箕輪
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
◆まえがき
25年前にSAJ1級取得してから、いわゆる"基礎スキー"というものからは遠ざかっていたが、今現在どのくらいのレベルなのか確かめたい気持ちはあった。しかし、テクニカルプライズは1日目事前講習で2日目検定というのがスタンダードで、検定だけのために2日間費やすのはもったいない気持ちがあった。
今シーズン、何となくプライズテスト日程を眺めていたら、1日で講習と検定をやってくれる会場を発見。1日ならということで受けてみた。
◆事前講習
日帰り駐車場と検定受付のあるホテルは離れており、シャトルバスが運行していた。8時過ぎに受付。事前にネットで申し込んでいたのでスムーズだった。思ったより受験者が多く、テク20名、クラ5,6名といったところ。平日開催、1日で終わるというのは需要が高いらしい。
2班に分かれて事前講習スタート。テク・クラは同じ種目なので講習も一緒。自分は番号が遅かったこともあり、クラの人たちと一緒。やっぱりクラ受験者はうまい。安定感が違う。
講習内容は、ウォーミングアップの後、種目別(全4種目)にそれぞれの検定バーンで実施。事前の知識はほとんど無く臨んだが、どうやら整地小回りが鬼門らしい。他の受験者はそろってこの種目の重点的な講習を希望していた。
巷ではあれこれ批判されているSAJメソッドではあるが、基本的なスキー操作の指摘としては、おかしなことは言っていないと感じた。よく注意されるのは体から板を離し過ぎないこと。気持ちよくグリップする斜面では、どうしても内倒しやすくなる。
一方で、見せるための技術というもは確かにあって、メリハリのある板の走りを表現する必要はある。ターンの切り替えではあっさり行かずに、多少くどいぐらいにタメを作って板を返りを引き出す方がSAJ的にはよいらしい。
お昼を挟んで全種目の講習を終えたが、人数が多いこともあってか、かなり時間が押している感じだった。
◆検定
人数が多いので、当然待ちが長い。幸い平日で他の滑走者は少ないので、雪面の荒れ大したことはなかった。日当たりのいい斜面が少し雪が緩んだぐらいか。
個人的な感想としては、まぁそこそこ滑れた(大きな失敗はない)という感じ。ただ、小回り不整地(コブ)に関しては、設定斜面の難易度が易しかったので、もっと攻めて滑るべきだったかもしれない。
結果としては、整地小回りが1点足りず不合格。その他は合格点。SAJは合計点で合否安定なので、コブ攻めて加点貰えれば...。今の整地小回りは大回りを小さくした感じで、普段あまりやらない滑りなので、もう少し練習が必要だろう。
いずれにしろ、テク合格当落線上というレベルというのはわかった。
◆感想
来年も1日講習・検定の会場を狙って受けてみようと思う。まぁ、そのための練習はするつもりはないけれど。
会場の箕輪は、一部しか滑っていないので正確な評価はできないが、整地の美しさはすばらしい。斜度も滑りごろではある。今回オープンしていなかった最上部も開いているなら、1日は楽しめそう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する