羽黒山(栃木)
- GPS
- 01:43
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 350m
- 下り
- 337m
コースタイム
- 山行
- 1:28
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 1:42
天候 | 曇りのち霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎参道登山口〜羽黒山 参道登山口には車6〜7台が止められる駐車スペースがある。 登山口にトイレ、手洗い等はない。 山中、田楽茶屋の先にトイレがあったが利用していないので状況は不明。 登山道は広く明瞭、危険な場所はない。 ただ石畳の道は歴史が古いようで石は摩耗しすべりやすい。 特に下りには注意したい。 ◎羽黒山 山頂には羽黒神社が鎮座し、山頂直下まで車道が通じている。 好天の休日などはそこそこの人出があるようだ。 三角点は羽黒神社の北のピークにあり、富士見台の展望台からは西と南側が開けている。 この日は生憎の天気だったが、条件が良ければ日光連山から前日光に山々が一望できる。冬晴れの日などは富士も遠望できるようだ。 |
写真
感想
ついに栃木の山行も7週目。
今週末は天気予報が今一つのため、これまで取りこぼした羽黒山、多気山に加え、先週の山行で視認した多高山というショート3座に加えちょうどセツブンソウが見ごろな栃木市の星野の森で花を愛でるという計画とした。
7日午後5時時点では栃木県南部の予報は曇り時々晴れということで予定通り山行決行を決め8時過ぎに就寝、8日2時に起床して首都高から東北道で宇都宮へと向かった。
ところが首都高から道中はずっと雨、車中で天気予報を確認すると午前0時時点の予報で栃木の予報は午前中は曇り一時雨、午後から曇りに変わっているではないか??
我が家は雨の中登山する根性もないので、引き返すかどうか迷ったがとりあえず宇都宮まで向かうことに。
佐野あたりまでは結構な雨だったのが鹿沼手前からフロントガラスに当たる水滴は消え、路面も乾燥した状態に。
大谷PAで時間調整で40分ほど仮眠したのち宇都宮ICで下りて、最初の目的地羽黒山へと向かう。
羽黒山は2月7日に宇都宮アルプスを歩いた際に北側に目立つその姿を見て、下山後登りに向かったのだが、あいにく駐車スペースがいっぱいでやむなく断念した経緯がある山だ。
日はかなり長くなり、すでに空が白み始めた5時45分に登山口を出立。
雲が垂れ込んでいるが雨は何とかなりそうだ。
鳥居をくぐり、古くからの参道を登ってゆく。
登山道両側の杉並木は整然としているが樹齢はまだ若い。
参道は大半が石畳になっているが摩耗した石が朝露に濡れて滑りやすく歩きづらい。
25分ほどで車道を交差し、カラッソ坂という174段の擬木の階段の急登を登り切れば田楽茶屋につく。
ここまでは車で来れるようだ。
赤い幟旗が並ぶ石段を登れば羽黒神社に到着。
曇天、早朝ということで人気はなく、売りの本殿の細工もガラス部屋の中で伺うこと叶わず。
神社のあるピークが一番高く見えるが、三角点はNHKなどのアンテナが立ち並ぶ北側のピークにある。
富士見台と書かれた展望台からは雲に隠れた日光のほか、宇都宮アルプスから古賀志方面が見えるが、なにぶんこの天気では…
眼下に広がるゴルフ場がなんとも・・・。
往路を戻りだいだいら坊岩の標識に従って右に折れる。
凝灰岩の巨岩にだいだら坊の謂れがあるようだ。
参道まで戻ると空から冷たいものが落ち始め足早に登山口に戻り7時半前に無事下山。
山頂直下まで車道が通じているし、山頂にはアンテナ群が立ち並び俗俗しい雰囲気は否めない。
一方杉並木と石畳の参道は信仰の山としての雰囲気を残している。
宇都宮アルプスや鬼怒川沿いの道路から見る羽黒山は高々標高458メートルとは思えない重厚な存在感がある。
さすが古より信仰の対象となった山である。
山には登って楽しい山もあれば、存在自体が貴ばれる山があるがここは後者の類だろう。
本音を言えば、この山のためだけにわざわざ東京から出向くほどのものでもないが、栃木の山にこだわるなら外せない一座であることは間違いないだろう。
車に戻り濡れた衣服を着替えても時間はまだ8時前。
まだまだこれからだが、フロントに当たる雨粒が激しくなり登山意欲は急速に減退、このまま佐野ラーメンを食べに行こうか?とか日帰り入浴施設を探そうか?などと話しつつ、とりあえず多気山の登山口へ向かうこととした。
コメント
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マッチさん、こんにちは。
うちは朝起きて雨だったら宇都宮までは行かないかな〜
羽黒山ってこういう山だったんですね!
昔、羽黒山の東側の鬼怒川河川敷にあるラジコン飛行場には何度も行きました。
大会の参加賞に「鬼怒の舞」ってお米を頂いたのを覚えています
煩悩だらけの身ですのでカラッソ坂を登って立派な人間になりたいものです
マコトさん、こんにちは。
東京を出るときは小雨でしたが、栃木は降らないと信じ込んで走ってたもので。
引き返さなかったのは山がだめなら宇都宮の餃子と佐野のラーメンでも、という気持ちもありましたし。
マコトさんはラジコン飛行機もされるんですね。
そういえば赤城山で奥さまが雪の上で何度も飛んでいましたが、あれもラジコン??
24番写真、随分と幅広い石畳の坂ですね。
長年歩かれて磨かれた石畳は、雨に濡れると滑りやすくなって厄介ですね。
先日の箱根で難儀しました
昔の旅人が履いた草鞋は滑り難くて優れものなんですね
隊長
隊長、こんばんは。
かなり年季の入った石畳で、下りは結構気を使いました。
江戸時代初期に整備された五街道はすべて石畳だったと思われ、半ばには全国の主要な街道はほぼ石で固められていたようです。
この石畳ではまじでどなたさんかの地下足袋が欲しいと思いました。
match1128 さん
あの天気予報で良く出かけられましたね。
私も家でボーと出来ない性格なので、雨中ドライブにでも行こうかと思っていたら、パソコンの調子が悪く、パソコンを修理に出すという仕事が降ってきました。
雨でよかったです。
晴れていたら、 と どっちが大事?と一騒動おきたこと間違いありません
hamburg
渋描き隊長、こんばんは。
関東南部はともかく、栃木、群馬は金曜夕方まで予報に晴れマークがついていたんですよ。
でも、結果的にはきれいなお花を観賞できてOKでした。
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