峰山断念、月夜野から藤野までの車道歩き
- GPS
- 04:06
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 637m
- 下り
- 769m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:04
天候 | 晴れ ただしトレイルには所々に残雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2024/2/5に降った雪が思いのほか残っていた。天神峠から網子天神分岐までの間にかなり狭く北に切れ落ちた道が続くので要注意。 |
写真
感想
冬の山を甘く見てはいけないということを学んだ山行だった。
三ケ木のバス停から月夜野に向かうバスは午前に一本しかない。7:10発なので自宅の最寄りから始発電車に乗っても間に合わない。なので三ケ木に近い民泊で宿をとった。スタートは大川原入口バス停の予定だったのだが、道志川方面はなかなか来れる場所ではないので終点の月夜野バス停まで行って降りた。
月夜野から大川原に向かうルートの側道には6日前に降った雪が残っている。嫌な予感がした。
そうこうするうちに大川原の集落に到着。ここに来たそもそもの理由は大川原集落だ。Googleマップが相模原市を紹介する画像を送ってきたのだが、代表写真がとても美しい川と山に囲まれた里の光景だった。調べるうちに山梨県道志村に近い相模原市緑区、旧津久井郡の大川原だということがわかった。
遠景の写真だと昔話にでも出てきそうな景色だったが、いざ中に入ってみると感動が薄れる。やはり絶景は引きで観察するべきだ。
30分ほど林道を歩いていたら天神峠の分岐が現れる。ここから山道だ。最初のうちは良かったのだがどんどん悪路になってくる。残雪がシャーベット状になっていて崩れやすい。さらに片方が大きく切れ落ちた道で幅も狭い。滑落したら終わりだ。そんな道が30分以上続いた後、少し歩きやすい道に変わって一安心。ペースを上げる。
綱子天神の分岐が現れる。峰山山頂まで2キロらしい。さあ頑張ろうと思い足を進めると行手に見えるのは真っ白な光景。これまでで一番残雪の量が多そうに見える。加えて右側は谷底。ここまでの難所以上に危険かもしれない。雪用のギアは持っていないし、そもそも自分の技量と経験を過信すべきではないと判断し、先ほどの分岐に引き返す。菅井の集落に向かう道は歩きやすく、しばらくして到着した。
長い車道歩きの後、藤野やまなみ温泉が見えてきた。ここを起点に大久和ルートで峰山を目指そうかと思ったが、北麓からの大鐘ルートの方が安全そうだったので再び車道を歩く。大鐘の登山口に到着しようかという頃に時計を見ると予定時刻を大きく過ぎている。尾根を外れ集落伝いに迂回したのだから当然だ。
ここから峰山山頂まで順調に到着してもピストンで登山口に戻るのは2時間後。足元が悪ければもっとかかる。さらに藤野駅まで1時間以上はかかりそうだ。
結局、峰山に向かうルートを四つほど行ったり来たり試行錯誤した挙句、断念を決めた。
順当に峰山山頂を踏んでやまなみ温泉に降りていれば、藤野駅に向かう途中で日連金剛山に登るつもりだったのだが、大きく遠回りして身も心も疲労を感じ始めていたのでこちらも断念。
ピークらしいピークを踏むことなく帰路に着くことにした。日連大橋の手前で片足が痙攣しそうになってきたので結果的には正しい選択だったのだろう。
宿泊までしてこの結果は悔しいが、怪我や滑落を回避したと思うしかない。
道志川から相模川まで北上する、という目標は達成したのでよしとしよう。
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