唐倉山
- GPS
- 05:51
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 449m
- 下り
- 434m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 5:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口が見落としやすい。 林道から左へ急カーブして登山口にはいる。 まっすぐ伸びている道は間違い。 林道の右側に登山口の表示がある。 |
写真
感想
南会津町で出来るマルチピッチルート。
わずか3ピッチだが、はだか岩の正面スラブは傾斜が強くスリル満点。
支点がすべてリングボルトかRCCボルトというのもスリルに拍車をかける。
唐倉山自体も登山道がスリリング。
標高差たった400mとは思えない充実した登山できると思う。
毛虫が多いので秋の紅葉時期が適期だろうか。
毛虫はチャドクガではなかったのが救い。
はだか岩の取り付きへは登山道を進む。
はだか岩が見えると、登山道がはだか岩の基部に沿って右に曲がるが、曲がらずに基部に沿って左へ行くと100mほどで南稜の取り付きがある。
さらにそこから左へ100mほど行くと正面スラブの取り付き。
西稜へは行かなかったので取り付きは不明。
南稜は20m?2ピッチ。
1ピッチ目で稜線にでて、2ピッチ目で正面スラブの終了点まで行く。
ロープが屈曲して重くなるので途中でピッチをきった。
1ピッチ目は苔むしておりスリップ注意。
2ピッチ目は階段状のスラブで快適。
正面スラブの終了点から懸垂下降し、正面スラブにアタック。
懸垂は40m。
正面スラブは最初階段状のスラブでⅢというカンジだが、だんだんと悪くなっていき終了点手前の4つのリングボルトが核心。
際どいバランスとリングボルトの恐怖感で登ることになりヌンチャクを掛けるたびに雄叫びをあげた。
終了点から2つ手前のリングボルトが1番難しく、残念ながらA0。
上に行くほど手がかり、足がかりがなくなり傾斜も垂壁に近くなる。
正面スラブの終了点は立派な立木にロープスリングが何個も巻かれている。
正面スラブの終了点からはだか岩の頭まで15mのピッチ。
岩は外傾しているものの、スタンス・ホールドはしっかりしており見た目に反して容易に登れる。
頭にRCCボルト&リングボルトの終了点あり。
3ピッチ目は稜線の登山道へ合流するトラバース。
ロープがなくても大丈夫そうだが、スリップするとお陀仏なのでロープを延ばした。
支点は2箇所あり。40mのピッチ。
支点がすべてリングボルトかRCCボルトなので緊張感&恐怖感がすごい。
ボルト自体はすべて真新しく、ここ1〜2年の間に打たれたものではないだろうか。間隔も狭く打ってあるので安心感は少しある。
福島県内でできる貴重なマルチルートだと思う。
整備してくれた方に感謝!
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