烏ヶ山・鳥取県
- GPS
- 06:07
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 570m
- 下り
- 563m
コースタイム
天候 | 快晴、ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伯耆大山口ローソン経由、大山オートキャンプ場 |
写真
感想
今回は、山スクールの卒業山行として、受講生が計画する山行。硫黄岳と赤岳の予定であったが、18日が荒天の為予定を変更した。宿泊は、大山オートキャンプ場にてテント泊。伯耆富士を眺めながらの夕食は格別だった。翌朝、登山口がある休暇村奥大山に移動して、出発の準備をする。下山後の入浴施設もある。
岩稜帯と雪ミックスのコンディションだった。急登は長く、とても体力が必要なルート。条件によっては、ナイフリッジの箇所を通過するポイントもあり、しっかりとしたアイゼン&ピッケワークが必要。技術・体力共に、赤岳(文三郎・地蔵ノ頭)よりも難度が高い。ロープ・ギア・雪山三種の神技は必携。
今回は、思っていたよりも雪が残っており、困惑する部分もあったが、全員無事に下山することが出来た。1230ピーク辺りから斜度は大きくなる。新小屋分れの直前では、45度をはるかに超えるの傾斜となり、滑落に十分注意しながら進む。数か所のナイフリッジは、雪が少なくなっているお陰で、難度は下がっていたように思う。
往路は、しっかりとトレースが残っていたが、復路の新小屋分れからカーラ谷登山口までは、明瞭なトレースが無く、尾根筋を進むことに努めた。少し進むと、登山道を発見できたので、それに沿って進むが、気が付くと別の尾根筋に移っており、正規ルートから外れていたことに気が付く。地図上では、そのまま下山しても、麓の舗装道路に出ることが出来るように見えたが、窪地や等高線に現れない乗越などがあることを考慮して、正規ルートを目指す為トラバースする事にした。その際、自身も含め数人が、雪面を滑落した。幸い大きなトラブルとはならなかったが、滑落停止の難しさを実感した。正規ルートに戻る直前で、谷筋を渡る際、雪崩の可能性があるように見えた為、一人ずつ慎重にトラバースした。その後は、急傾斜から緩斜面に変わっていく雪面を、方向に注意しながら下山した。
今回は、全般的にほぼ計画していた行程で進んだ。道中の行程・設営・準備、各員全員が段取りよく、パーティーワークが整った山行であった。帰路に寄った、ヒルゼン大将のジンギスカンの「生ラム」焼肉は、格別に美味しかった。
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