快晴のコブ尾根
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コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 13:10
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:30
天候 | 4/27 曇り→小雨→曇り 4/28 晴天 4/29 晴れ(午前) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪質は緩いので早朝、というより4時までの出発が重要。実際この日取りついたパーティーはほとんどが4時までに出発。 マイナーピークからの懸垂はスノーボラードを使用。コブからは懸垂支点が露出。 コブの頭から天狗のコルまでは飛騨側に雪が残り、クライムダウン、トラバースが何か所か有り。 4月28日情報 |
写真
感想
GWはnoruさんから、昨年秋に予定するも中止になったコブ尾根へのお誘い。
なんだかんだ迷いつつ行くことに(いつものこと笑)。
いつもの百丈岩でアイトレし、天気予報もほぼ完ぺき、緊張しつつ当日を迎える。
初日はさくっと岳沢小屋に到着。荷揚げのヘリが来るとの事で、奥の方にテントを張る。偵察に行きがてら、スノーボラードとやらを作ってみる。作るのに時間かかるのかと思っていたがそんなでもなかった。
2日目、3時頃から第一陣は出発した模様。私達は3番目だった。
昨年の奥穂南稜で、カチカチの雪稜にふくらはぎがプルプルして超怖かった経験から、雪稜へは苦手意識あり。今回早朝は程よく締まった雪だったがやはりしんどい。。なんで他パーティーはあんなさくさく登ってるのに...泣 と言いつつもなんとか稜線へ。
マイナーピークでは前パーティーが懸垂準備をしておりしばし待ち。
初のスノーボラードの懸垂はできるだけそっと降りたが、びくともしないものなのね。
雪稜をまたひーひー言いながら登り、コブ岩へ。
1ピッチ目はnoruさん、2ピッチは私がリードで登る。1ピッチ目の方が難しかったから良かった笑。懸垂で降りた後はひたすら雪稜の登りとなる。だんだん雪が緩んでくるも、先行のステップに助けられ、快適に登らせて頂いた。快晴と絶景が最高!
とはいえ、最後のコブの頭に向かう頃には30歩進んでは一呼吸置きつつ登る。上から、あとすこし!の声に励まされ、到着!! ジャンがほんとに目前でびっくり!
noruさんも登ってくる。
コブの頭ではたっぷり絶景を楽み、天狗のコルへ。
下り基調且つ雪も緩んでおり、なかなかに神経を使いまくった。
コルについたら緊張が解けたからか、雪崩を心配しつつもスピードは上がらずよぼよぼ下る。途中から歩くのも面倒になり尻セード(誰もしておらずちょい恐縮な感じ‥)。テン場まで戻って、ジュースとビールで乾杯!いやー無事行けて良かった良かった。
快晴のコブ尾根。課題は残るもめちゃめちゃ良かったです。
noruさん、ありがとー(^^)/ 次はどこ行きましょうかね★
待ちに待ったゴールデンウィーク。
去年の奥穂南稜に続き今年も岳沢小屋にお世話になります。
今年はテントを持参。
去年、南稜を登った時に次はコブ尾根かな?と漠然と思っていたので今回もお付き合い頂いたtamaoさんには感謝です。
27日
予報が好転。まずまずの天気のもと、入山。
登山口から3番標識まではあまり雪はなく、3番以降は雪渓歩き。
気温が高いせいか汗が噴出!
小屋到着後、受け付けをして取り付きの偵察へ。
なるほど、概念図と照らし合わせるとよくわかる。
使用するかわからないけどスノーボラードを作成して練習をしてみる。
ふむ、安心感あるね。
同じように偵察に来られていたパーティーの方と畳岩のブロック怖いですね〜とお話をする。
小屋に戻り生ビールを頂きダラダラしながら時間を潰してテントにて夕食。
19時過ぎには就寝
2時起床
28日
まだまだ夜。
他のパーティーも同じような時間にゴソゴソしだす。
出来るだけ早く早立ちはもはや基本。
この時期の岳沢に来られる人は行くところが行くところなので、皆さん早い。
いざ出発。
暗闇の中急な雪渓をひたすら登る。
途中先行パーティーが物凄い斜度の雪渓を登るのが見える
多分違う。そう思いつつ先行していくが内心不安。
そうこうしていたらクライムダウンで正規ルートに戻られたので、一安心。
ボチボチ登って行くと、マイナーピークからの懸垂。
スノーボラードです。
先行2パーティーと製作。こちらは割りばしを提供。
やはり大きい+割りばし、枝等の補強で安心感がありました。
懸垂からはまた雪壁をぜーぜー言いながら登る。
左右の景色が素晴らし過ぎる。
己の矮小さがよくわかる。
いよいよ、コブのクライミング。
先行はなにやら難しそうなルート。
うん、なかなかに難しそう
コブを見ながら弱点を探す。まぁ普通にここたな、と言うところに踏みあとはあるし。
前の前のパーティーもそこに取りついてる。
クライミングに関しては特に難しいこともなく、3級くらい?
通常3ピッチのところ、1ピッチはフリーだったので実質2ピッチでした。
南稜に比べるとクライミング要素は強かったかと。
コブからも懸垂だが、こちらは支点が露出。
一段下の支点がしっかりしている為、そこまで降りるのに懸垂(笑)
懸垂してからはコブの頭を目指しひたすら登り。
呼吸も少し辛くなるころには背後は絶景。
もうすぐがものすごく遠い
ジャンダルムが近くに見えだしたとおもったらそこはコブの頭。
嬉しい瞬間です。
頭からジャンはすぐそこですがすでにお腹いっぱいの為、頭で大休憩。
実はコーラを持参してたのですが、ザックのなかでほぼほぼこぼれ、ザックの内容物を乾かすついでに水作り。
次は天狗のコルまで縦走路をいきます。
飛騨側でのクライムダウンやトラバースにかなり気を使ったので、なんかコブ尾根より疲れたような。
コルからは左からのブロック雪崩を警戒しつつ、自分的に足早に下山(どうみても亀の歩み)
小屋に到着後、冷えたジュースで乾杯。
最高の瞬間です。
29日
5時起床。
7時前に下山開始。
重荷に耐えながら上高地を目指す。
観光客でごった返す中ヨロヨロとバスターミナルに到着。
ソフトクリームを食し、上高地を後にします。
お天気に恵まれ、無事に登れて帰ってこれて良かったです。
お付き合い頂いたtamaoさんありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。
さて、お次はどこのお山に行きましょうか?
最高のアルパイン日和でした✨
コブの頭から声かけてもらって元気でました!koutdoorさんたち他の方々を見習って体力・気力・技術力(全部だ笑)つけなきゃねとnoruさんと話しておりました。
お疲れ様です!
ご心配頂きありがとうございます!
案の定、会社で笑われ&驚かれました(笑)
良い山の勲章だと思う事にします。
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