能郷白山(与し易さと裏腹の危うさ)

2023年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 03:00
• 距離: 5.5km
• 登り: 615m
• 下り: 598m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:04

10:30 スタート地点
11:50 11:50 コロンブスピーク
12:26 12:27 能郷白山
12:37 12:37 能郷白山神社奥宮
12:43 13:04 能郷白山
13:31 13:39 コロンブスピーク
14:32 14:32 温見峠
14:34 ゴール地点

相変わらずの携帯のダメっぷりを発揮している。今回も途中で気づいてログ再スタート。

天候

霧時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道自体は山頂まで一本道。
落っこちたら‥という場所もない。
どちらかと言うと危険性は低い部類。
しかし登山口からコロンブスピークまでは携帯圏外と言うのは立派なリスク。

その他周辺情報

完全なる秘境で何もない。
「こんなところによく住んでたな」という奥地に廃村が点在する。
国道沿いではあるが立派な「酷道」。
周辺の(と言っても一時間くらい掛かる)集落にもまともな商店もなく、食糧を道中確保するのは期待できない。

写真

10/1 10:27

登山口の峠。ここまでが遠いのなんの。むしろ山登りの方が楽。

10/1 10:28

天気は悪いけどこういう天気のブナの森はむしろ好き。

10/1 10:58

梯子はある。でも難しいからじゃなくてブナの根の保護のため。

10/1 13:32

コロンブスピーク。しんどいのはここまで

10/1 11:56

ここからは平坦な道

10/1 12:06

ダケカンバがのたくってます。

10/1 12:08

10/1 12:24

山頂。なんも見えない。

10/1 12:25

三角点。でかい。

10/1 12:37

上宮跡まで散歩

10/1 12:38

こっちの方が高い山に来た雰囲気ある。

10/1 13:05

晴れないからリンドウが開かんね

10/1 14:25

下山中、奥に伊吹山かな〜ってのが見える。

10/1 16:24

上高地ですかここはって言うくらいの別天地。しかも周辺に集落が点在、でも何れも廃村のようだ。

10/1 16:27

撮影機器：

GRATINA KYV48 au 京セラ

感想

にしはじめ

岐阜の山2日目。

能郷白山という変わった名前の山だが、何か名山にカウントされてる。

出張の身なので一番短いルートで楽チン登山をイメージして行ったがなかなか手強かった。

何が手強いってさあ。
途中の道よ。
登山口の国道157号は天下の「酷道」として有名な道。
「落ちたら死ぬ！」の警告看板は酷道マニアのなかでは聖地だそうな。
知らんけど。

確かに狭くてすれ違いは大変。川が道を渡る「洗い越し」が多くあり、なかなかにワイルドで風光明媚な所も多い。
でも登山口でもう疲れちゃってすぐ登る気にならんかった。

こういうコースはかなり高いところから登り始めるので楽といえば楽。道も一本道で迷いにくい。
しかし落とし穴があることを忘れてはいけない。

まず携帯電話が繋がらない。登山口でヤマレコを起動出来ないので麓でセッティングしておく必要がある。
だから紙の地図とコンパスはやっぱり要るのだ。

もし、万が一連絡しなければならなくなったら、コロンブスピークまで400m登り返さないといけない。例えば登山口で車が故障してたら。。

楽そうだが、この程度のルートでギリギリ登って降りられる位の体力では行かない方が身のためなんじゃないかなと。
もちろん、そういう人が歩いてたら心配はします。
いちいちお節介するのは野暮なので、音が聞こえるくらいの距離を保っていつでもヘルプできるように休み休み歩いてますけどね。

そして、その登山口の高さ自体がリスク。
もし遭難したら自分の車に戻るのは多分不可能なので、車道を求めて延々彷徨うことになる。