火打山 (北面ルンゼ・季節外れのパウダー)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,051m
- 下り
- 2,048m
コースタイム
3.47 750m 九十九折り林道終点
4.35 1000m アマナ平
5.30 1235m 焼山北面台地
6.04 1359m 賽の河原横断
7.49 2000m 尾根乗越し
8.43 2350m 火打と影火打間の鞍部
8.57 2461m 火打山頂
9.16 2461m 火打山頂発
9.53 1400m 焼山北面台地
10.47 1000m アマナ平
11.15 450m 笹倉温泉
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は例年以上に多い |
その他周辺情報 | 笹倉温泉入って糸魚川すし活でちらし寿司が定番 |
写真
感想
白山の疲労が無い訳ではないが、晴れとならば行くしかない。人生やれる時にやる。今日はサブともうしばらくで白馬を離れるトマホーク、さらに是非北面ルンゼをとメールが来た新人ブルーマウンテンの四人で朝3時笹倉温泉発と言う約束であった。焼山北面台地は山スキーヤーの聖地である。
ブルーマウンテンはアラスカ仕込みでヒマラヤを登る為に山を始めたと言う26才、バリバリの山屋である。2年弱かけて世界を旅したと言う経歴の持ち主の様で、来るもの拒まずやる気のある若者大歓迎である。朝3時に集合して軽く挨拶してガシガシ登り始める。ここも雪は多い。僕を先頭に暗闇を切り裂いて行く。あっという間に九十九折林道終点、ブルーマウンテンとは歩きながら話をする。中々立派なモチベーションの高い若者で日本の将来は明るい。こんな若者に感化されておじさんも若返る。
暗闇の中、完璧にルートを読んでさあ北面大地に出ると焼山がドーン、火打の北面が壁となってせり立っている。今シーズン一軍入りが果たせなかったサブはビビり顔、トマホークとブルーマウンテンはよだれ顔、早くあの壁に飛び込みたいと微笑んでいる。
焼山を横目にガンガン高度を上げる。斜度が増して行く。先日の雨飾で鍛えられたサブは余裕で急斜面を登り2000mの尾根を乗り越す。しかしブルーマウンテン、ウィペット無しでかなりビビりが入ってたまらずつぼ足に切り替えた。すぐにウィペット二本買いますと観念した。買わないと葬式代が高くつくよ!!
さあ影火打が横に来ると火打がドーン、待ってなさい。今日は風も無く最高の登山日和だ。360度のパノラマを楽しみゴール、火打です。さあ記念写真を撮ったら北面ルンゼですね。出だしはカリカリ、這松を避けながらようやくエントリー、トマホーク、ブルーマウンテンは稲妻の如きかっ飛ばしてくれる。さすがです。ほれぼれ見てました。北面にはパウダーがつまってました。最高です。サブは肝腎なところで転け癖がまだ抜けない。修行がタラんですな。
トマホーク、ブルーマウンテンはガンガン落ちてあっという間に見えなくなる。おじさんは無茶しません。写真撮影班です。あっという間に1000落ちて北面台地1400mに着けば、落ちて来た北面ルンゼを振り返り、ウーンマンダム!! 後はうまくルートを取って登り返し無くあっという間に下って行きます。
九十九折林道はジャンプ大会,皆最後までガンガン攻めの滑り。笹倉温泉が見えました。午前中に余裕で帰還して今日も大満足、〆はすし活でちらし寿司、今日も完全燃焼。
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