横岳(杣添尾根)
- GPS
- 07:21
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:17
天候 | ドドド快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別荘街に若干凍結あるものの、ギリノーマルタイヤでアプローチできた |
コース状況/ 危険箇所等 |
序盤は若干の雪でツボ足でOK 中盤からしっかりした積雪でチェーンスパイク装着 稜線に出る直前の雪が深く、傾斜も急なので、ピッケルにしっかりとしたアイゼンの方が安全です 稜線上は基本的に吹き飛ばされて無雪だったが、一部硫黄岳へ向かう途中の鎖場で膝まで埋まる雪 |
その他周辺情報 | 甲斐大泉温泉パノラマの湯(830円) ↑残念!値段の割にリンスインシャンプーしかなかったし、ドライヤーが5台くらい全て5分100円の有料 露天風呂は広々として気持ちいいがもう行かない |
写真
感想
杣添尾根から横岳→行けたら硫黄岳まで行ってみようとやって来た。
天気は申し分ない好天の予報も、ノーマルタイヤなので駐車場までのアクセスで雪がないかが心配だった。
一応辿り着けなかった場合に備えて南方の山で代案も考えていたが、八ヶ岳山麓の別荘地を通り抜ける中で1~2箇所凍結があったものの、ゆっくり走行して無事駐車場までアクセスすることができた。
登山道はピンクテープの多い一本道で明るければ迷う心配はないと思う。
前半は雪があまりなかったので、足に何もつけずに上がった。
中盤からしっかりした雪道になるも、ふかふかな雪で前の人のステップもあったので特にアイゼンを付けるような感じではなく、チェーンスパイク&ダブルストックで登る。
ただ、稜線に出る直前の斜面は結構急なので、下りはピッケルも出して慎重に降りた。
雲ひとつない青空、風も横岳まではそんなに強くなくて最高!すれ違う人も「最高ですね~」「笑顔が止まらないですね~」とみんなニコニコしながら歩いていた。
硫黄岳の方は風が強いとのことで、行こうかどうしようか迷いながらも、途中まで行って様子を見てみた。
初めて見る爆裂火口、平らな淵がぐるりと延びていて、確かにあの上は遮るものがなく風が強そう。
山頂はどこだ?とGPSをかざすと、なんとこちら側から見て一番奥の端…。
悩んだ末に、今日はいつもより足取りが重く、特に後半でペースダウンもしてたので、硫黄岳山頂まで行かずに引き返す。景色は十分に堪能したので満足。
これが結果的によかった。
帰り道、一本道で迷う心配がないので、特にスマホも確認せず、ぼーっと降りてあと少しで駐車場という時、スマホがない!と気付く。
そういえばなんか左足だけ滑るなーと思ったら、チェーンスパイクも左足だけない!
チェーンスパイクは消耗品だからいいにしても、ないない尽くしでショックがデカい。特にスマホはやばい。
最悪…と思いながらへとへとの体に鞭打って再びそこそこ急な山道を登る。
最後に所在を確認してからずいぶん経っていたが、道を塞ぐ木をくぐったときにポケットから落ちたんだろうな~と目星をつけて、そこまで行ってなかったら翌日も捜索登山するか諦めて帰ろうと思っていた。
かれこれ30分ぐらい無駄に登り返すもまだない。
割とすぐかと思って最初は荷物ごと持って登っていたが、あまりにもないのでザックも下ろして軽身になって登る。
人気がないので下山する人ともすれ違わない。
ただでさえ疲れてたのにヘトヘト。泣きそうになりながら低い木目指して登り続けていたら、登り返して45分後ぐらいにようやく2人の登山者が降りてきた。
拾っていてくれてはいないかと期待を込めて聞いてみたら、なんと親切なことに連絡が入るように電波と音声をオンにして拾ってくれていた😭✨
やっぱり低い木の近くに落ちていたらしい。
本当に助かりました。ありがとうございました🙏
いろいろケアレスというか疲れが溜まった中での登山でよろしくなかったが、何はともあれ今回で山レコステータスがパープル(1000km~)になった。
これからも安全かつ人に迷惑をかけないような登山を心がけたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する