リハビリふらふら白髪岳
- GPS
- 04:18
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 623m
- 下り
- 632m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
=スタート地点 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
その他周辺情報 | こんだ薬師温泉ぬくもりの里♨️ |
写真
感想
10月にしつこい風邪で長く床に臥せていた後で、体力・気力ともに心配ではありましたが、リハビリのつもりで「近くで軽めの山を」ということで『白髪岳』に来ました。
電車でも行ける🚃という有難い山ではありますが、下山後の観光を考えると車が良いです。
駐車場はどの本でも有料しかないような書き方でしたが、普通に登山者用に広めのスペースを用意してくれてます。感謝。
10台は余裕で停められます🚙
7:30と少し遅めかと思いましたが、安定の私一台。まぁ今日は月曜日ですからね。
明るいスタート🌅車道を進んで分岐を左へ。
傍の草地に「机と長椅子」が一組用意されていて、登山前の最終チェックや身支度が出来るようにしてくれてます。親切☺️
しばらく車道、砂利道と幅は広い道が続いてから、東屋が見えてきます。
道はまだ真っ直ぐ続いているのですが、登山道は左の山中へ。
ここからが本番ですね。
この辺りは熊の出るような山域では無いと思いますが、時期的には熊さんの活動が盛んな時期と思いますので熊ベルはしっかりと鳴らしておきました🔔
山中しばらくは登り階段。
木の階段で、道は明瞭。迷いません。
しかし、この登りで既に足がしんどい😓
分かりづらいですが、『銀鉱』の跡がありますので見逃さないように!
大きな岩、枯れた川の脇。
小さな看板があるだけです。
小さな穴。3年掘ったら終わり、だったようです。
山登りも、矢印板のある稜線まで来たら、グッと楽になりました。
そのすぐ先に、最初の展望所があります。
西の眺めが素敵で、その西向きにベンチが置かれています。
ここでちょっと休暇🍵
まだまだ序盤ですが、もう帰りたい😆足にいまいち力が入らず。
しばらく進むとある岩の小径。わずかにUターンする感じですが、ぜひ寄ってください。
なかなか良い眺めです。
そのすぐ後ろにある岩塊。
ここはよじ登る感じですが、この山行一番の眺望が待ってます⛰️👀
三方に遠くまで見渡せます。
ここでしばらく休憩。山頂はもうすぐ。
「山頂着いたらUターンして帰ろうかな~」とか考えたり。
さて、この岩場からのルートですが、全く分かりません。
ストレートに行くには尖った岩塊で行き止まり。落ちる危険⚠️があるし、道があるか分からない岩を登り切る気にはならず。
右下にあるルートは下り気味で、山頂を巻いてしまうような感じですし、アプリで見てもルートからやはり少し外れる&道が細ってきます。
この辺りで、狭い範囲ですがウロウロ、行ったり来たり。
結局、右下ルートの最初左手にある岩場を5,6mよじ登りました。
で、ちゃんと稜線のルートに到達。
やっぱり真っ直ぐ岩塊を越えて行けたということでしょうか。謎の残る部分です🧐
余計な時間を喰いまして、ここまでで2時間。予定より遅い、のかな?
