伊吹山
- GPS
- 04:55
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 4:53
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り バスの時間が合わず近江長岡駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*登山口〜三合目 三合目手前まで積雪はありません。下る際はぬかるみの為、スリップに注意。 *三合目〜五合目 雪あります。登りはアイゼンなしでもなんとかなるかもしれません。 *五合目〜山頂 腐れ雪っぽい雪質。 直登コースは10本爪か12本爪でないと大変だと思います。 6本爪やチェーンアイゼンでは絶対無理というわけではないですが、、 つづら折りの夏道なら軽アイゼンでも登りやすいと思います。 |
写真
感想
二年ぶりに雪の伊吹山に登りました。
残雪の山というより結構な積雪の山でした。
登り始めるとすぐに暑くなり、服を一枚脱いでいる時、若い方がニコニコしながら私の横を風を切るように登っていきました。
この人速い!と、すぐに気がつきました。その後が大変でした。
やめときゃいいのに、、彼と抜きつ抜かれつのデッドヒートになってしまいました。
フルスピードでも全然引き離せないどころか、大股でグイグイ登る彼のペースについて行くのが辛いのなんのって。。
この7年ほど、登りだけは、トレランの人も含め誰にも負けたことがなかったので、あせりました。(たまたま速い人と会ってなかっただけですが、、)
「トレランやってるんですか?」と尋ねると「違います!ふつうの登山です!」の返事。
ふ、、ふつうじゃないやろーーしかもトレランやってる人じゃないなんて!自分と同じタイプなら、なおさら負けられないではないか!
しかし、三合目を過ぎ雪がでてきて、ハッと我に返りました。
〈そうだ、12本爪の練習にきたんだ、バトルしにきたんじゃない〉
ノーアイゼンで突き進む彼を見送り12本アイゼンをつけます。
〈もう追いつかないだろうけど別にいいや〉と、ほっとした気分で歩き出しました。
ところが、五合目につくと、休憩していたのか、わざわざ待っていたのか、彼がニコニコして立っているではないですか!足元は6本爪で、やる気満々です。
もういいよー、先いってよーと思い、「12本爪の練習なんで、さっきみたいに歩けませんから先に行ってください!」
6本爪で登る彼の後ろを、今度はマイペースで登ります。
そして、六合目を過ぎ直登ルートになると、前方の彼のペースが落ちてきました。
急登に苦戦の様子。
腐れ雪の急登は、前側に爪が多い12本が有利でした。
悪戦苦闘の彼をあっさりパスし、けっこう引き離して山頂に着きました。
急登で12本爪の効果が分かりました。同じ装備なら追いつかなかったでしょう。
大人げないとは思いつつも、どうでもいいような、よくないような、ぢみーなバトルをしてしまいました。
どうでもいい感想で失礼しました。
バトルのくだり、面白く拝読させて
いただきました。
僕は、数年前までは、登りでは
けっこう、抜かされない自信がありましたが
最近は、「疲れない」「息が上がらない」
「下りで転ばないための体力温存」を
考えるようになり、どんどん抜かして
もらってます。バトルできるgutieさんが
うらやましいです。
さて、伊吹山、序盤のガスガス写真見て
一抹の不安を感じましたが
雲海突き抜けたあとの絶景は
すごいですね。夏山で、
同じシチュエーションに遭遇したことが
ありますが、やはり、雪山は見える
景色が白いので、とてもきれいです。
霊仙はじめ鈴鹿の山が、全部雲の下な様子を
望めるのって、気分よかったことでしょう。
komakiさん、コメントありがとうございます。
「疲れない」「息が上がらない」「下りで転ばないための体力温存」
知恵者の登山術だと思います。
登山を長く続ける為にもそのほうがいいですよね。
私は自転車レースに出ることもあり、登山中もいつのまにか頑張ってしまいます。
癖なんです。
それにしても、一緒になった若い方、強かったです。
伊吹山は、たくさん人が来ますので健脚の方と会う確率も高いですね。
二年前の冬は夏道を使いました。
多くの方が何故苦労してまで直登するのか不思議でしたが、今回、直登コースの醍醐味がわかりました。
千メートル級の山からすごい雲海を眺められる機会は、なかなかないですね。
高山に来たような気持ちよさがとてもよく、人気があるのもうなずけます。
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