白馬乗鞍岳 私だけのシュプール
- GPS
- 06:23
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,596m
- 下り
- 2,579m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:22
天候 | 晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
7:00 安曇野穂高発 8:00 栂池スキー場 <復路> 14:40 栂池発 15:50 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない 雪解けは例年より早い |
その他周辺情報 | 栂の湯など 小谷・白馬温泉多数 |
写真
感想
2024年(令和6年)4月25日(木)
白馬乗鞍岳 私だけのシュプール
4月に入って7回目のバックカントリー。
栂池スキー場で3回ほど滑ってから栂の森上部林道から歩き始めた。
歩き始めは靄がかかっていたが徐々に晴れ間が出てきた。
歩き始めるとそこにクロスカントリーの高齢の方が見えた。
昨年も出会った方で栂池スキー場近くにお住まいとのこと。
サッカーが趣味でトレーニングで林道を歩いているとのことだ。
色々な方がおられ何かと刺激を受けるが、今日も活動への良い影響を得た。
成城小屋から登り始めるが強風が気になる。
青空も広がり気温も上がってくるかと思っていたが意外と涼しくウインドブレーカーが登りでも必要だった。
日焼け防止のハットも飛ばされそうになり、毛糸のキャップを被る。
青空の下、白馬岳をバックに岳樺の枝振りが見事だ。
麓では桜も散り始めているが、芽吹きもしていない岳樺の枝がようやく目覚め始めようとしていた。
殊に青空に白い枝が手を伸ばす様に見入ってしまう。
急登をし天狗原に到着。
目の前には白馬乗鞍の大斜面が圧倒して広がる。
斜面を眺めながら一息入れて登り始めるが、ただ一人先行する方のトレースに途中横移動から乗り楽をさせてもらった。
ただその方は急登を終わり正面右側へ移動され、後で確認したところ右端斜面を滑走されていた。
白馬乗鞍岳の山頂ケルンまで行く。
雪解けがかなり進んでいて10日前はケルンまでスキーで行けたが、今回はかなり手前からスキーを外し歩きで登頂した。
小蓮華岳の稜線が剣の刃のように目の前に。
遠くには雨飾山、妙高山など頸城の山々、そして高妻山などが展望できた。
滑走開始。
出だしの緩斜面を滑ると板はよく走ると思いきや、ちょっとしたブレーキが掛かる。
岩・樹林帯のライト側への急斜面を滑ることに決めていた。
攻める滑りもと思うが、ザラメ、真っ白な雪面そして黄砂の乗る斜面と変化があるので慎重になった。
ただ白馬岳神社の岩場・祠を正面に向かって滑る。
一気に天狗原まで滑り込む快適さはあった。
ぐんぐんと高度を下げ山を降る爽快感はなんとも言えない。
ただブレーキを意識してしまい、転倒はしたくないという気持ちが先立ち大きなターンにはなっている。
そしてスピードもかなり抑え気味に。
昔みたいに無理のできない古希間近の身には安全安心が第一だ。
振り返って見るシュプールは、確実に自分のものしかないので感激はある。
昨今は滑る人が多く、どれが自分のシュプールか分からなくなる。
今日は単独、自分だけのシュプールが描けた。
ただ大きなターンが目立ち、ちょいと情けなさを感じてしまった。
次は天狗原の滑るレフト側の急斜面ねらいだ。
かなりの急斜面で雪面に横割れが入っている。
割れ目を避けるように急斜面へと滑り込む。
重たい雪で板をコントロールするのが精一杯。
もうすこし快適かと思っていただけに、大きくターンをしている間に樹林帯へと降ってしまった。
多分白馬乗鞍へ登ったのはもう一人の方と私だけ。
久しぶりに大斜面に描けた自分だけのシュプールに感激。
ただシュプールを見て、滑りに勢いが無かったのが悔やまれる。
ふるちゃん
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