記録ID: 50345
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ハイキング
甲斐駒・北岳
尾白川渓谷
2009年10月31日(土) [日帰り]
山梨県
- GPS
- 06:20
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 602m
- 下り
- 584m
コースタイム
07:50 南アルプス公園尾白渓谷駐車場⇒ 08:00 甲斐駒ヶ岳神社(竹字)⇒ 08:10 千ヶ淵⇒ 09:05 旭滝⇒ 09:30 百合ヶ渕⇒09:50 神蛇滝⇒ 10:35 不動滝⇒ 11:20 林道出合⇒11:25 錦滝⇒ 11:40昼食 12:05⇒ 12:25 不動滝⇒ 13:00 神蛇滝上尾根下山道⇒ 13:37 黒戸尾根分岐⇒ 13:55 甲斐駒ヶ岳神社(竹字)⇒ 14:10 南アルプス公園尾白駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
山梨県北杜市国道20号線(甲州街道)の、白州中学校東交差点を西方向へ入り、甲斐駒ヶ岳の裾野の紅葉を正面に見ながら道標に従って進みました。自家用車なら7〜80台は置けるスペースがある無料の北杜市営南アルプス公園尾白駐車場に車を置きました。駐車場端には水洗トイレが完備されていました。 甲斐駒ヶ岳神社までは、白州観光キャンプ場尾白を下に見ながら道幅3メートル程の車道を進みました。 甲斐駒ヶ岳神社本殿の左を通り尾白川に架かっている吊り橋を渡り、甲斐駒ヶ岳登山道を左手山側に見て尾白川渓谷道を沢に沿って登って行きました。 鉄の梯子段を下がり千ヶ淵の河原に降りた後に、勾配が急な鉄梯子を登って細い尾根を通り、旭滝に向かいました。渓谷道から少し外れて、岩場を下がり旭滝を見てきました。渓谷道を登り旭滝上に出ると、渓谷道の沢側は深い沢まで急角度で切れ落ちて落差で通過するのに緊張しました。百合ヶ渕は、上から覗き見するだけにしました。岩場の渓谷道を更に登って行くと、平坦になり、数人の登山者が休憩をとりながら、神蛇滝を覗き込んでいました。 尾根道分岐を左に分け不動滝に向かうと渓谷道は緩やかな登りになり、危険な場所も無く進む事ができました。しばらく進むと吊り橋が見え、沢へ下がる途中から不動滝がよく見えました。吊り橋を渡り不動滝近くまで行き、整備されずに荒れた登山道を更に登り林道に出ました。荒れて一部が崩壊した林道を下がって日向山への登山口に向かいました。 日向山登山口にある東屋の横を通り、錦滝を見てから早めの昼食を採りました。 昼食後、神蛇滝が見える尾根道分岐まで戻り、尾根道を下がり黒戸尾根分岐を経由して尾白駐車場へ戻りました。 徳仁皇太子殿下甲斐駒ヶ岳御登頂記念碑 1990年7月18日南公園尾白駐車場より、黒戸尾根を登頂して五合目小屋にて昼食を採り七丈小屋に御宿泊、翌日甲斐駒ヶ岳山頂に登頂されました。駒津峰から仙水峠経て、長衛荘に御宿泊しました。三日目は仙丈ヶ岳に登頂して無事に帰京されました。厳しい南アルプスの大自然を愛され出会い人々に親しく話しかけられました。御成婚を祝し有志集い記念碑を建立・・・尾白駐車場に有りました。 甲斐駒ヶ岳神社(竹字) 甲斐駒ヶ岳の名称は建御雷神(たけみかづちのかみ)から生まれた、天津速駒という白馬が住んでいたのに由来します。同様に尾白川も、この白馬の尾から取られたものです。甲斐駒ヶ岳は信州の人今右ェ門の次男権三郎(後に弘幡行者開山偉力不動尊)によって開かれた信仰の山です。駒ヶ岳神社は甲斐駒ヶ岳の麓にあり、今から約270年前に駒ヶ岳講信者が建立須佐之男命(すさのおのみこと)の子おおあなみちのみことが祭られています。毎年4月12日神楽が行われ講者、氏子の参拝で賑やかです。・・・白州町案内板 現在の本殿は平成18年10月28日に竣工され新しくなっていました。 旭滝 朝早く登ると太陽の光に映えて滝しぶきは七色の虹となり、滝はコバルト色に輝いてその美しさは絶妙です。・・・白州町案内板より 百合ヶ渕 面前そそり立っ巨大な屏風状の岩が、グドバ岩です。ある日一人の行者が登って行くと一輪の百合の花が川瀬に止まりしばらくすると花は静かに沈んでそこには大きな穴があき満々と水をたたえ始めました。行者は甘い香りにしたり一刻を深い眠りに誘われました。・・・白州町案内板より 神蛇滝 百合ヶ渕で深い眠りに誘われた行者が目を覚ますと、枕辺に龍が現れ「この石渡り前を見なさい」と言いました。行者は石を渡り木々枝折って前を見ますと美しい三段の滝が現れました。・・・白州町案内板より 不動滝 その昔一人の延命行者が駒ヶ岳への入山を許されました。行者はこの滝にうたれ修験の道に励みとうとう駒ヶ岳への登山道を開きました。行者がいずこへ立ち去ると滝のしぶきが前の大岩をたちまち削り人の顔をかたち造りました。よく見るとその時の延命行者に似ていました。・・・白州町案内板より |
写真
感想
登山地図を見て軽い気持ちで、尾白川渓谷に入りました。想像していたイメージとは違い、危険箇所が何箇所か有りました。渓谷道は滝を巻くように登っているので、沢まで深く切れ落ちた所を通過します。滝つぼ付近の岩場は、水しぶきなどがかかり濡れて滑りやすいので、滑落しないように充分な注意が必要です。低山散策の滝巡りなど軽い気持ちを捨て慎重に行動して下さい。景観は申し分なく、十分ずぎるほど楽しめました。日本名水百選の尾白川の流れもすごく綺麗でした。緊張感を保ちスリルを味わった楽しい渓谷巡りでした。
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