葛葉川本谷
- GPS
- 08:14
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 863m
- 下り
- 840m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 名水はだの富士見の湯 紫禁城(家庭中華料理) |
写真
装備
個人装備 |
昼ご飯
ロープ
ハーネス
ヘルメット
カラビナ
スリング
渓流シューズ
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ネオプレーン製ウェットスーツ(下だけ)
確保機
グローブ
ザック
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感想
これまでに自分が目にした中では、もっとも水の少ない状態の葛葉川だった。葛葉の泉で2本のホースからの放水以外に、後ろの岩壁からも水が流れ落ちているのが通常だが、その三つめの流れが全く無い状態。
平水時には大量の水を被ることになり、威圧感を与える
序盤の「つっぱりシャワー滝」(←勝手に命名)も相対的にマイルドで、通常ならば巻く選択肢しか取らないであろう初心者にも登ってみようかな?と思わせるくらいだったのではないかと思う。
では、水流少なくて物足りないか?と思われるかもしれないが(実際はじめは自分もそのように思ったが)、さにあらず。
大平橋手前の曲がり滝をはじめとして、その他の滝も、普段ならば水流のど真ん中を登ろうという発想にすら至らない箇所でも、地肌がうっすら見えてホールドやスタンスも分かりやすいので、突っ込んでいこうという気になる。
これまで登ったことのないラインを試すことも出来て、むしろ結果的にはトータルで面白い山行になった。
最後の詰めは、想定していたコースよりも一本手前で左に入ってしまったが、そこが急登な上に壮大にザレていて、かなり危険だった。実際、私の少し斜め上を歩いていたメンバーが直径1m弱の岩に乗り上がったところ岩ごと滑り落ちるという出来事が!(驚) とっさの連携プレイでなんとか一大事は避けられ、岩だけが下に転がり落ちていく形になったが、これは結構ヤバかった。自分たち自身もそうだが、もし後続パーティが下にいたとしたら、もっとヤバい状況に陥っていたと思う。普段は紙の地形図を携行するのだが、今回は横着して割愛していた。GPSが谷地形では狂いやすいため盲信してはならないことを改めて痛感した。
三ノ塔尾根に詰めたあとは、三ノ塔をピークハントし、ニノ塔を経由してニノ塔尾根を伝って出発点である葛葉の泉に降りた。これが結構ハードで、足がガクプル状態。一日も空けずその晩のうちに、両足の腿の外側が壮大な筋肉痛となった。基礎的な登山の体力が不足しているのかな。
葛葉川本谷
連日のいつもより水量少なめとのこと。
当日はリーダーとして山行させて頂きましたが、結果としては1番ご迷惑をかけてしまいました。
同行者の皆様本当にありがとうございました!とっても学び多い山行になりました。
930メートル地点での分岐をGPSを盲信し、誤って想定の一本左に入ってしまい、
思いっきりザレていてかなり危ない詰めとなってしまいました。
紙地図を携帯していたので、冷静に一度確認をすればよかったです。
途中目の前にある岩以外、木の根等も何も手がかりが届かない箇所があり、
岩を触り動かないことを確認し、後続に声をかけてからあがろうとしたところ踏み抜いてしまいました。
踏み抜いたのは1メートル大ですが、上の岩も一緒に抜けたので、底に落ちて行った岩は記憶では1メートル×2となります。
華麗なる連携プレーをしていただき助かりましたが、もしも岩と一緒に落ちてたら&後続パーティーがいたら…。
上から引き上げてもらうか、押し上げていただく等して、そのまま少し上のほっとできるところまで這い上がればよかったです。
ミスはよくないけれども、一定経験しないと分からないこともあると思うので、学び多き経験となりました。
そして、本当にご迷惑おかけしました。
以上がヒヤリハットの共有です。
山行そのものはとても楽しく、本当に行ってよかったです!
全工程含めて達成感ありでした。
今後詰めることがあっても左には金輪際行かないどね!
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