根子岳
- GPS
- 04:06
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 773m
- 下り
- 775m
コースタイム
天候 | 曇り、時々雪、のち晴れ 微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・スノーキャット運行前のため、ゲレンデより上は基本的に整備や圧雪はされていない。ツアーコースとは言え整備が入るまではBCスキーの装備なくして入ることは避けるべき。 ・積雪はスキーをするには十分だが、ところにより下草が見える。もう一降りあれば快適になると思われる。 ・雪質は低温と悪天候により良かった。気温は行動中で-9℃を確認。 |
写真
感想
ツアーコースを利用した根子岳はこれまで何度も行っているが、今回はスノーキャット運行前の時期を狙ってみた。視界が悪過ぎて敗退かとも思ったが、何とかピークを踏み、下りは軽い粉雪を楽しめた。
駐車場は6時30分頃に到着。除雪の最中で邪魔になるかと思ったが、ちょうど1台分駐車するところを除雪してくれた。感謝。外は-7℃くらいと思ったほど寒くない。天気予報では昼頃から晴れるとのこと、回復傾向を信じて出発した。早朝のゲレンデは整備の途中なので邪魔にならないよう端をシールを貼ったスキーで登る。約半年ぶりのシール登降は下半身に堪え楽ではない。このルートは山頂まで緩い登りでジグザク登降が不要なのが救い。天気は登れど登れど回復せず、リフトの降り場付近にあるはずの建屋も近付くまで全く見えないほどだった。視程はあっても100m程度か。視界は最悪だが風は弱く雪も時折ちらつく程度なので行動に支障はなかった。
ゲレンデを過ぎていよいよ非圧雪のエリアに入る。例年スノーキャットは1月頃から運行していて、今シーズンもまだ利用はできない。どの程度のラッセルかと思ったが、スキーを履けば深くても靴ラッセル程度で、特別しんどいというほどではなかった。が、休憩時にスキーを脱いで不要に歩き回るとズボっと腰まで潜ることもあった。ツアーコースは何度も歩いているのである程度土地勘はあるつもりだったが、今日の視程の悪さでは過去の経験は何の役にも立たなかった。とにかく何も見えない。時折ツアーコースの看板があり、それを目当てに先に進むしかない。視程が本当に悪いときは次の看板も見失うほどだった。GPSとコンパスを見ながら前進し、出発から3時間もかけてようやく山頂に到着。ここまで登山者の姿は見えず。山頂は真っ白だが風も弱く、寒さはあまり感じなかった。
山頂の眺めを楽しむこともなく、シールを剥いで滑る準備をする。一箇所登り返しに少し苦労するが、それ以降は軽いパウダーを楽しむことができた。下りになってようやく時折青空も望めるようになったが、それも長続きはせず、基本的には視界不良のまま滑ることになった。ツアーコースの積雪は、スキーをするには十分だったが、ブッシュは所々に見えていて、もう20cmくらいつもればほぼ埋まると思われた。が、そうするとキャットも動き出すので静かな山行は期待できなくなるかも知れない。ここの日、下りですれ違った登山者は皆いずれもスキーやスノーボードで来ていたようだった。
駐車場まで下りてくるとそこは晴れていた。山のほうはまだ曇っているようだったが、、、。
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