を下げるのだが、気分的には倍以上に思えた。下降後はだらだら登りが続く。テント場出発から2時間以上経過して稜線の三条ダルミに到着。コースタイムとあまり変わりない。ここまで麦茶だけで上がってきたので、2人とも空腹。座ってしっかり食べてからこの先の急登に備える。食べたら行動再開。昨年来たときに山頂直下が急登だったのを覚えていたが、やはり今年も急に感じた。Zさんは初めてなので自分のペースで進んでもらう。自分も前半の重量物担ぎの林道歩行が効いたのか、足が重くてペースが遅かった。山頂付近には12:10頃に到着。Zさんもほぼ同着。山梨側の山頂標と避難小屋を過ぎると、東京都と埼玉県の堺にある立派な山頂標の前に至る。自分は何度か来たことのある場所だが、Zさんは初登頂。しかも昨年敗退した後だったので良かった。山頂標で写真を撮るが、どれも逆光になってしまった。天気は晴れていたものの、雲が多く湧いていて遠くまで見渡せない。Zさんは雲取山からの富士山を見たかったようだが、今回はダメだった。次回以降のお楽しみ。山頂付近から避難小屋へ移動し、外のベンチに座って休憩。ここは日当たりが良くて暖かだった。三条ダルミで補給したばかりだったが、ここでも座って飲食する。その間も鴨沢からのルートで山頂まで上がってくるハイカー多数だった。一方で我々は、三条の湯を出てからここに至るまで誰も見掛けなかった。三条の湯からのルートは決してマイナーなルートではないと思うが、巡り合わせだろうか。避難小屋のベンチでしばし休憩後、下山も時間がかかるので12:30に行動開始。三条ダルミに下り始めたら、以降三条の湯まで再度誰も見掛けなかった。下りも長いかと思ったが、案外そうではなくて、登りよりは快適に進むことができた。飲み食いしてザックの中身が減って軽くなったことも一因だろう。約60メートルの登り返しも割とスムース。それよりもやはり落ち葉ラッセルのほうが大変だった。本当に分厚いところでは、落ち葉を踏みしめる音が大きくて、会話もままならないほどだった。黙って進むしかない。順調に標高を下げると、眼下に三条の湯の屋根が見えるようになった。下りは思ったよりも早くて、14:34にはテント場に到着できた。山頂から2時間強。登りは大変だったけど、下りは割と楽だった。
テント場は、我々含めて3張りと少なかったし、その後夕方になっても変わらなかった。下山後はお待ちかねの温泉。タオルを持って再度小屋まで上がる。お湯に浸かり汗を流し、温泉の後は持参した食材で鍋料理。重い思いして持参した甲斐があった。食後に2度目の入浴をし、19時頃就寝。が、その後自分だけ腹痛に見舞われ再度坂を登ってトイレにかけこむ。キャンプで腹痛になったことないので焦ったが、その後はぶり返すことなどなく20時には再度就寝。湯冷めすることなく暖かく眠れた。
11月19日(土)
5時起床。その前に何度か目覚めたりしていた。気温は分からないが、寝ていてもそれほど寒さは感じなかったので、氷点下まで下がってはいなかっただろう。テント内を片付けた後外に出て朝食の準備。外はまだ暗く、星がよく見えた。昨日の鍋の残りにうどんを入れて煮込む。さらに昨日は満腹で飲む気になれなかった甘酒で体を温める。パッキングとテント撤収も進め、一度小屋に上がってから7:16に行動開始。今日は2時間ほど歩くだけなので気が楽だ。それより何より、食材をほぼ食べ尽くしたので荷が軽い。体の負担が一気に減った気がする。テント場を出て下り基調の登山道を進み、30分かからず林道終点へ。特に休まず進みあとはひたすら林道歩き。天候は昨日より良くて快晴。今日雲取山へ行きたかった、等々話ながら下る。登りのハイカーとも時折スライドする。歩き続けると紅葉がきれいな箇所に時折当たる。写真を撮りつつ進む。昨日はザックが重くて自分はほぼ写真撮影しなかったが、今日は撮る余裕があった。テント場を出てから2時間弱で駐車スペースに到着。下りは楽だった。後片付け後、いただいた割引券を利用するため、のめこいへ移動。汗を流してから帰宅した。
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