ようやく涼しくなりました。今日は北山の未踏峰、桟敷ガ岳へ。

2014年09月19日(金) [日帰り]

• GPS: 01:57
• 距離: 2.8km
• 登り: 340m
• 下り: 330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:16
• 合計: 1:58

距離 2.8km 登り 340m 下り 345m

10:11 スタート地点
11:08 11:24 桟敷ヶ岳
12:09 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

祖父谷川林道の登山口手前に1台のスペース。もう少し戻ると道端に数台のスペースがありますが、落石がありそうなところには駐車しないほうがいいです。

コース状況／危険箇所等

祖父谷からの登り道は基本しっかりしていますが、一部沢の渡渉個所があります。増水時には気をつけて。また斜面のへつり部は滑りやすいので注意です。

写真

祖父谷は先日の雨でかなり増水したみたいです。川には色々なものが流されてきています。これはバイクのようです。

増水したときには近寄らないのが正解です。

通行止めのサインのちょっと手前が登山口です。車はもうすこし下に停めました。

ここが登山口。300名山にしては寂しい？？

こんな沢だか、登山道だかわからないところを登って行きます。今日はソロなのでちょっと不安になります。

登りきったところに花が。これはミヤマママコナかな？
花の少ない時期なので癒されます。

稜線手前から桟敷本峰が見えます。あと少し。

頂上手前に小ピークがあり、高圧鉄塔が建っています。東西がよく開けていてこれは西側。遠方に見える三角錐は多分丹波の三岳です。

登山口から約1時間で頂上。それでも登りはかなりハードでした。

これはアキチョウジでしょうか。

随分ひどい三角点標識だなと思ったら・・・

最近のものは近くに定置されていました。それにしても古いものも残されているのは珍しいですね。

感想

mizutani824

土日の天気がいまいちということで、晴れている内にと急遽京都北山の名峰、でも未だ未踏の桟敷ヶ岳へ出発。出るのが遅かったせいもありできるだけ短時間で登れるルートということで祖父谷川林道を車で走り、道路終点付近からの登山道を上ることにする。雲が畑の最後のバス停からは林道を7キロくらい走ったところにある。歩くと2：30くらいはかかりそう。林道には駐車場はないので路肩に置くことになるが、崖の下等の落石危険個所は避けるとするとあまりたくさんの候補がないので注意だ。平日ということで登山口から100mほど林道を下った部分が空いていて助かった。さて登山口は写真の通りみすぼらしいが、道はしっかりしているようだ。ところで桟敷ヶ岳とは珍しい名前だが、由来は皇位継承に敗れた惟喬親王がここに桟敷を作って京の町を望んだことにちなんでいるという。京都らしい名前の山だ。
登山口からはかなりの急登が延々と続く。標高差400mほどだがとぎれることのない登りだ。休み休み登ればたいしたこともないのだろうが、なんせ一人なのでどうしても先を急いでしまう。頂上そばの小ピークには鉄塔があり、ここまで息を切らせて到着。ここからの眺めはとても良い。丹波の山や北山の山がよく見える。鉄塔から約10分で頂上。896m。二等三角点がある。ここの三角点は標識石が2個。新旧のものが並んでいて珍しい。帰りは別の道をと思ったが踏み跡が薄いのとソロであったので、安全を期してピストンとする。他にも色々コースがあるので、次回は友人を誘って探検してみよう。