乳頭山（田代平経由）

2024年03月27日(水) [日帰り]

• GPS: 08:57
• 距離: 12.7km
• 登り: 735m
• 下り: 753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 1:27
• 合計: 8:56

距離 12.7km 登り 754m 下り 753m

7:55 休暇村乳頭温泉郷
7:59 妙乃湯
8:07 8:08 蟹場温泉
8:10 8:21 大釜温泉
9:53 蟹場分岐
11:54 12:05 田代平山荘
12:55 13:15 乳頭山
14:15 14:46 田代平山荘
15:54 蟹場分岐
16:30 16:42 大釜温泉
16:43 16:44 妙乃湯
16:49 休暇村乳頭温泉郷
16:51 ゴール地点

天候

晴れ。山頂付近は強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎休暇村乳頭温泉郷駐車場
日帰り用スペースに駐車。
旧乳頭スキー場前に田沢湖高原駐車場公衆トイレがあります。

コース状況／危険箇所等

蟹場分岐までの登りの急な箇所で2回クトーを着け外し。
乳頭山直下でスキーを外し、ツボ足で山頂往復。
少し下ったところでシールを外しました。
かかった時間は反映されていません。

写真

3/27 7:38

田沢湖高原駐車場
トイレは温かいです。
ここから休暇村の日帰り駐車場に移動します

3/27 8:14

大釜温泉の横から入山します

3/27 8:41

急登でクトーをつけました
朝は、まだ斜面が固いようです

3/27 8:52

3/27 9:34

秋田駒ケ岳が白い

3/27 9:34

ここを登れば、緩やかになります。

3/27 9:40

ブナの木は良い…

3/27 10:08

ちょこんと残った雪が逆光で可愛い

3/27 10:08

ブナの森は良い…

3/27 10:16

クラシックルートの看板はだいたい木に喰われています(年月を考えてしまいますね)

3/27 10:20

真っ直ぐなブナが多いです

3/27 10:30

ブナは地衣類がしっかりついていて、特に黒い苔が繁茂していました　モサモサしています

3/27 10:30

3/27 10:33

喰われています(看板)

3/27 11:28

乳頭山山頂が見えました
植生がブナからアオモリトドマツに

3/27 11:53

3/27 11:54

田代平山荘
周り込みます

3/27 12:16

山頂を目指します
ややアイスバーン

3/27 12:19

左手斜面に滑った跡が確認できます

3/27 12:30

時々、乳頭山の後ろを飛行機雲の軌跡が走ります

3/27 12:33

モンスターだったものたち

3/27 12:46

直下までスキーで

3/27 13:01

山頂から裏岩手連峰、岩手山。

3/27 13:02

青い…

3/27 13:05

青いよーーー

3/27 13:03

3/27 13:03

笊森山から秋田駒ヶ岳

3/27 13:04

秋田駒ケ岳と田沢湖

3/27 14:02

下りは雪庇の右手の斜面を滑走することに
登りの段階で確認(シュプールあり)した箇所です

3/27 14:04

ちょっとガリガリ〜

3/27 14:04

でも、広い、気持ち良い

3/27 14:04

3/27 14:10

3/27 14:10

3/27 14:12

雪庇下を注意深くトラバース

3/27 14:22

田代平山荘
2階から入りました

3/27 14:24

3/27 14:34

雲が増えてきました

3/27 14:36

さよなら山荘

3/27 14:55

雪質が吹き溜まり+アイスバーンからモナカに

3/27 15:26

ブナのスラローム
このあたりはもうモコモコモナカ雪

3/27 16:01

3/27 16:36

大釜温泉でスキーを外す

3/27 16:54

休暇村の日帰り駐車場に戻ります
お疲れさまでした

撮影機器：

SO-52B Sony

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ヘルメット ブーツ ザック 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 GPS サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ スキー板 ビンディング シール クトー アイゼン ストック ビーコン スコップ ガスコンロ カートリッジ

感想

usagimori

12年振りに山スキーで乳頭山へ。
孫六温泉からの尾根は入山者が多く、固く踏まれているようなので、大釜温泉の左手から取り付き、田代平経由で往復しました。
昔、八幡平へ縦走した際に登った尾根です。

田代平山荘を過ぎると風が強くなり、山頂付近はかなり強風でした。
直下でスキーを外して山頂に立つと、笊森山から秋田駒ヶ岳の迫力ある姿が印象的でした。
スキーデポ地は強風なので少し下ってシールを外しましたが、そこもかなりの強風。
物を飛ばされないように注意が必要でした。

クラストやモナカ雪の雪質で快適なスキーではありませんでしたが、ブナの森、雪原、周囲の展望を楽しみ、乳頭山の山頂に立つことができた、充実の一日でした。

wkn

乳頭山は頭上に広がる雲一つない空が、ひたすら青く、青に染まるような山頂でした。

大釜温泉からはブナの森で、太く真っ直ぐな大木や若木は、新緑の森を思い描くのも嬉しくなるような尾根です。ただ、早朝の急斜面にはスキーアイゼンが必要で、山スキーが１年ぶりの身としてはなかなか緊張しました。

視界が開けてくると、右手に田沢湖、白い雪煙が光る秋田駒ケ岳が見え、アオモリトドマツが僅かにモンスターの名残を残して揺れていました。

山頂直下まで板をつけて登り、山頂からの遮るもののない360°のパノラマを楽しみました。また12年前引き返したのは、果たしてどの辺りだったのかを検証したりなど。尽きない思いを振り切って山頂を後にしました。登りは晴れていても低温と強風で雪面は固くアイスバーン気味でしたが、下りの中腹からモナカになり、板の取り回しは重かったです。

田代平山荘は以前、後生掛温泉から八幡平、三ツ石山、滝の上温泉を経て縦走した春合宿の最終日、先に小屋に着いていた高校の先生が百武彗星が見えると教えてくださいました。
この尾根、小屋、ピーク…いくつもの場所で、様々な風景が思い出されました。

一歩一歩が思い出深い山行でした。