【チャリレコ】京都・御香宮神社〜甲子園〜西宮(さくら夙川駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 56.2km
- 登り
- 2m
- 下り
- 25m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
息子と京都へ。昨春は養源寺へ琳派の絵(俵屋宗達「白象図」)を観に出掛けたが、、、、。
そもそもは河井寛次郎記念館訪問のつもりの上洛が、またしても要らぬ欲がムクムクと。山仕事の合間に地図を睨んでいると、関西の名水百選を繋ぐラインが目に入った。昨年12月にも訪れた御香宮神社「御香水」から、大阪「離宮の水」、西宮「宮水」が。で、車に自転車積み込んで西へ。ただ、今回は離宮の水への渡渉ラインが無く端折ってしまった。
(京都〜)大阪〜神戸へと至る阪神工業地帯。都市部を走っているといつも思うよう、人類は一体何に向かって生を営んでいるのかという想念がグルグルと頭を巡る。宙に浮いた箱にキチキチと暮らし、猫の額の庭に見たこともない色の高級外車を据える。お隣に気遣いお隣と競い合い、よりよい(お得な)ポイント生活を目指して週末にはバカンスに余念なく、その結果発生する交通渋滞。江戸でも思ったが、過密都市での空間使いは既に極限にまで達していると感じる。生活インフラに、人口密度に、成立していること自体が不思議なくらいだ。上べだけの快適さばかりを求める暮らしは、コロナ禍で打ち止めにしなくてはならなかったのに。都市生活自体の環境負荷の高さは、地方都市や山間集落の比ではない。排出する二酸化炭素の重みも違う。ゴミゴミとした都市部は、心情も含めた自然回帰を志向する気持ちが湧く環境、場であるとは思われる。
もう一点、日本第二のこの巨大都市部から何故「大阪わらじの会」が興ったのか。池田市の中庄谷直氏、吹田市の茂木完治氏、そして枚方市の怪人・清水裕氏等々(川崎実氏はどこだったっけか)。先鋭的且つ極めて独特な方向性を示した社会人山岳会だけに単なる自然回帰、で済ませる話ではなく。ここでは関係無いが、沢登りに於ける私のかつての最強パートナーだった日下の実家近くも通った。
明日は息子の誕生日である。当日は平安神宮辺りにふわふわと遊んだようだ。淀川の土手に立つ桜にも膨らんだ蕾に交じって開いた花も見受けられ、気の早い花見客もちらほら。もう、春ですね。今回は時間なく訪問できなかった寛次郎の「ディキスの石球」はまた機会を改めて触りに出掛けたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する