雪頭ヶ岳、鬼ヶ岳、王岳を魚眠荘前から反時計回り周回

2023年11月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,126m
• 下り: 1,120m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:11

距離 10.8km 登り 1,130m 下り 1,126m

7:14 西湖根場浜駐車場
7:31 7:36 東入川砂防堤公園
7:36 7:39 東入川砂防堤
9:11 9:24 雪頭ヶ岳
9:31 9:40 鬼ヶ岳
10:32 10:33 鍵掛峠
10:52 鍵掛
11:19 吉沢山
11:41 12:13 王岳
12:46 12:47 王岳登山口
13:17 いやしの里根場登山者用駐車場
13:21 西湖いやしの里根場バス停
13:25 ゴール地点

天候

曇り☁😿
天気予報では快晴☀だったのですが、晴れ☀なのは朝イチだけでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

魚眠荘前の駐車場に停めました。
西湖根場浜駐車場というそうです（知らんかった）
無料で、20台くらい止められそうです。
朝7時前の到着で先客は4台でガラガラした。
キレイなトイレがあります。

コース状況／危険箇所等

■駐車場〜雪頭ヶ岳
東入川砂防堤公園まではコンクリート舗装路、そこあと普通の登山道になり徐々に斜度が増して、ずっと急登が続きます。
薄暗い樹林帯で石ゴロゴロの道から始まり、谷あいの道を登ったあと、明るくなってきたあたりで斜面をトラバース気味に登り、尾根に出ると右折する感じで、以後は雪頭ヶ岳まで急登の尾根道を登って行きます。概ね歩きやすい道がつづき、危険な感じは無いと思います。
東入川砂防堤公園から雪頭ヶ岳の間は休憩ポイントらしい場所がほとんど無いのですが、上述した「右折する感じ」の場所が少し広くて平らなので、休憩場所には良いと思います。
雪頭ヶ岳に出ると富士山側の大展望が待っています。

■雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳〜王岳
ロープやハシゴが多くなり、なかなか険しい稜線の区間になります。
少し危険かなぁという場所もところどころあり、個人的には険しい御坂山地の象徴的な場所だと思います。
その代わり、鬼ヶ岳は360度の大展望ですし、稜線は富士山側の眺めが素晴らしいポイントがたくさんあります。

■王岳〜駐車場
王岳からの下りは笹の急坂で始まり、稜線の険しさとは一変してとても歩きやすい道になります。
ただし、途中で痩せ尾根の急坂や、落石の危険性があったりする場所もあります。
王岳登山口からはコンクリート舗装路になります。

■トイレ
西湖根場浜駐車場
いやしの里根場登山者用駐車場
にあります。

その他周辺情報

■コンビニ
ヤマザキYショップ精進湖店
セブンイレブン山梨鳴沢店

■温泉
西湖温泉 いずみの湯
https://www.hamayouresort.com/spa_top/
富士眺望の湯 ゆらり
https://www.fuji-yurari.jp/

写真

日中はずっと快晴予報が並んでて富士山や周りの山々の大展望が期待できそうと思っていましたが、、実際にはずっと曇りで、とても残念な天気でした。最近は連敗つづきです。。

