記録ID: 6501551
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積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
知床硫黄山
2024年02月22日(木) ~
2024年02月24日(土)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
⓪札幌(1700)-知円別小中学校建物横(100)=C0
札幌から現役のプライドで一般道で行く。後部座席に座りたくないため足寄までプロボを運転してやった。後部座席は狭すぎて首も伸ばせずストレス溜まる。ついたら車の横にテント張って寝る。送迎していただいたOB1はプロボで寝ていた。
C0(800)-c920テンバ(1230)=C1
曇り空の中デパ。とりつきですでに固かった。たまにツボにして登る。一時強風で息が吸えず、知床の洗礼にびびる。視界微妙で地図読み難しく、GPSを見たら思ったより登ってた。雪が少ない?のかc850あたりはカンバ結構生えてて余裕で泊まれそう。c900あたりの細尾根はとても分かりやすい。沢沿いにΩも掘れなそうだったので尾根から降ろしてc920のカンバパヤパヤで泊まる。低気圧通過以外だったら泊まれそう。
C1(530)-知円別分岐荷物デポ地(830)-硫黄山(1015)-知円別分岐(1200)-ルシャ山(1415)-c520テンバ(1600)=C2
外に出ると天気がよさげ。国後島から朝日が昇ってきた。夏本を思い出した。尾根は特になんもだが風が強い。尾根しかり登っている面はbushも出てるしたまにカンバ生えてる。固くなってからESにして、重荷を感じていく。c1350から急に緩くなりシールでも行けそうだったが、硫黄に行くときにまた履き替えるのがめんどくさかったのでESでズボズボ行った。羅臼方面と知床方面と西側の流氷が見え、気分は最高。金庫岩みたいな岩に全装をデポして硫黄山アタックする。知円別分岐からEPにしてトラバースしていく。硫黄山までの尾根はたまに固かった。芦別北尾根でも利尻の審議でも見たようなローソクみたいな岩は西側の基部を巻いていく。ポコを越えるとやっと硫黄山が見える。西側から巻く話も出たが、登れそうなので尾根をそのまま直上。数か所岩が出ていて急だった。風も弱くなりピークからは最高の景色。羅臼岳、知床岳、白い山々を囲む流氷、海。目に映るすべてが青と白で構成された世界。海から山の頂に至るまで人が作ったものは一切見えない。ずっと昔から続いている原風景が、変わらず残り続けていくことを願う。登ってきたところを下るのは危険だと判断し、北西の尾根から降りてトラバースして復帰することにした。トラバースは過去最長のダガーポジション継続時間だった。斜面がカチコチだと相当怖いので慎重に判断したほうがよさそう。後は通ってきたところを戻ってデポ地まで。ESでc1300まで降ろして白抜けの沢型にでてそっからスキー。c1200の崖マークは分かる。途中ハイマツスキーやカニ歩きを交えながらルシャ山へ。ここでsLの手の凍傷が発覚し急遽翌日下山が決定した。硫黄付近の冷たい風でやられたらしい。悔やまれるがどうしようもないので気持ちを切り替えてテンバに行く。ルシャ山東面はハイマツスキー。なんとか白抜けを見つけてつないでいく。c700のポコの北側にある二本の沢型は沢中にタンネが生えているきもい地形だった。雪はよかった。c500あたりはタンネたくさんでテンバ適地。スキーがしんどくなったところでテンバ入り。各々のコスぺを開放してエッセン前にお腹いっぱい。
C2(800)-知床橋(1015)
Lは昨日のコスぺでお腹を壊し夜12時にトイレに出てそこから全然寝れなかった。月明かりの明るい夜だった。車の迎えに合わせてゆっくりシールでデパ。キタルサ川源頭で鹿が大移動してルシャ側に乗り越えていた。計画はルシャ二股にテンバを降ろすものだったが、稜線にも低気圧通過に耐えられそうなテンバがいくつもあるので稜線を伝ってもいいかもしれない。国後島を見ながらスキーでルサ川の渡渉まで降ろし、渡渉してシールに変えて知床橋まで。なんとドンパが7時に到着していたらしい。申し訳ないです。ありがとうございます。sLを釧路の病院に届けて、泉屋でスパカツを食う。温泉セットがないためブーツのまま入った店内では冷ややかな視線が向けられた。同理由でLは免許証がないため運転できず、プロボの後部座席でうなって22時に札幌着。
