南八甲田 睡蓮沼〜御鼻部山をスキーで往復縦走


- GPS
- 12:44
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 12:44
天候 | 晴れで高温 黄砂か春霞か、ややもやっていました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルート上のすべてではありませんが、昭和初期に建設された猿倉温泉〜御鼻部山の“幻の県道”を辿りました。 ・残雪期なので、そのルートから外れることも多々あります。スマホGPSでルートが正しいか、常に確かめました。 ・携帯はもちろんつながりません。 |
写真
感想
昭和初期造成の“県道”をたどる旅も4回目。今年も2年前同様睡蓮沼から往復することに。今回は縦走後に車回収で乗るJRバス時刻を調べることもなかった。行動をバス時間に間に合わせたりする制約やわずらわしさがない。ただひたすら長い距離を歩く必要がありますが…。
暗いうちに睡蓮沼に着き出発。霞んだ空だが、気温高めで微風。駒ヶ嶺を斜滑降して松森山とその下降、大谷地湿原、前萢、ソデカ萢、唯一の丸看板、950m下のトラバース、ジネカ森へと歩を進めます。大谷地湿原から丸看板までが最深部で、常に気を張って行動する所。ただ気持ち的には楽なものの、ジネカ森からも距離はかなりあります。大幌内牧場に立ち寄り、稀有で美しい景色を堪能。さらに進むとお二人と出会う。日本山岳会のS々田さん、F士さんという方々。南八甲田を知り尽くしていらっしゃる。カモシカ調査を兼ねジネカ森までとのこと。もっとお話ししたかったが互いに先を急ぐのでお別れしました。最深部ではないものの、4回目で初めて人に出会いました。ついに御鼻部山に着き大休止。今日の雪面は完全ザラメでなくまだやや固く凹凸が多い。足へのダメージが大きく、ブーツとスネやくるぶしが当たり、腫れて痛みが激しくなってきた。おにぎりを頬張りながらテーピングや当て布をしてケアします。「大丈夫、行けるだろう」と自分を奮い立たせて後半戦スタート。
このルートからしか見ることのできない景色を堪能。ただ前回よりやや消耗してる感じ。幅広スキーに変えたからか? やっぱり細スキーのほうがグライド性能が高いか?(これまで愛用したケスレー細スキーは、和賀岳で変形、使用不可に) 午前中のトレースが気温高でほぼ消えており、復路もルート探索の必要がありました。そんなこんなで、痛い足をひたすら前に進め、湿原への冷水を飲み、クマよけホイッスルを吹き、前森山からの樹林帯のうねりを越え…ようやく駒ヶ嶺へ。毎度のことながら本日のルートを目で追います。名残惜しいものの睡蓮沼に降りました。最後は昨年同様、ブナの新芽の油? が滑走面に付き全く進めず、ウォークモードで帰着という落ちが付きました。今回も満腹中の満腹山行。家で体重計に乗ると3キロ程減ってました。
コメント
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(笑いと記したのはmametanさんのタフな行動力を知ってるからです)
今回も御鼻部山往復ツアーお疲れ様でした。そして詳細な山行記ありがとうございます。
昨年同時期(4月29日)駒ヶ峯山頂でちょっとしたところでお会いできませんでした、今回5時前に睡蓮沼前に到着した際3台の車がいましたがmametan のもなんですね。私の27日の駒ヶ峯山頂着が7時55分でした、もしかしたら会えるかなと思ったりしました。また八甲田山中でお会いできることを楽しみにしてます。
コメントありがとうございます。調べてみたら、2年前の5月5日、初めて往復した時も私が先に睡蓮沼に車を停め、faさんは駒ヶ嶺でした。御鼻部山往復山行2回ともfaさんと同日に行動したというのは、何とも奇遇ですね。山に出かけたくなる気持ちが似ているんですね。
お互いに健康に留意していつまでも八甲田を歩きたいものです。faさんと出会うと盛り上がって一緒に写真を撮るのが常ですから、ぜひまたそうなりたいです。これからもよろしくお願いします。
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