阿蘇山・高岳 〜父との山歩き 途中撤退〜

2014年11月30日(日) [日帰り]

• GPS: 03:28
• 距離: 3.8km
• 登り: 464m
• 下り: 463m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:19

距離 3.8km 登り 465m 下り 472m

8:37 阿蘇山東駅
11:56 阿蘇山東駅

天候

晴のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙酔峡駐車場（トイレ、案内所あり）

コース状況／危険箇所等

噴火警戒レベル2（火口周辺規制　1km）
火山灰に覆われ足元、案内のマーカーがわかりにくい

写真

父と約束していた阿蘇登山。やっと約束が果たせました。2か月前から予定していたものの、火山活動が活発に。天気も午後から悪くなるとの予報。

11/30 8:30

高岳を望む。安全のため、尾根をピストン予定。

11/30 8:40

駐車場東側の橋を渡って登り始めます。登山届はここを少し登ったところにあります。我々以外には記載なし。

噴煙が高く立ち昇り・・・

反対側の空まで続いています。

11/30 8:44

ミヤマキリシマが狂い咲きでしょうか。残念ながら火山灰に埋もれています。

ゆっくりゆっくり慎重に登る父。

道もすべて火山灰に埋まっています。一面茶褐色の世界です。父曰く、本当はツルツルとしたきれいな石なんだけどなあ・・・。

霧なのか噴煙の影響かか麓は霞んでいます。それでも絶景！

11/30 9:24

九重連山も望めました。

11/30 9:33

なんだか木の根っこが飛び出したようですが・・・

11/30 9:33

火山灰を除くとふつうの雑草です。

11/30 9:42

綿毛のような花。

11/30 9:59

300mくらい登ったところにある中間点。ここまで1時間以上かかりました。

岩にしがみつきながら登る父。怪我しないように、ゆっくりね。

11/30 10:39

予定よりも大分早く、1300mを過ぎた辺りで雨が降り出しました。

11/30 10:40

高岳まであと約200m余りでしたが、父の健康を考え、ここを今回の頂上として、戻ることにしました。

11/30 10:47

中岳火口方向を望む。旧ロープウェイ頂上駅が真横に見えます。

11/30 11:10

下る途中で一枚。火山灰、ガス除けのため終始マスクをして登っていました。

無事、駐車場に戻る。雨は激しくなり、高岳は雲の中。
戻ってきて正解でした。

11/30 11:58

記入した登山届を自ら回収した直後に警察の方が確認に来られていました。ご苦労様です。

11/30 21:12

夜には家内と母と合流し、両親を内牧温泉の旅館へ招待。美味しい料理に風情のある温泉。久しぶりにゆっくりと話ができた良い旅でした。

撮影機器：

DMC-FX30 Panasonic

感想

smoker

前回、父と地元福岡の福智山に登ったのが1年半前。病気を克服し、登り終えた父が次は阿蘇山に行こうと言ってくれたことがうれしかった。
御嶽山のこともありましたが、このチャンスを逃すと次いつ登れるかわからないので、2か月前から準備をして阿蘇まで遠征しました。

高低差でいえば600m程度。短時間で往復できるかと思っていましたが、さすがに父も年齢には勝てず、苦戦していました。一面茶褐色の火山灰に覆われ、歩きにくかったこともマイナスでした。
残念ながら途中雨が降り出したので、頂上まであと少しでしたが、安全のため戻ることとしました。
私たち親子の頂上は1335mとしました。

頂上まで行くことはできませんでしたが、父と約束が果たせ、一緒に登ることができたこと。また、無事下山できたことに感謝。

良い思い出になりました。いい山歩きでした。