記録ID: 5922392
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ハイキング
奥秩父
諏訪山、P1、西岳、舟ガババ
2023年09月10日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:24
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,493m
コースタイム
天候 | 晴れ、山の上は雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
坂本ルート大岩まで、途中3箇所渡渉箇所あり、水が多くドボンしないか注意。ルンゼの中で岩登箇所は、滑りやすく大変です。 大岩から林道までのルートは意外と簡単に見つけられました。道型ができています。 林道から諏訪山へは直登しました。植樹鹿避けネットの境目には、急登ですが、なんとなく道型があり、西上州好きなら余裕でしょう。 諏訪山から蓬莱山まではテープあり一般登山道です。 蓬莱山からP1取り付きまでは、意外とテープあり行けます。核心部にも新しいビンクテープがあって助かりました。頂上までは行かず、昔の巻道らしい案内板を見つけ、P1の登山道取り付きに行けます。今日は雲の中だからP1は登らず。 西岳までは、4箇所ぐらい鎖場あり。雨水で濡れている箇所もあるので、安全確保は必須です。 いよいよ西岳から北尾根、西岳新道なんて名前がある、舟ガババまでのルートは、古いテープ目印が少しはありましたが、藪漕ぎ必死のルート。 核心部の舟ガババからは手こずりました。クラックらしいものも見当たらず、一枚岩は雨水で滑りやすく、ロープで安全確保しながらクライミングですが、取り付きからルートが見つけられず思案を重ね、足掛かりにできる低木に見当をつけ、それに一番近いところからロープを投げて絡ませました。ここは降りるのは容易でしょうが登るのは難しいです。腐りかけのチェーンはありません。 さらに岩山からの下降ルート藪漕ぎで降りるルートが見つけられず、懸垂下降しましたが、30mローブ折り返しでは3回の懸垂下降です。下まで降りると、登れるルートが見つけられましたので、西岳新道は登りは行けるが、下山ルートに適してないです。坂本登山道も下山ルートに適してないと思います。北斜面は大抵そんな感じで。 核心部から先は意外と道型があります。さらに1つ目の索道遺構夢見台からは、一般登山道に近いです。これは索道の点検のために人が歩いて来たルート何だと思い、秩父鉱山を偲ばせます。 ピーク1074から広い尾根を下ります。踏跡が発見できて、方角も確かめて踏跡に進むと、鉄塔が見えて安堵できました。 鉄塔から先は階段が整備されています。 |
その他周辺情報 | 坂本登山口では、携帯電波が無いですが、すぐ下の集落の公衆トイレまでくればバッチリです。 |
写真
撮影機器:
感想
西岳から西岳新道を下降し核心部の舟ガババでは正直詰んだと思いました。赤紫色の岩肌は滑らか過ぎ、昨日の雨が残り登攀することができず、右往左往しました。他のレコでは、チェーンがある記録ありましたが、見つけられないのです。足掛かりになる低木まで、どうしても登れず、カラビナを錘代わりに投げ込んで絡める事ができたのが幸いでした。ツリークライミング用の錘にできるような袋を用意すべきでした。
秩父鉱山の事を書物やブログ等を読んで、八丁峠から先にも索道遺構が残っていることを発見し、在りし日の活況に想いを馳せました。この索道が観光路線として活躍できたのなら、奥秩父も活況が戻るのかと、勝手に想像してみました。
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