小春日和を探しています 十二ヶ岳
- GPS
- 05:57
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 802m
- 下り
- 803m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
復路 MALLOW CAFE駐車場〜河口湖駅 |
写真
感想
見逃してしまう十二ヶ岳登山口と書かれた小さな標識。ここからスタート。4回目の十二ヶ岳である。登山口からいきなりの急登が暫く続く。気温は低いが晴れて寒さは感じない。急坂から平坦な登山道になる。少し気負いが治まる。途中、前週の笹雁と同様、谷側にストックを落としてしまった。枯葉とふんわり土を慎重に降りて拾った。樹々の間から富士が大きく見えた。期待できそうだ。後半、やや登り基調になる。そして、ほどなく岩場に近付てきた。岩場が苦手な私はさらにテンポが遅くなる。岩場は何回も打ち寄せてくる。ロープを頼りに身体を引き上げていく。が、体力が持たない。予定は十二ヶ岳から更に節刀ヶ岳までの予定であったが、岩場を前に膝着く己の身体は悲鳴を上げている。無理だ。1度休みを入れると癖になる。仰ぎ見る大岩が次から次へと。そのたびに膝着く姿は情けなくなる。波寄る年端には勝てない。また、あれがピークか、と思えば更にピークが先に構えている。振り返ると雲で横切られた富士山が背中をジッと見ている。続々と毛無山からの登山者が下山してくる。あれか、今度こその山頂、辺りは広く開かれている。間違えない。1033さんには、先に行ってもらった。登頂を果たした。山頂は小春日和である。太陽の日差しが眩しく山頂を照らしている。前回(2年前)を思い起こすが、こんなきついかったか、思い出せない。3時間15分の登りはペースを遅らせたようだ。絶景富士を眺めおしるこをご馳走になって気持ちを少しずつ落ち着いてきた。13時50分下山。途中の岩場を慎重に下る。乾燥している登山道は、滑り易い。花もなく紅葉も終わり、一気に下る。激闘の登りを振り返った。もうここに来ることはないかもしれない、寂しさを残して。
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