四方大展望 独鈷山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 571m
- 下り
- 571m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上信越自動車道、上田菅平ICで高速道路を降り、国道152号線で丸子へ。国道254号線を鹿教湯に向かい、虚空蔵を過ぎると右手にそれらしき山が見え、「独鈷山登山口」と記された大きな案内板が立っています。案内に従って進んで行くと道端に「子」と書かれた木箱があり、中に鋳物のネズミさんが鎮座しています。そこを左折すると間もなく広い駐車場がありました。 高速道路にのってからは、登山口の駐車場まで全く問題はありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場には「丑」と書かれた木箱があります。獣除けの扉を開けて登山口に入ります。落ち葉の積もった緩やかな道ですが、所々凍って歩きにくい道です。雪が積もった場所もありますが暫くツボ足で歩きます。「卯」、「辰」と続き、どうやら頂上が「亥」のようです。暫く雪が降ってないようで、沢筋の雪道は固くなっています。アイゼンを装着。暫くすると「巳」が現れます。もう半分も登ったんだ、これは楽勝だ〜。雪道ではアイゼンが気持ち良く氷をかきますが、雪道かと思えば落ち葉の道、渡渉もあれば岩もあります。アイゼンを着けた足は左右斜めになることもあり、疲れます。道が崩れかけた場所もあり、掛けられたロープが有難い。徐々に勾配が増し、「午」「未」「申」と明らかに出現が遅くなってきます。沢から離れると急坂は益々急になり、ジグザグ道ですが身体を持ち上げるのに苦労します。カラマツ林の斜面は相変わらず、雪があったり落ち葉になったり。やや緩やかになり、行く手前方に空が見えると、左手からの道を合わせ、尾根に登り着きました。「頂上まであと3分」の案内に励まされ、独鈷山頂上に登り着きました。 下り、雪のある場所では快調。落ち葉の細いジグザグ道、落石に注意です。ロープ場は足場を確かめて慎重に下ります。 この山この時期、アイゼンを着けて無いと危険ですが、雪の無い場所ではアイゼンを着けていると却って危ない。その度に着けたり外したりなんて事はとてもやってられませんので、結局始めっからアイゼンを装着しておいた方が無難でしょう。 |
写真
感想
クラブ岳の葛谷代表が、安くって、食べ放題・飲み放題のホテルを探してきました。信州小諸のホテルですが、主目的はあくまで食べ放題・飲み放題、登る山は決まっていません。直前になって1日目は浅間隠山、2日目は鼻曲山に登る事に決まりました。鼻曲山は独鈷山に変わるかもしれないとの事です。
朝、岐阜を発つ時は道路がツルツル。大幅に時間が遅れ、車中、今日は独鈷山に登ることになりました。出始めは大変でしたが、高速道路から独鈷山登山口まで、嘘のような快適な走りです。
青空ですが暗い林の中、沢沿いを登ります。ツボ足ではツルツル滑ります。アイゼンを着けますが、雪道と落ち葉の積もった道が交互に現れ、なんともあ登りくい。道は登るにつれ勾配を増し、ヨイショ、ヨイショッと身体を持ち上げ登ります。前の人についていくことが出来ません。シンドイナ、シンドイナ、もう止めようかな。
ゼイゼイ、登り着きました頂上。風も無く、ぽかぽか陽気、360度の大展望です。眼下に塩田平が広がり、その向こうに浅間連山、根子岳・四阿山・菅平。北側には黒姫山、その左に妙義山・高妻山、そして北アルプスもうっすらと。南に目をやれば蓼科山、車山、美ヶ原が。東側には金峰山、両神山、その左手に荒船山。見渡す限り山、山、山・・・。
独鈷山、名前は聞いたことがありますが、登ろうと思ったことはありません。わざわざ岐阜から登りにくる方は無いと思われますが、頂上からの眺めは素晴らしいものがありました。山中、誰にも会うことはなく、この日、この山に登ったのは私たちだけ、贅沢な山行でした。
葛谷代表が見つけてきたホテル、たっぷり食べ、たっぷり飲み、部屋に戻ってまた飲んで、小諸の夜はふけていきました。明日は浅間隠山、こんな調子で登れるのかな?
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