ブンゲン〜新穂峠 滋賀一周トレイル奥伊吹区間を歩く
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- GPS
- 07:27
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 974m
- 下り
- 963m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:20
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・奥伊吹スキー場〜ブンゲン 登山道は有りません。センタ−ハウス右手の尾根末端のコルに登ると大長谷への踏み跡が有り、それを辿り大長谷に下り2度渡渉してブンゲン北西尾根の末端から取付きます。北西尾根は踏み跡もしっかりしておりテープも有ます。登山道合流手前は胸までの笹ヤブですが問題無く通過できます。 ・ブンゲン〜瀬戸山登り口(品又峠) 普通の登山道。廃リフトが2基有りますが、上部はリフト支柱に沿って下り、下部は左手山腹の廃ゲレンデを下るのが正解です。 ・瀬戸山登り口〜新穂峠 灌木のヤブは切り払われ、テープも有り、迷う事は有りません ・瀬戸山〜奥伊吹スキー場 私が巻き付けたテープのみ。上部は灌木のヤブが鬱陶しいですが、下部は薄くなり歩き易くなります。支尾根の分岐点は方向確認必要です |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
次回の滋賀一周トレイル(奥伊吹区間)は、9月中旬に実施した国見峠〜ブンゲン以北のブンゲン〜新穂峠間を予定していますのでル-トの下見です。車1台ですので奥伊吹スキー場に駐車しての周回ル-トとします。
奥伊吹スキー場の駐車場に駐車させて頂き、今にも降りだしそうな空の下出発しますが雨天予報も有り膝下が濡れることが予想されますので長靴にします。センタ-ハウスの前を通りゲレンデの道路を少し登り右手の川を渡り倉庫の前から法面を登ろうとしますが登れないので少し下った緩い法面の獣道から登り初めます。
ネットに沿ってススキをかき分けながらコルまで登り直ぐに大長谷への踏み跡を辿ると旧若竹荘が使用していた導水パイプが出て来るのでそれに従って大長谷に下り、枝沢を2つ渡渉するとブンゲン北西尾根の支尾根末端になり、樹木にピンクテ-プが巻き付けられているので適当な所から急登を登り始めます。
尾根にはテープも有り、踏み跡もしっかりしています。Co1000付近からブナが現われ出し下生えも少なく良い感じの尾根を登り続けますが、Co1100付近から現れて来る笹が登るにつれて濃くなり、最後は胸辺りまでになりますが、踏み跡がしっかりしていますので昨夜の雨で濡れた笹をかき分けて登り登山道と合流します。Net情報でかなり濃い事を予想していましたが簡単に通過出来、拍子抜けです。
登り着いたブンゲン山頂はガスに覆われて展望は無く、濡れた体が冷えて来ますので早々に品又峠に向かい、最高点リフト降り場で南東方向に折れ曲がってゲレンデの中を進みますがゲレンデからの下降点が分かりにくく、かろうじて林の切り開きの中に道らしいのが見えていますのでそこを目掛けて下ります。
2基有る廃リフトの上部の支柱に沿って下り、下部廃リフトの終点から尾根芯を忠実に送電線下の巡視路(?)を辿りますが灌木のヤブに閉口します。下部廃リフト部は尾根芯ではなく山腹の廃ゲレンデを下るのが正解です。下部廃リフト乗り場付近が地形図上の品又の様ですが、もう少しゲレンデを進んだ所に品又峠の表示板が有り、此処が瀬戸山への登り口です。
瀬戸山までは小ピークが多く思ったより時間が掛かる稜線ですが、ブナ林も有り灌木のヤブは綺麗に刈り払われて歩き易い道です。辿り着いた瀬戸山も樹林に囲まれて樹間から僅かに奥伊吹スキー場が望める程度です。
此処から新穂峠までも同じような稜線ですが、途中でまさかの熊に遭遇します。歩いていると上の方でうなり声がするので上を向くと熊が木の上で食事中(?)、相手も気付き大急ぎで私を見つめながら木を滑り降りますが、慌てていたのか最後はお尻で着地し谷の方へ逃げて行きます。その間4〜5秒間(?)、もう少し長かったのかも知れませんが、数mを介して初めて野生の熊と見つめ合っても怖さを感じる暇も有りません。気を取り直して今日の目的地新穂峠まで下り昼食。
昼食後は瀬戸山まで登り返します。熊も驚いているはずで少なくとも今日は遭遇した場所へ戻る可能性は少ないと思いましたが、念のため掛け声を掛けながら登り無事に瀬戸山まで戻ります。
瀬戸山からは奥伊吹スキー場まで派生している尾根を下ります。上部は灌木のヤブで薄い所を探りながら下りますが、P994から左手の尾根への下降点が分かりにくく2度方向を誤り、GPSを観ながら下ります。下るに従って杉林となり灌木のヤブは無くなり、スキー場の駐車場の上手に着地し無事下山出来ました。
これからは熊との遭遇の可能性が高くなる季節ですので、特に単独時は熊鈴等の携帯の必要性を感じた山でした。
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