札幌から現役のプライドで一般道で行く。後部座席に座りたくないため足寄までプロボを運転してやった。後部座席は狭すぎて首も伸ばせずストレス溜まる。ついたら車の横にテント張って寝る。送迎していただいたOB1はプロボで寝ていた。
C0(800)-c920テンバ(1230)=C1
曇り空の中デパ。とりつきですでに固かった。たまにツボにして登る。一時強風で息が吸えず、知床の洗礼にびびる。視界微妙で地図読み難しく、GPSを見たら思ったより登ってた。雪が少ない?のかc850あたりはカンバ結構生えてて余裕で泊まれそう。c900あたりの細尾根はとても分かりやすい。沢沿いにΩも掘れなそうだったので尾根から降ろしてc920のカンバパヤパヤで泊まる。低気圧通過以外だったら泊まれそう。
C1(530)-知円別分岐荷物デポ地(830)-硫黄山(1015)-知円別分岐(1200)-ルシャ山(1415)-c520テンバ(1600)=C2
外に出ると天気がよさげ。国後島から朝日が昇ってきた。夏本を思い出した。尾根は特になんもだが風が強い。尾根しかり登っている面はbushも出てるしたまにカンバ生えてる。固くなってからESにして、重荷を感じていく。c1350から急に緩くなりシールでも行けそうだったが、硫黄に行くときにまた履き替えるのがめんどくさかったのでESでズボズボ行った。羅臼方面と知床方面と西側の流氷が見え、気分は最高。金庫岩みたいな岩に全装をデポして硫黄山アタックする。知円別分岐からEPにしてトラバースしていく。硫黄山までの尾根はたまに固かった。芦別北尾根でも利尻の審議でも見たようなローソクみたいな岩は西側の基部を巻いていく。ポコを越えるとやっと硫黄山が見える。西側から巻く話も出たが、登れそうなので尾根をそのまま直上。数か所岩が出ていて急だった。風も弱くなりピークからは最高の景色。羅臼岳、知床岳、白い山々を囲む流氷、海。目に映るすべてが青と白で構成された世界。海から山の頂に至るまで人が作ったものは一切見えない。ずっと昔から続いている原風景が、変わらず残り続けていくことを願う。登ってきたところを下るのは危険だと判断し、北西の尾根から降りてトラバースして復帰することにした。トラバースは過去最長のダガーポジション継続時間だった。斜面がカチコチだと相当怖いので慎重に判断したほうがよさそう。後は通ってきたところを戻ってデポ地まで。ESでc1300まで降ろして白抜けの沢型にでてそっからスキー。c1200の崖マークは分かる。途中ハイマツスキーやカニ歩きを交えながらルシャ山へ。ここでsLの手の凍傷が発覚し急遽翌日下山が決定した。硫黄付近の冷たい風でやられたらしい。悔やまれるがどうしようもないので気持ちを切り替えてテンバに行く。ルシャ山東面はハイマツスキー。なんとか白抜けを見つけてつないでいく。c700のポコの北側にある二本の沢型は沢中にタンネが生えているきもい地形だった。雪はよかった。c500あたりはタンネたくさんでテンバ適地。スキーがしんどくなったところでテンバ入り。各々のコスぺを開放してエッセン前にお腹いっぱい。
C2(800)-知床橋(1015)
Lは昨日のコスぺでお腹を壊し夜12時にトイレに出てそこから全然寝れなかった。月明かりの明るい夜だった。車の迎えに合わせてゆっくりシールでデパ。キタルサ川源頭で鹿が大移動してルシャ側に乗り越えていた。計画はルシャ二股にテンバを降ろすものだったが、稜線にも低気圧通過に耐えられそうなテンバがいくつもあるので稜線を伝ってもいいかもしれない。国後島を見ながらスキーでルサ川の渡渉まで降ろし、渡渉してシールに変えて知床橋まで。なんとドンパが7時に到着していたらしい。申し訳ないです。ありがとうございます。sLを釧路の病院に届けて、泉屋でスパカツを食う。温泉セットがないためブーツのまま入った店内では冷ややかな視線が向けられた。同理由でLは免許証がないため運転できず、プロボの後部座席でうなって22時に札幌着。
天候 | 終始気圧の尾根 冬型だが天気よし 2/22は等圧線が混んでいて比較的風強い 上部ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
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