11/25 7:14

漁民荘前の駐車場に車を停めて出発します。写真中央の建物がトイレです。無料でキレイです。

11/25 7:15

県道21号線を渡り、写真中央から進んで行きます。
この時はまだ青空が広がっていました。

11/25 7:15

日の当たる三角が雪頭ヶ岳です。その左奥が鬼ヶ岳かもですが、何か違うような気もします。

11/25 7:24

序盤は樹林帯のコンクリート舗装路を進みます。

11/25 7:30

東入川砂防提公園という広場に出ます。ここで舗装路は終わり。

11/25 7:31

東入川砂防提公園の左前方に手摺り付きの階段がありますが、登山道はこちらではなく、写真に写っていない右側の方にあります。

11/25 7:34

一つ前の写真のつづきで、登山道はこちらになります。

11/25 7:44

少し薄暗い樹林帯で石がゴロゴロの道です。

11/25 7:56

途中は沢沿いの斜面をこんな感じで登って行きます。

11/25 8:21

ここは沢沿いの道から尾根に出たところです。
東入川砂防提公園から雪頭ヶ岳まで休憩しやすい場所がほとんど無くて、ここが唯一の休憩ポイントです。

11/25 8:24

登りの尾根道はこんな感じ。沢沿いの道より明るくなります。

11/25 9:00

少し険しくなってきて、これはロープ場その1。
今日は全てのロープ場を写真に撮りました。（たぶん）

11/25 9:01

険しくなってくると同時に眺望が良くなってきますが、信じられない、富士山が全く見えなくなってる。。。
写真は西湖と紅葉台から三湖台、足和田山の稜線。

11/25 9:05

右手には本栖湖と天子山塊。手前には車を停めた駐車場あたりが見えています。

11/25 9:07

ロープ場その2。

11/25 9:10

雪頭ヶ岳の直前でもう右手に大展望が広がります。富士五湖は手前から西湖、河口湖、そして遠くに山中湖。

11/25 9:11

雪頭ヶ岳に到着した気分ですが、山頂はここではなく、もう少し進んだところになります。でもここが富士山側の大展望が広がっている場所なので、ここで休憩します。

11/25 9:12

う〜ん、西湖の向こうの富士山はまだ隠れたまま。。。
ここはお花畑が広がっている場所でもあるのですが、我々登山者がめちゃめちゃにしてしまっているようです。来年どれだけの花が咲くことできるのでしょう・・・

