小谷山《今年最後の寅年の山・小谷山〜虎御前山》
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- GPS
- 05:57
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 567m
- 下り
- 569m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:34
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・登山口−JR河毛駅 JR高槻駅7:36発〜河毛駅9:17着 ・下山口−JR虎姫駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈登山ポスト〉 ・追手道コース登山口にあります 〈道の状況〉 ・危険個所はありません |
写真
感想
JR河毛駅に降り立つと、浅井長政公とお市の方の座像が出迎えてくれます。大河ドラマを思い出します。今日はその歴史を辿る山行になります。
河毛駅から小谷山へ、虎御前山から虎姫駅が今日のハイキングコースです。
小谷山への登りは追手道コース小谷山登山口、下りは山崎丸コース小谷山登山口までの周遊尾根コースになります。
河毛駅から車道を30分ほど歩くと小谷山登山口に着きます。ここから小谷城本丸跡を目指します。
途中、金吾丸跡に立ち寄ります。ここは姉川の敗戦で援軍を要請した朝倉金吾教景が小谷城に布陣したのが金吾丸と伝えられています。
さらに30分ほど登ると小谷城本丸跡に到着する。
小谷城は、信長の妹、お市が嫁いだ城で知られています。
本丸から京極丸跡をめぐり、山王丸跡、六坊跡に下ると清水谷分岐に出合います。そのまま直進、短いが最後の急坂を登ると小谷山山頂の大嶽城跡です。そ中間ほどに位置する岩尾の展望台からは鈍色に光る琵琶湖や長浜市街、山頂を雲と雪に覆われた伊吹山や霊仙山を見渡すことができる。
12時ジャストに小谷山山頂の大嶽城跡に到着する。山頂は広く昨日来の薄雪が残り、立ち止まると一瞬にして身体が冷え一枚重ねをして昼食を摂る。暫くして山頂を後にします。下りは山崎丸尾根コースを取ります。
尾根道は緩やかな下り、その途中では眼下に虎御前山、琵琶湖と竹生島や遠方には雪を頂く赤坂山、高島トレイルの山脈が拡がっていました。
織田軍が布陣した虎御前山城に対する前線に位置する山崎丸跡を過ぎると、間もなく清水神社の鳥居が目に入ると下山口です。
小谷城といえばイメージするのは、落城というストーリー。そして小谷山から南に伸びる尾根を城郭化している中世の山城だと実感できました。
一旦もと来た道を引き返し、北陸自動車道の下を潜り抜けると虎御前山河毛登山口です。急坂を登り尾根に取り付くと緩やかな坂の尾根道に変わります。虎御前山への登山コースは基本的に尾根通しの一本道です。南北に登山口があり虎御前山周辺には陣跡だけでなく、古墳もたくさんあります。登り始めてしばらくすると柴田勝家砦跡、そこからから少し進み、小高い場所にある木下秀吉陣地跡です。さらに10分ほど進んだところにある、織田信長陣跡地のほうが少しだけ標高は高いようでした。登山口から20分ほどで虎御前山の山頂に到着します。
織田信長陣地跡は他の陣地跡よりも見晴らしがよく、小谷城と向かい合うように築かれていたみたいです。
このあたりから下山するまではほとんど平坦〜やや下りの道が続き、とっても足取り軽く進めました。尾根道から琵琶湖の展望が広がっています。真正面の琵琶湖内にある島は竹生島です。
虎御前山周辺には陣跡だけでなく、古墳もたくさんあります。古墳群を抜けるとNTTの電波塔があり、ここで林道に突き当たります。
林道をしばらく下ると車止めゲート、ここが下山口の虎御前山中野登山口です。ゲートを過ぎると公園の様な広場がありました。正面に霊仙山が拡がっています。
途中に岩屋寺の祠があり、矢合神社を通過して集落を抜けるとJR虎姫駅です。こうして無事に今日の山行が終了しました。
残念なことは、冬の雪山を想定し訓練を兼ねた冬装備をしてきたことです。また一層、年明けの雪山に期待が膨らみました。
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