(八王子)滝山丘陵(滝山城址)【散策】

2009年02月07日(土) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 10.3km
• 登り: 77m
• 下り: 89m

コースタイム

12:00東秋留駅-12:30東秋川橋-13:30滝山丘陵(滝山城址)-14:00古峯ケ原園地-14:20グラッチェガーデンズ(ファミレス)(30分休憩)-15:10道の駅八王子滝山

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

・東秋留駅は業務委託駅であるため、トイレが無い(ようだ)

・東秋川橋を下りた河原の辺りは秋川ふれあいランドというらしい。入場料は無料でキャンプ場などある(キャンプをやる場合は料金を支払う?)。トイレもここにある。

・休憩できる店は滝山城址の北側(今回の登り口)にはなし。

・道の駅滝山では野菜の直売をやっており、市価より安く新鮮な野菜が手に入る。また、道の駅滝山から八王子駅までのバス便は非常に少ないので注意が必要。

・道の駅滝山は非常に人気の施設のため、車で行くと渋滞に巻き込まれる可能性あり。

写真

2/7 12:14

法林寺境内裏手を進むと土手が高台のようになった河岸段丘。

2/7 12:24

ここからは、これから渡る秋川が一望できる。

2/7 12:24

秋川は蛇行して流れる。

2/7 12:24

これも秋川。

2/7 13:09

心霊スポットとして有名な東秋川橋を渡ると、だだっぴろい田園地帯。向こうに見える丘陵が滝山丘陵らしい。

2/7 13:09

滝山丘陵。ここは北条氏康の城だったが、氏康はこの滝山城から八王子城に居を移すのだ。

2/7 13:36

滝山城からの眺め。滝山城址へは北側から入ったが、このコースだと急峻な坂を登ることになる。

2/7 13:37

滝山城からの眺め。

2/7 13:40

城址はこんな感じ。

2/7 13:53

滝山城址の石碑。

2/7 17:04

途中、複数個所から展望を得られた。

2/11 12:53

南側からは滝山城を攻めやすかったらしい。

2/11 12:53

川の向こうは建物だらけ。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

二宮神社は建立年代は不明だが武蔵六社宮の一つに数えられる古社でなかなか味わいがある。伝承では藤原秀郷が平将門の引き起こした天慶の乱を鎮圧するために祈願所となったとも伝えられている。法林寺境内裏手を進むと土手が高台のようになった河岸段丘であり、これから渡る秋川が一望できる。宝清寺は西多摩唯一の日蓮宗のお寺。
東秋川橋を渡り橋の下にある秋川バーベキュー場(秋川ふれあいランド)に向かう。季節が季節だけにバーベキューをしている人は皆無だったがベンチも広く小休憩にぴったりである。因みに、この時渡った東秋川橋が有名な心霊スポットであることは後で知った。

ここから滝山城址公園(滝山丘陵)に向かうまでの多摩川沿い(途中で川から離れる)の道が良かった。田園風景のど真ん中のあぜ道を行くのだが、素晴らしい散策コースだ。途中、高月浄水場位しか建物はない。冬なので田んぼは枯れて水もなかったが、秋は一面の黄金色で素晴らしい眺めに違いない。
本当は田園地帯のどこかに高月城の跡地もあるはずなのだが、どこだかわからず探せずじまいだった。

滝山城址へは北側から入ったが、このコースだと急峻な坂を登ることになる。この急坂をマウンテンバイクを漕いで登っている兄ちゃんがいた。脱帽。引橋を潜り本丸跡へ進む。霞神社はこの裏手だ。引橋を渡る。TVのロケでよくつかわれるそうである。
個人的に印象に残ったのは、二郭まで武田軍が迫ったということ史実。このことで滝山城の南に弱点があることを悟った北条氏照はこの後、八王子城に移ったそうである。

本丸周辺はかなり人がいたのだったが、古峰(こぶ)ヶ原園地のハイカーは我々だけだった。ここは桜の名所だそうだ。この道がかなり長い気がしたのだが、実際には30分程度しか歩いていない。恐らく空腹と疲労と同じような尾根道の風景に飽きたせいだろう。桜のシーズンならその見事さに歩いているのも短く感じられるのかもしれない。

拝島橋の方には行かずに、八王子道の駅滝山方面に向かう。道の駅は大盛況で、多くの人たちが産直野菜を買っていた。