11/25 9:19

ロープ場その3。
雪頭ヶ岳から先はとても険しい山域になります。

11/25 9:22

さっきの絶景地から2,3分ほど歩くと雪頭ヶ岳の山頂1710mです。

11/25 9:23

雪頭ヶ岳の山頂からは甲府盆地方面の大展望があります。
う〜ん、残念、、こっち方面も高い山は雲に隠れてしまっています。

11/25 9:26

雪頭ヶ岳と鬼ヶ岳の中間にあるハシゴ。左側が切れ落ちていて落ちてはなりません。

11/25 9:29

ハシゴを登りきると鬼ヶ岳の山頂が見えます。山頂の右に鬼の角も見えますね。この写真の右側が切れ落ちていて、ここも落ちてはなりません。。

11/25 9:32

鬼ヶ岳の山頂1738mです。名板の下側が切れてますね。甲府盆地の向こうには八ヶ岳連峰、左に南アルプス、右手前に茅ヶ岳など。

11/25 9:32

山頂の東側には山名の由来となってと思われる鬼の角。その向こうには2週間前に登った三ッ峠山、左に御坂山地最高峰の黒岳。

11/25 9:33

南側には先ほどいた雪頭ヶ岳、西湖、そしてホントなら富士山が見えているはずなのですが。。

11/25 9:33

これは鬼の角から東方面です。写真中央に十二ヶ岳、左に黒岳、奥に三ッ峠山、更に右奥には杓子山、石割山など。

11/25 9:33

鬼の角から北東方面です。中央に節刀ヶ岳、その向こうに大菩薩嶺。大菩薩連嶺の右端には4週間前に登った滝子山、そして写真右端は黒岳です。

11/25 9:33

再び甲府盆地方面です。盆地や茅ヶ岳、南アルプス、八ヶ岳連峰には日が当たっているようです。ということで、曇ってるのはこの御坂山地だけ？

11/25 9:35

アップで。どうも北アルプスも見えているようです。今日は北方面が正解だったかなー

11/25 9:39

休憩もほどほどに。これから向かう稜線です。左奥に今日の最終目的地の王岳があります。天気が好転することを期待しつつ進みます。

11/25 9:40

ロープ場その4。
鬼ヶ岳からの下りは甲府盆地方面に向かっての急坂から始まります。目の前に見える赤い山肌も気になる。

11/25 9:55

ロープ場その5。
これを登ると次2枚の写真の場所の露岩に出ます。

11/25 9:56

その露岩からは左側から前方にかけて眺望が開けています。こちらは左側の富士山方面。相変わらず隠れていますが。。

11/25 9:56

こちらは露岩の前方方面。目前の岩峰は左に巻きます。その奥が次のピークの鍵掛かな。

11/25 9:58

ロープ場その6。

11/25 10:02

ロープ場その7。

11/25 10:06

ロープ場その8。
ここは激下りでした。

11/25 10:14

ロープ場その9。
ここはヤマレコの地図でビックリマークが付いていたところ。

11/25 10:14

一つ前の写真の場所は眺望が良かったですが、激下りなので滑落注意です。

11/25 10:20

ロープ場その10。
ここは右側が崖なので要注意。

11/25 10:25

鍵掛峠に到着です。道標には「鍵掛峠山頂」とあります。峠なのに山頂とは変な感じですが。。
ここは四つ角分岐で、左は根場へ、右は芦川町鶯宿へ。

11/25 10:48

ここは鍵掛の山頂1589mです。眺望は全くありません。。

11/25 10:55

この写真では伝わりにくいかもですが、今日一番どのように進むか迷ったところ。正面の岩が手前にせり出してきていて、すんなり道を歩けません。

11/25 11:10

やはり伝わりにくいかもですが、このあたりから駿河湾が見えるようになります。

11/25 11:11

同じ場所からは富士山方面の眺望もありますが、相変わらず富士山は見えず。この写真は左後方の西湖、足和田山、山中湖方面です。

11/25 11:24

ロープ場その11。
王岳の手前で一旦下り、そのあとまた登り返しになります。

11/25 11:33

王岳に到着しました！

11/25 11:35

王岳の山頂1623mです。山梨百名山の標柱です。

11/25 11:35

ここで登山の無事にお礼を伝えます。

11/25 11:36

富士山方向は刈り払われていて眺望が開けています。富士さんは相変わらず見えませんが、、駿河湾は良く見えています。

11/25 11:37

アップで駿河湾。

11/25 11:38

若い5人グループの陽気なリーダーさんに撮って頂きました。ありがとうございました！

11/25 11:38

左手には最初に登った雪頭ヶ岳、鬼ヶ岳が見えます。

11/25 11:52

ここでカップニャードルを食べようとしたら、ふたに穴が開いていることに気付きました。。ふた中央あたりのネコの口あたりに、小さい穴ですが。。ザックの中で空いたのかもですが、一応食さないことに。。。

11/25 12:10

王岳から西にちょっと進んだところに分岐があります。左は西湖の駐車場へ、右は五湖山や精進湖へ。左に進みます。

11/25 12:11

王岳からの下りは笹原の急坂で始まります。ここまでの険しい山域とはうって変わり、とても歩きやすい道でした。

11/25 12:21

かなりの急斜面ですが、九十九折りで歩きやすい道が続きます。

11/25 12:37

途中で痩せ尾根の激下りがありました。ここは要注意です。

11/25 12:45

王岳登山口というポイントが近くなってくると紅葉が楽しめました。

11/25 12:47

登山口からはまたコンクリート舗装路になります。

ヤマレコの地図をみると、この先にビックリマークがあります。もう既にコンクリート舗装路なのに、危険な場所があるのかな？と疑問に思っていると、、、

11/25 12:55

ここがそのビックリマークの場所。なるほど、右側からの落石に注意必要でした。そしてここは左側が人工的な崖なのにガードレールなど無くて、もし落ちたりでもしたらタダではすみません。頭上と足元の両方に注意必要です。

11/25 12:59

紅葉がキレイです。日が当たってればよりキレイだろなぁと思ってたら、、

11/25 13:00

日が当たってきました。下山時に天気が良くなってくる登山あるあるですね。最近このパターンが多いです。

11/25 13:02

このあたりがヤマレコの地図で林道終点です。

11/25 13:17

いやしの里根場の駐車場には車が多数止まっていて、たくさんの観光客の方々で賑わっていました。海外からの観光客が多いようです。

11/25 13:18

写真中央あたりがいやしの里根場です。鍵掛峠から降りてくる道だとあのあたりを通ります。

11/25 13:24

漁民荘前の駐車場まで戻ってきました。ずっと富士山は見えなくて残念でしたが、それでも山行を楽しみました。お疲れさまでした。

撮影機器：

J3273 Sony

感想

レイニー🏍

また天気予報をチェックして長野県側より山梨県側が良さそうに見えて、御坂山地あたりは日中ずっと快晴が続く予報でしたので、久々に鬼ヶ岳と王岳の周回コースを歩くことにしました。

ところがどっこい、実際はというと天気がいいのは朝イチだけで、そのあとはずっと曇り。
今日は一日富士山を眺めながらの稜線歩きの予定だったのに、富士山はずっと雲に隠れっぱなしです。
鬼ヶ岳で周囲の写真を撮ってると、甲府盆地や他の山々には日が当たっていて、どうやら曇ってるのはこの御坂山地だけみたい。
最近は連敗続きです。

富士山や遠くの山々をみることはできませんでしたが、近場の展望はありましたし、歩いていて面白いコースですので、山行自体は楽しむことができました。
まぁ、山は逃げたりしないので、また天気のいい時にリベンジしたいと思います。

それと、いつか御坂山地の縦走をやってみたいなぁとも思いました。
結構な長丁場になりそうなので、暖かくなって日が長くなってからですね。