蕨山
- GPS
- 05:20
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 883m
- 下り
- 939m
コースタイム
天候 | 快晴、5〜13℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:ノーラ名栗・さわらびの湯バス停 |
写真
感想
平日かつ年末。こんな日の飯能駅で名郷行きのバスを待つ人はまばらで、ハイカーはほとんど見えない。1時間ほど揺られて終点の名郷に着くころには一人ぼっちになった。名郷の有料駐車場にも1台のみ。
あからさまにぐっと登ってだらだらと下る、今日のルートはわかりやすい。林道終点から一気にがっと登り始めるが、この辺りの道が少々わかりにくかった。何度か渡渉しつつ杉林をどんどんと登る。しかし年末だというのに暑い。登るにつれウォッチキャップ、ネックゲイター、グローブ、すべてを脱ぎ捨てた。
屈曲点からは尾根歩きになり、今度は冷たい風が吹く。毎年ながら汗かきには調節の難しい季節だ。鳥首峠方面に石灰採掘の跡が見える。頂上までの間に手を使って登る岩場が4か所ほど。足場はちゃんとあるのだが気を抜くとちょっと危ない。特にこの時期は落ち葉も積もっているので足の置き場はしっかり確かめたい。
ここまで2時間ほど登って登って山頂稜線に到着。三角点は有間山方面とのことだが、腹が減ったので展望台へ。バス停から誰にも行き会わず、展望台でもひとりぼっちで清々しいほど。多少の眺望があり、はっきりと赤城山が見えた。しかし寒い。。。木々の間から吹き込む北風が冷たい。一気に8度ほど下がったようで、登りで汗をかいた分、着込んでも寒い。おにぎりを口に詰め込んで早々に出発する。
前述のとおり、ゆるゆると下る。落ち葉で歩きにくい部分はあるが、危険個所はほぼない。なにしろ気が遠くなるほどゆるゆると下る。実際のところ、記憶がほとんどない。ただし気を抜いてると落ち葉で滑る。きつさはないがある意味で修行のような下り。名栗湖上の稜線をずっと歩くが、意外にも湖はほどんど見えなかった。
結果的に今日は誰一人としてハイカーに会わず。自分の熊鈴だけが響く静けさの中、無心で歩くにはいい日だった。帰宅してみてウォッチキャップをなくしたことに気づいた。無心になりすぎてしまった。買ったばかりなのに…。
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