日和らなかった「黒菱〜唐松岳ピストン」 エライぞ! 51歳!


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:17
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題は無い |
その他周辺情報 | 黒菱駐車場から5分ほど下ったところに「北尾根の湯」が新設(?)された。決して大きくはないが、一汗ながすには充分である。今年は8/20までオープン記念(?)で半額の300円。通常は大人600円。 |
写真
感想
今夏、テント泊の山行はあきらめざるをえない日が続いた。せめて日帰りでも良いから「カラッと晴れた森林限界の山行」を狙って… 8月19日(火)に唐松ピストンを決行した。午前中は青空が出てくれるのでは… と願って朝5時に長野の自宅を出発。白馬に着く頃は稜線は見えていたが… 願いむなしく雲底は下がる一方の1日でした。
起床予定時刻より早く目が覚めてしまい、当然のごとく予定時刻より1時間以上早く黒菱駐車場に到着した。リフト運行まで1時間20分あったのでどうしようかとちょっと悩み… 八方池山荘まで黒菱リフトを含めて「3機分」だと勘違いしていたこともあって、途中からリフトに乗り込もうと決めて歩くことに決めた。
ゴンドラ終点だと思っていた黒菱リフト終点(実は、アルペンリフト終点)まで快調に進み、トレッキングコースの表示に従い進んでいくと… 2本目のリフト(実は、八方ロマンスリフト)の終点に八方池山荘が見えてきた。50分で八方池山荘に着けたことは嬉しい誤算で、「1時間以上待つことなく歩いた行動」が良かったと思えた。登山者がまばらな八方池山荘を出発し、稜線ルートを快調に進む。白馬三山から五竜岳・鹿島槍ヶ岳の稜線は雲がまとわりつき、雲底は時間とともに下がってくる。
丸山ケルンの直下でガスに包まれた。一気に雲が下がったことを感じたとき、「日和ろうかな(下山しようかな)」と真剣に思った。この雲は消えないと確信してしまった。「でも… 唐松山荘までは行こう。雲が切れるかもしれないから。」と言い聞かせたが、一気に身体が重くなって、足が進まなくなった。「精神は肉体を支配する」を実感した。
そこから先は「惰性」だった気がする。ガスの中の唐松山荘を通過し、ガスの中の唐松岳で証拠写真を撮り、一気に下山した。八方池辺りまで下がると陽が差してきた。時間も早いので、下りのリフトを使わずに黒菱平まで歩いた。
運転中に眠くなるのが怖いので、下山後に温泉に入ったことはない。しかし、身体の疲れをほとんど感じなかったし、「北尾根の湯」の看板がいくつもあるので、入ることを決めた。オープン記念のためか半額では入れた。決して大きな施設ではないが、山の汗を流すには充分だった。
八方尾根の場合、ゴンドラやリフトの運行開始時刻で行程に制約が生まれてしまうが、「黒菱平〜八方池山荘」を1時間で歩けることが分かったことは成果ではある。具体的には「黒菱平〜八方尾根〜唐松岳〜五竜岳〜遠見尾根」の日帰りは十分可能である。しかし、車が2台無ければ(黒菱平までの)タクシー代がかかってしまうことがネックにはなるが…。
蛇足 娘に「エライぞ!」って自分をほめているの?と聞かれた。確かに「ほめる」意味もあるが、「大変」の意味もあると答えた。
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