Green Power Hike 50k <香港>
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- GPS
- 05:04
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 2,392m
- 下り
- 2,583m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
天候 | 曇り 最低気温14度、最高気温18度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大浪湾から紅小巴でShau Kei Wanへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
500M毎に香港トレイルの距離表示があります。またレース当日は主催者が準備したマーカーもありました。 |
写真
感想
Green Power Hike 50kに参加。今年が22回目で香港では歴史のある大会。チャリティーイベントの為、いわゆるトレラン愛好者だけでなく、いろいろな人が参加する。18歳以下の子供でも大人同伴であれば参加でき、制限時間も15時間と比較的長い。なお、参加料は50kの大会としてはHK$1200とものすごく高い。香港マラソンやオックスファムトレイルウオーカーと同様に香港で生活していると時々話題に出てくる大会である。
当日は5時起床。味噌汁に餅を4つ入れて食べ、朝食とする。6時少し前に出発。6時半頃に金鐘から主催者が用意したバスで、スタート地点である山頂へ。なお、バスはすぐに乗れ、混んでもいなかった。20分程でスタート地点に到着。トイレに行ってから、開店前のショッピングモールの通路で最終準備。風が遮られ暖かくて助かる。15分前に荷物を預けて、スタート地点に並ぶ。
7時半スタート。3.5キロ地点からシングルトラックになり、渋滞が発生すると聞いていたので、前の方からスタートし、舗装された道をジョグで進む。そのため心配していた渋滞も発生せず、シングルトラックの階段を下る。その後、ダブルトラックになった時点で安心してスピードを落として歩き始めたら、30人位に一気に抜かれた。まあ50キロなので先は長い。ゆっくり行こう。
途中GPSが動いていないことに気付く。スイッチを入れていたのに反応していない。何度かオンオフを繰り返し、やっとGPSがスタート。
夏場に2度ほど走った際、暑くて大変だった道も、今日は快適な気温で距離を稼ぐ。CP1(11.5k)でバナナとポカリスエットの補充。途中で持ってきたおにぎりを歩きながら食べる。CP2(21.2k)で再度ポカリスエットの補充。香港トレイル4の終点である黄泥涌には3時間で到着した。夏場にはへとへとになって3時間40分から4時間程度で到着したが、今回は余裕をもって3時間到着。気温による影響の大きさにびっくり。
少し登ってCP3(25.5k)の陽明山荘でスタートしてから3時間5分。ここから後半。バナナをもらう。まだまだ余裕があり、楽々山を越えて、CP4(29.5k)の大風坳到着。ここでもバナナをもらい、舗装道路をジョギングをしながら下って行く。その後山道に入り、凸凹の路面で走れなくなったので、本日二つ目のおにぎりを歩きながら食べる。少し食欲が落ちてきたか、一気に一つ食べられず、二回に分ける。
CP5(34.0k)に到着。バナナをもらい、ポカリスエットの補充。ここからは引水道沿いの道が7キロ程続く。ここを走れるかどうかが時間短縮の鍵と聞いていた。まだ足には余裕があり、ジョギングでスタート。残念ながらバナナは半分しか喉を通らなかった。時折25キロコース参加者に抜かれるが、その一人に良いペースの人を見つけ、ペースメーカーになってもらい、後ろに着く。もう少しで引水道が終わる地点で、ペースメーカーのスピードが落ちだしたので、追い抜く。引水道が終わり、海岸に一旦出て、海抜0mから再びドラゴンズバック目指して登る。後から考えれば、この区間のジョギングが少し早すぎたように感じる。ペースメーカーに引っ張られ、その時は調子よく感じたが、実際は体力を使い過ぎたようだ。
途中CP6(41.5k)でポカリスエットを補充。この時点でスタートから5時間。休憩せずに歩いている。いつもは4時間ほどでエネルギーが切れるが、補給がうまくいっているのかまだ歩ける。残り8.5k。もしかして5時間台でゴールできるかもと期待膨らむ。
更にドラゴンズバックの頂上を目指して登る。この辺りで、左右両方の脹脛に異変。疲れて足がだんだん上がらなくなってきたのは当然だが、木の根や石につまづくと脹脛がピクッとする。攣ってしまうと、後が大変なので、仕方なくスピードダウン。何とか頂上に到着。下りも慎重に。平坦な道も、木の根や石につまずかないように慎重に進む。脹脛の状態を確認するために途中でとうとう立ち止まり、ストレッチとマッサージ。右足の方がひどいみたい。それでも舗装道路に出たら、ジョグを開始。最後の下りも順調にこなし6時間10分でゴールできた。
さて、本当の地獄はゴールした後だった。
ポカリスエットを再度もらい、飲む。預けていた荷物を引き取って、バス、地下鉄と乗りついで帰宅。途中レストランでご飯と思ったが、胃がむかむかしているので食べられそうになかった。
帰宅後は水風呂に足をつけてアイシング。その後、シャワーを浴びて、ヨーグルトナタデココゼリーを食べて、寝る。しかし胃の不快感を感じで起きてしまった。そして嘔吐。胃が動いていないようだ。最後に食べたゼリーとゴール直後に飲んだポカリスエット。おにぎりの海苔が少々。ちょっと動くとものすごい動悸。インターバルを終えた時みたいで心臓がバクバクしてものすごくつらい。熱は37.2度と大してないが、寒く感じるのでストーブをつける。ベッドに寝ていてもつらい。救急車とも思ったが、とりあえず様子を見る。脱水にならないよう、しばらくしてから、スプーンで一口ずつアクエリアスを口に入れる。眠りが浅いのか、何度か目が覚める。そのたびに少しずつ水分を取る。結局帰宅した後、夕方4時前から翌朝までずっとベッドの中。翌朝起きた時には、熱も下がり、動悸も収まったが、相変わらず、胃が重く、何も食べられない。
コメント
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お大事に。
攣りそうになってこのタイム素晴らしいです。どうぞお大事に。
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