忠別岳

2015年03月29日(日) [日帰り]

• GPS: 11:38
• 距離: 31.3km
• 登り: 1,185m
• 下り: 1,184m

コースタイム

5:05　出発
8:15　作業道終点
11:25　忠別岳山頂
16:25　下山

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

大雪高原温泉へ通じる林道を利用するコースで、国道273号線からの除雪は一切されていない。なお、今回のルートはaofukuroh様の山行記録を参考にさせていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

国道273号線入口〜作業道終点：大雪高原温泉線林道を6kmほど進み、シビナイ第一沢を渡った後右手の斜面に取り付く。登りやすい面を探しつつ標高を100mほど上げると作業道の跡にぶつかるので、今度はこれを4kmほど（終盤で左に分岐する）。作業道の終端部はかつて土場だったようで広々としており、目の前にこれから登る尾根が見える。
作業道終点〜尾根取り付き：ここからは目印になる道がないので、地図とコンパスを使って進路決定する。Co1308ピークの西側にある沼が唯一、目印として使えるかもしれない。
尾根〜忠別岳山頂：Co1450付近から急な登りがあるが距離は短く、その他の箇所では緩やかな斜面を進む。なお前半の急登部分は樹木が疎らなので、雪崩を誘発させるような登り方or滑り方は危険。Co1740の岩のピークを南から巻くと、ハイマツ帯の向こうに忠別岳の山頂が見え始める。思っている以上に距離ありますw

写真

日の出前の林道歩き。スノーモービルが入った形跡がある。

作業道終端部から、これから登る尾根（左から中央にかけて）を望む。良い天気！

急登をクリア。

台地状の緩やかな斜面に出る。

眼下の沢地形では雪崩れていた。この他、遠目にデブリをいくつも確認できた。怖え〜…

振り返ると東大雪の山々！帰りはこの景色の中を滑れるのか！

ハイマツ帯から山頂が顔を見せている。

最後の登りが長くて、ホントにキツかった。

長い道のりだったが、無事に登頂！大雪山系の最奥地に到達。

昨年7月に部活で登った、化雲岳とトムラウシ。

旭岳方面。西側の稜線はスッパリ切れ落ちているのが分かる。

足がすくむ…。なんという高度感。

山頂付近はシュカブラだらけで滑りにくかったので、しばらくはシールのまま戻る。Co1750付近からドロップ。

ザラメ雪の中を一気に滑り降りる！

あっという間だった。

帰り道でまた10km以上の林道歩き。行きよりも雪が柔らかくなっていて、歩きにくかった。

下山後は「黒岳の湯」へ。

無性に肉が食べたくなって、旭川の「ミスターとんかつ」へ。幸せ！

感想

holstein425

4月からは新歓イベント諸々で土日が自由に使えなくなるので、今シーズン最後のバックカントリーということで、いつも以上のロングルートに挑戦してみました。山頂直下以外はほぼ無風で、暖かい春の日差しの中爽やかな登山を満喫できました！

すごく良い山でしたが、ひとつ欲を言えば核心部までのアプローチが遠いですねw
さすがに疲れました…(笑)