丹波の里で春の妖精を愛でる（追手神社）

2024年03月16日(土) [日帰り]

• GPS: 03:02
• 距離: 7.2km
• 登り: 69m
• 下り: 45m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:52
• 合計: 2:54

9:39 スタート地点
10:14 10:14 大山城址
10:36 10:36 篠山街道合流点
11:08 11:40 キクザキイチゲ自生地
11:51 12:11 白椿（うどん屋）
12:33 追手神社

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

＜往路＞
JR大阪8:12発・特急こうのとり1号→篠山口9:06着（J-WESTeチケット750円）篠山口9:27発・普通 福知山行→丹波大山9:32着（乗車券1340円）ICOCA、PiTaPa使えます。
＜帰路＞
大山宮上13:02発・ウィング神姫バス→柏原13:11着（370円）ICOCA、PiTaPa使えます。
JR柏原13:40発・普通 篠山口行→篠山口14:10着
篠山口14:19発区間快速 大阪行→尼崎15:29着
尼崎15:39発普通 松井山手行→鴫野16:02着
乗車券1690円

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません。
前半は生活道路、農道、後半は旧篠山街道を歩きました。

その他周辺情報

追手神社の直ぐ近くにうどん屋・白椿があります。古い農作業着や端切れなどを扱う店が同じ棟で隣接しています。おしゃれな店でした。

写真

3/16 9:08

JR福知山線・篠山口にやってきました。この駅で特急から普通に乗り換えます。

3/16 9:09

9:12発大阪行の丹波路快速が出発を待っていました。

後方に停車している2両編成の電車は篠山口と福知山を結ぶ普通です。

3/16 9:31

篠山口からひと駅、丹波大山で下車しました。
無人駅ですが、PiTaPaが使えました。

3/16 9:38

駅舎の横には桜の巨樹が存在感を放っていました。

3/16 9:43

歩き始めて直ぐ、民家の脇でミツマタが咲いていました。

3/16 9:49

篠山川の川岸に出ました。左手の下流に川代ダムがあり、この付近はダム湖になっています。
本流は右手から流れてきます。正面は支流の宮田川。

3/16 9:50

川岸の桜並木

3/16 10:04

ダムの下流は自然のままの川です。

篠山川はこのまま西流して、直線距離で13km先の西脇市黒田庄町小苗で東播磨を流れる大河、加古川に合流します。
加古川は南流して加古川市で播磨灘に注ぎます。

3/16 10:05

少し歩くと大山川を渉る橋を通過します。きょうはこの川に沿って歩きます。大山川はこのすぐ下流で篠山川に注ぎます。

3/16 10:06

篠山川の対岸をこうのとり3号が走って行きました。

3/16 10:14

大山城址

3/16 10:14

その説明板

3/16 10:19

オオイヌノフグリが至る所に咲いていました。春です。

3/16 10:36

篠山街道にでました。
篠山街道は平安時代の『山陰道』で、京都から丹波、但馬、出雲へ行く重要な街道であったそうです。
道標がありましたが判読できませんでした。帰宅して調べると「左、京いせ道」で、

3/16 10:36

こちらの面は「右　きよ水・大坂道」、きよ水は西国33ヵ所の25番札所、清水寺(加東市平木)だそうです。
文政四年（1821年）に建てられたとか。

3/16 10:37

愛宕神社（後で調べました。）

3/16 10:58

大山川沿いの桜並木

3/16 11:06

民家の庭に咲く紅梅

3/16 11:08

大山集落の自生地に咲くキクザキイチゲ

3/16 11:08

良く見ると沢山咲いていました。

3/16 11:11

まだ開ききっていませんが、清楚な花です。

3/16 11:18

セツブンソウは終盤です。

3/16 11:22

3/16 11:20

はるばるやってきた甲斐がありました。癒されます。

3/16 11:21

3/16 11:21

3/16 11:21

3/16 11:22

ユキワリイチゲも咲いていました。

3/16 11:24

3/16 11:24

セツブンソウ

3/16 11:25

3/16 11:25

同じような写真を何枚も取ってしまいます。

3/16 11:26

セリバオウレンが咲き残っていました。

3/16 11:26

小さくて可憐な花です。

3/16 11:27

終盤ですが群生しています。

3/16 11:27

果穂になりかけています。

3/16 11:28

こちらも果穂になりかけています。

3/16 11:29

3/16 11:30

青色のキクザキイチゲ

3/16 11:30

数は少ないですが斜面の高い所に咲いていました。

3/16 11:31

同じ場所に咲くユキワリイチゲ

3/16 11:37

こちらはアズマイチゲ。日当たりの良い場所でした。

3/16 11:37

白いキクザキイチゲと区別できません。

3/16 11:39

アズマイチゲ

3/16 11:40

3/16 11:40

3/16 11:51

自生地の近くのうどん屋・白椿。
白椿セット（1200円）を頂きました。自家製麺のうどんに美味しいつゆがよく絡まっていました。黒豆ごはんと野菜の天ぷらが美味でした。

3/16 12:12

同じ棟にカフェと野良着屋がありました。

3/16 12:11

庭にはフキノトウが出ていました。

3/16 12:26

昼食後自生地に戻ってから山沿いの道を追手神社に向かいました。

3/16 12:31

追手神社の樹齢千年の樅

3/16 12:32

反対側から見ると根の周りがすごい迫力です。

3/16 12:34

全体像

3/16 12:34

追手神社拝殿

3/16 12:36

境内に咲くユキワリイチゲ。
以前来た時は石垣の上にわんさか群生していましたが、無くなっていました。

3/16 12:39

これも存在感のある巨木。欅のようだが違うようにも見える。

3/16 12:46

花と巨樹を十分に楽しんだので帰ります。
追手神社から国道に出た所に大山宮上 バス停があります。ウィング神姫バスで約10分でJR福知山線の柏原（かいばら）に出ます。（本数は一日数本と非常に少ないです。）

3/16 12:56

バス停から望む金山

3/16 13:32

柏原駅

3/16 13:31

柏原駅構内
構内のみ複線ですが、向こう側の線路は使用されていないようです。上り下りとも同じホームを使用していました。跨線橋も使われていないようでした。
ちなみに篠山口から福知山までは単線電化路線で、ローカル線の風情を楽しめました。尼崎から篠山口までは複線電化の大都市気候路線です。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

yoriton

丹波篠山の追手神社周辺の里には住民や小学生が保存に手を尽くしている春の花の自生地があります。2018年のこの時期に一度訪れたのですが、最近、付近の金山とセットで訪れたレコが良く上がっているのを見て再訪してきました。
JR福知山線・篠山口で乗り換えて一駅、丹波大山駅から生活道、農道、旧街道を約6km歩いていきました。

お目当ての花はキクザキイチゲ、セツブンソウ、ユキワリイチゲ、セリバオウレン、アズマイチゲが咲いていました。
セツブンソウとセリバオウレンは終盤でしたが、他の花は見頃でした。

地元の大山集落の里山沿いの斜面に咲く花々を楽しんで、追手神社境内の千年もみや夫婦イチョウなどを観た後、神社近くの国道のバス停からウィング神姫バスでJR福知山線の柏原駅に出ました。
柏原から普通電車で篠山口へ、篠山口から区間快速で尼崎、尼崎で東西線に乗り換えました。
往きは時間節約の為特急を使いましたが、帰りは普通と篠山口から川西池田まで各駅に停まる区間快速を乗り継いだので福知山線を楽しむことが出来ました。

花レコのつもりが鉄レコ、川レコになってしまいましたが、春の陽気の下、気持ち良い山里歩きと春の花を楽しんだ一日でした。