(多摩丘陵)長沼公園【散策】

2009年01月02日(金) [日帰り]

• GPS: 02:30
• 距離: 7.8km
• 登り: 144m
• 下り: 144m

コースタイム

12:30京王堀之内駅-12:50由木緑道-13:04永林寺(由木城跡)-13:50野猿峠バス停-14:17長沼公園展望台-15:00京王長沼駅

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

トイレ:京王堀之内駅、永林寺、長沼公園、京王長沼駅

食べ物の調達:長沼公園内には自販機はなかった気がする。途中、永林寺から野猿峠に向かうまでに大きなコンビニあり。休憩できそうな店は京王堀之内駅付近以外はなし。長沼駅前は殆ど店がない。

ハイキング入門者が歩くコースとして市販のガイドブックで推奨されていたので行ってみた。本当は長沼公園から平山城址公園まで「野猿の尾根道」は続いており、往時、その尾根道は生活道路として使われていたそうだ。

しかし今、その間は一部私有地で立ち入り禁止のため、長沼公園から一度下山して住宅街を通り平山城址公園にいかなければならず、非常な遠回りだ。

本来予定していたルートは平山城址公園からまた住宅街を少し歩いて、南平丘陵(多摩動物公園の裏山?)を経、高幡不動駅をゴールとするコースだったが、永林寺見学など案外時間を食ったことから時間が足りず、このコースは京王長沼駅で終了。そこから先は長沼駅→平山城址公園駅と電車を使い、平山城址公園から更に先を目指したが住宅街の中で迷ったので、結局多摩動物公園駅まで歩いてゴールとなった。

写真

1/2 12:49

由木緑道。整備された川沿いの道で、道自体はさして面白くなかったが・・・

1/2 12:50

緑道から大きな富士山が見えた。

1/2 12:50

こんな平地でこんなに大きな富士山に出会えるとはねえ。

1/2 13:04

永林寺に到着。ここはもと由木城という山城だった。由木城の城主、大石氏は後北条氏に乗っ取られる。大石氏の名跡を継いだのは、後に八王子城主となる北条氏照だ。で、肝心の寺院は山門からしてかなり立派。

1/2 13:07

ここが永林寺の本堂。これも素晴らしい。

1/2 13:07

結構広い境内なのだ。

1/2 13:13

境内から一般の墓所の方に登っていくと、そこに由木城址の石碑がある。

1/2 13:14

由木城の城主、大石定久公。北条氏照の舅である。定久は氏照に本拠地の滝山城を譲り、自身はこの由木城にひっこんだらしい。

1/2 14:17

野猿峠(ただの車道で史跡も殆どない)付近の住宅街から、長沼公園に入る。これは長沼公園〜見えた景色。

1/2 14:17

見えるのは住宅ばかり。展望が開けているといっても山並もさして見えないし、そこまで素晴らしい景色とは思えなかった。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

由木緑道は退屈な道だが、ここから富士山が素晴らしくはっきりと見えた。永林寺には由木城址と大石定久(北条氏照の養父)像があるが、由木城址関連の碑はこれしかない。しかしながら永林寺の地形自体が中世城跡のあとを残しているので、城好きな人にはそこそこ面白い所だと思う。

野猿街道は国道だが、途中、一部国道を逸れて由木「めぐみ野」の遊歩道を歩くことができる。野猿峠交差点は特に見どころなし。長沼公園の尾根づたいに「野猿の尾根道」を歩き、途中展望台なども立ち寄ったがそれほど印象的な風景は望めなかった。山鳥料理屋の店構えが唯一印象的だったか。

尾根道を平山口まで歩いたがその先は進めないため、少し戻って「霧降の道」を進み長沼駅まで歩く。既にこの時点で15時。

電車で平沼城址公園駅まで向かったが時間の都合で平山城址公園は寄らずにハイキングは打ち切り(予定では平山城址公園から南平丘陵を経て高幡不動まで行くつもりだった)。多摩テック方面に向かうが途中で道を間違え、「堀之内第3隧道」の前まで行ってしまう。道を戻り、多摩テック周辺まで歩くが特に休憩できそうな店は無かったため多摩動物公園駅まで歩いた。

※ヤマレコ登録ルートは長沼公園をゴールとした。