屏風岩雲稜ルートから前穂北尾根の継続登攀
- GPS
- 35:33
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,680m
- 下り
- 2,655m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 10:02
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:02
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 9:42
天候 | 17日→晴れ、風強し 18日→快晴 19日→高曇り、PMより雨パラつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
2024.05.17~05.19
穂高連峰の屏風岩を登攀してそのまま前穂北尾根を歩いてきた!
本チャンのクライミングなんてほとんどした事ないので相方にリードで登ってもらった。
前日までの降雪が想定より低いところまで影響していた。風は残っとるし、岩はビチョビチョやしで悪条件ながらも登り詰めていく。初日は途中の扇テラスという場所でビバーク。壁の真ん中でハーネスを履いたまま寝るというかつてない経験が出来た!!僕は疲労困憊すぎてほとんど喋らなかった夜となった。
2日目。朝はよく晴れていてとても気持ち良く目覚めれた。前日の疲労もアミノバイタルでなんとか誤魔化せているようだ。
2日目の初っ端は昨日の夕方に相方が張っててくれたフィックスを頼りに1ピッチ登る。登り返しシステムに慣れず苦戦していた、、、
なんとか少し慣れて立ち込めるようになってきた頃にはもう終了点付近だった。
その後もどんどんと登っていって泥付きルンゼのみリード。稜線まで上がると圧巻の景色が広がっていた。とにかく死なずにここまで来れてよかったと一安心してクライミングシューズを脱いだ。ここからは山靴のしっかりとした安心感に包まれて藪を漕ぎながら進んでいく。
かなりの時間を背丈以上のハイマツやシャクナゲと闘いながら進んだ。
屏風の頭に着く頃には14時前。暑くて水分不足でやや遅れ気味になった。雪のあるところで水を作って涼しくなったら進もうと判断して少し休み。その後いい感じの幕営適地まで進んでこの日は終了。眼前には穂高連峰が広がり、後ろには蝶や常念といった360°の大パノラマの中での宿泊。昨日よりも広くてフラットで、快適に寝れると思っていたが寒さ(?)で熟睡はできなかった、、、
3日目。
前日までの快晴ではないものの蒸し暑くジトッとした天気の中歩いた。しばらく行くと藪漕ぎもだいぶ落ち着いてきて5.6のコルからは踏み跡も見られた。前穂北尾根は前からずっと気になってたので歩けて嬉しい。この日は1ヶ所だけロープを出す。涸沢ベースとかで背中が重くなければ無くても行けそうと思った。
岩の隙間の雪はガチガチやったけど涼を感じて登る。
ついに山頂か!?と思いきやもうひと踏ん張りする必要があり面白いオチがついた笑
そしてついに山頂へ!!!
山頂からはGW仕事をしていた白山も見えていた。この日は昼から天気が下り坂なので休憩もそこそこに下山を開始。会社員時代に上高地から岳沢-前穂-奥穂-西穂-上高地の縦走をした時以来に歩く重太郎新道は辛かった、、、上高地までがかなり長く感じる。
岳沢小屋の少し上あたりで小雨がパラついてきて焦ったがすぐに止んでくれた。助かった笑
そのまま外国人が大勢いる上高地まで下山。聞こえてくる言葉のほとんどが中華系でうんざりしながらバスで上高地を出る。
自宅へ真っ直ぐ帰ろうかとも考えたけどやはり山の後は温泉に行きたい。安曇野でサッパリしてから帰宅した。
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