権現山・扇山
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- GPS
- 07:51
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,572m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:54
天候 | 曇り一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
下山:JR中央本線四方津駅 |
写真
感想
登山口となる上野原市桑久保の不老下バス停は中央道談合坂SAの直ぐ近くで今朝立川への高速バスで最後の休憩をした所だ。上野原から富士急山梨バスの便もあるが、四方津から短絡路をタクシーで入り1時間早く登り始めることができた。桑久保の集落を歩いていると指導標が折返すような方向に付いている。真っ直ぐに進む2.5万図の点線道と明らかに違うが指導標に従った。登山道は2.5万図点線道の一つ東側の尾根に付いているようだ。15分程の車道歩きで登山口に達し本格的な登山が始まった。
250m程標高を上げると金毘羅神社の小さな祠があり展望が利いた。南方向を見ると中央線南側の山地にある高畑山や後の方に丹沢山系の蛭ヶ岳を見ることができた。尾根通しの登山道を30分程行くと不老山(839m)に達した。3等三角点「桑窪村」があり南側の展望が得られる。眼下には談合坂SAが望め、上下線のSAが随分離れていることが分かった。丹沢山系は蛭ヶ岳の他、檜洞丸、大室山まで確認できた。
北に進路を変え20分足らずで高指山(911m)に達した。展望は無いが山梨県材を使用した真新しい山頂標識が暖かい。進路が西に向きなだらかな稜線を辿ると再び進路が北に向いた。直ぐのピークでは木には「ゴウド山」と書かれた古びた木片が括りつけられていた。887mの標高点で展望は得られない。下りきった処は林道が越える和見峠だ。
300m登り返し雨降山(あふりやま1,177m)山頂に達した。電波塔群があり、一番標高の高そうな所に山頂を探すが何もなく、少し低い北端の用竹からの道の合流点に山名が記されていた。展望のない山頂だがお腹が空いて来たので暫し休憩した。歩き出すと小雪が舞い始めた。権現山までの1.8劼論召悗僚珍路がなだらかに続き山頂直下に達すると大ムレ権現の祠があり手を合わせてもう一息、傾斜の増した斜面を登り権現山(1,312m)に達した。山頂には数組の登山者で賑っていた。山梨百名山に数えられ2等三角点「棚頭」があり展望も利くのだが、降りだした雪と雪雲が覆い雨降山を望むのが精一杯の状態だった。
降り続く雪に雨具のジャケットを着て、ザックカバーをして山頂を後にすると忽ち雪は弱まり浅川峠(867m)に達する頃にはすっかり止んでしまった。それにしてもずいぶん標高を下げてしまったものだ。扇山へは300m近い登り返しとなる。先ずは標高940mの曽倉山だが展望のない山で通過した。扇山(1,138m)も山梨百名山で一日に2峰制覇した。霞んでいなければ富士山がバッチリ見えるのだが今日は展望に恵まれない。二組のグループが休憩中で、3人で山頂写真を撮ろうとセルフタイマーをセットしようとすると「シャッターを押しましょうか」と暖かい仰せ。断るのも角が立つのでお願いしたが、出来上がりは足の切れた中途半端な写真だった・・・
10数年前に来た時は西へ縦走し、もう一つ山梨百名山、百蔵山へと縦走したが今回は東に取り犬目丸、荻ノ丸を目指した。2.5万図では尾根を逸れて恋塚方面への下山路の途中からトラバースするように縦走路が繋がるが出来れば真っ直ぐ下りたい。微かな踏み跡を辿りP928を経由して進んだ。犬目丸は861m標高点の位置だと思っていたがその手前の展望地がそれで、赤テープにマジックで書かれ木からぶら下がっていた。
P861で90°方向を変え荻ノ丸(794m)に到った。「荻野丸」と「ノ」が漢字になったプレートが掲げられていた。最後の山からは展望は得られなかった。此処からは新田へと下る。途中何を祀るのか祠があり中央道上り線の談合坂SAが目の前に見えた。その先には大野貯水池と高柄山(733m)の姿が望めた。下山路は2.5万図の道とずれて新田下BSに下りて来た。此処からは四方津行の富士急山梨バスがあるがまだ1時間以上先なので歩いて行くことにした。兎に角中央道の南側に出なければならない。「四方津駅→」の指導標に従って下って行くと、登山者が登って来た。「この時間から何処へ?」と声を掛けてみると道が分からず引き返して来たと云う。指導標がなく道が途切れ戸惑ったようだが手前の小道を入って行き一緒に何んとか中央道を跨ぎ越すことができた。このグループより先行し談合坂SAの裏手から大野の集落を貯水池へと下って行った。
大野貯水池は大野ダムによって堰き止められた人造湖で北岸にはやたら老人養護施設が目立つ。南岸の臼木三角点の峰(464m)は姿を湖面に移し良い感じ。振り返ると扇山、犬目丸、荻ノ丸が素晴らしい。ダムサイトから県道を下り四方津駅に帰り着いた。バスを待たず歩いたお陰で予定より1本早い列車に乗ることができた。立川での反省会をしようと云うとO田さんは反省することは何もないと高尾から京王線で帰ってしまった。残ったO崎さんと山岳会のメンバーで結婚して川崎市に住むK嶋さんがJOINして三人で再会を祝い立川の夜を過ごした。
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