コース全体のうち、距離的にはまだ3分の1ほど。先は長い💦
少し進んだらすぐ山頂です。
開けていて四方を眺められる良い山頂。
ですが、先の岩場で眺望を堪能してしまったので、ここでは長居せず。小休止で先へ進みます。
「ここからは登りは少なめだし、ただ歩くだけだ!」と考えて、予定通りに頑張ることに。
(各所にあるエスケープルートは視野に入れつつ😎)
下りはかなり急で、土ももろいですが、落ち葉でも滑りますし、少し慎重に。
ロープが多いので掴みながら下ります。
小さな分岐(後で合流)は、左稜線25分、右巻道9分。
迷わず右へ👍
もうだいぶ疲れてます。
松尾山の登り口までは林道稜線を進むのみ。
松尾山も高低差は100m程で着きますし、普通の登り道で簡単です。
少し広がっている部分でルートが分かりづらいですが、まぁ真っ直ぐ進めば良いので全く迷うほどではありません。
「最後の登り」と、無心で足を右・左。
松尾山の山頂は木々に囲まれて眺望はありませんが、『酒井氏の城跡』ということもあり、広々としています。
明智光秀に縁云々の仔細は分かりませんが、小さな山城がありそうなスペース感に歴史を感じます。
ここでは今回は休憩せず。
山頂から始まる下りルートは、スタートがよく分からなかったり、途中で曲がっているのに気づかなかったり、赤いテープを探しながらの下り道。
やはり落ち葉などで滑り易くなっているので注意です。
この辺りに『千年杉』あり。
ある場所では、避けたと思った木に側頭部を軽くぶつけ😵思ったよりフラフラと左右に揺れていたようです。
ある場所では、ズルッと横に滑って見事に転んだので、こりゃあかんと思って少し階段に座ってお茶休憩。
まぁとにかく進むしか。
「もっと歳取ってからの登山はこんな感じなんかな」と思いつつ。焦らずマイペースに。
そんな下り道の途中で、突然出てきた『仙の岩』の看板。
でも、どこにも岩など見えず😅
「?」と思いながらも「まぁいいか」と。
ですが、数歩下ると左手の遠めに岩が見えます。
「よくある、張り出した眺望岩かな」
別にいいかなと思ったのですが、行き易く小径が作られていたのと、後で心残りになるのも嫌に思ったので一応見に行ってみると、
予想以上に巨大な岩が下方に三段連なったような張り出し岩でした!!!🪨
下方に向いていたので、ちょっと遠目には分からなかったのですが、かなり大きい‼️
まぁもう一番上から眺めるだけで満足。
ここ、ルートじゃないし。
さて、また下山ルートの林道を少しずつ進むと、『卵塔群』という卵石の並んだ場所があります
🥚🥚🥚
が、これはお坊さん達のお墓です。
遠目に後ろ姿だけ見て近寄らずにおきました😓
この辺りから落ち葉の種類が違うなーと思いつつ、
その先に『高仙寺 本堂跡』がありました。
ここは本堂跡のスペースが割と明確に残っています。
少し下ると石垣もあったり。
そこに水が流れていたので、
「ここに水があったからお寺を作る場所にしたのだろう」と。
ここからちょっと沢も出てきて、崩れかけた丸太3本の橋が何度か出てきたりします。
そして『不動の滝』へ。
まぁ、「あ、滝だね」という感じです😅すごいとかじゃないです。水量は日によるとは思いますが。
もうだいぶ下ってきてます。道幅も広くなります。
倒木が何十本も斜面をなだれて登山道に突き刺さってる所があって、ちょっと面白かったです。
山道が終わって草道、舗装路へ。民家がちらほら。
この辺りはもう緩やかな下り坂。
もうヘロヘロなんで、頭の重さで前へ倒れつつ足を前に出す、という怠惰な走り方で転がるように下っていきました。
野生の枇杷が生っているのを見かけて足を止めて。
郵便屋さんがバイクで一軒ずつ回ってたり。
ようやくスタートの分岐へ戻ってきまして、
その辺りで雨がしとしとと。
夕方か夜からの雨予報でしたが、昼12時から降るとは!
とはいえ、焦る量では全くないので、あと5分ほど歩いてゴール!!
本格的な雨の前にゴール出来てラッキーでした。
(午後にはまた止んでました。軽くパラついただけかな?)
ゴール駐車場には他に車3台。
この人達は雨降りに当たりか、と思いつつ、ゆっくり歩いていた割りには追いつかれたりしなかったな、と。
まぁ、スタート時刻もペースも人それぞれで不明ですけどね。
結局今日も山で一人にも出会わず。
下山後は『こんだ薬師温泉』へ♨️
ついでに野菜を買い込んだり。
お昼ご飯は難民。結局、先日見つけたパン屋さんへ。小さなお店ですけど、客足の絶えないお店です。
今回の山行はとにかくリハビリ目的。
足はしんどいですが息切れは無し。
足も筋肉が、というよりは、全体的なエネルギー不足感。
ですが、コースを諦めずたどり、全行程を全う出来たのは良かったです。感謝。
今日をスタートに、また山登りを楽しんでいきたいです。
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