大峰・前鬼川本流遡行 コバルトブルーに輝く清流で泳ごう
- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 384m
- 下り
- 389m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
CLが、日本一の清流と大絶賛する大峰前鬼川。昨年は雨のために2回の計画が流れて行けなかった。今回は天候にも恵まれ、最高の沢登り日和に、憧れの前鬼ブルーに会えることとなった。
前鬼口に向かう途中で、前鬼山不動七重の滝を見る。前鬼川の下流とのことだったが、空に白い水しぶきを激しく上げながら流れ落ちる滝の迫力に驚いた。
予定よりも30分早く前鬼口に到着、既に10台近くの車が駐車されており、結構な数のパーティが前鬼川に入るようだ。装備を付けて黒谷から入渓する。2つのグループに分かれ、登山教室メンバーがトップを歩くことに。
20分ほどで前鬼川本流出合。本流に出た途端、水の色が蒼く変わる…、これが前鬼ブルーなのだ。こんなにも清らかな流れの中を歩けることが嬉しい。
大きな岩があるゴーロ、ナメと、沢の表情はどんどん変わっていく。水量が多く、足を入れると水の抵抗が強く怖いくらいに感じる箇所がところどころあり、足を踏み出す前に流れを良くみる必要があることを知る。
細い水路状になったところで、ザックピストン法での泳ぎの練習。まずはOOさんがきれいな平泳ぎで、引上げ場所に入ってロープを設置してくれる。垂らしてもらったロープをザックと自分につけて、ザックをビート板のように前に抱えて、ロープで引っ張ってもらいながら泳ぐ体験を順番にさせていただく。気温が高いので、水の冷たさも心地良い。
きれいな長いナメは流れも浅く、周りの緑を楽しみながらの散歩気分。岸を巻くところでは、KAさんがトップでロープを設置。2つのカラビナで確保しながら通過させてもらう。
足の疲れを感じだした頃、四方八方から大小の滝や湧水が流れ込む、水のパラダイスのような場所にたどり着いた。大峰の深山からの豊かな水の恵みが、前鬼川の透き通る蒼い流れとなって溢れ出す源のようなところ…、一生忘れない大切な風景と出会えた。
湧水のシャワーのような滝に頭から打たれる面々につられ、私も。滝の水は沢の水よりもさらに冷たくて、少しの間しかいられない…プチ禊体験だ。
最終地点の垢離取場は、2メートルほどの小さな滝がそそぐ滝壺だ。滝を滑り台のように滑り下り、滝壺で泳ぐCL。その楽しそうな様子に皆が続く。滝の滑り台で少しごつごつしながらも、滝壺にどぼん。ギア類をつけたままだったので、普通よりも体が浮かず少し焦ったが、頭から水に入り泳ぐのは楽しい。CLにライフジャケットを借りて2回目にトライ。ライフジャケットのおかげで、今回は沈まず、ラッコ泳ぎができた。
時間があったので垢離取場から少し上流に歩くと、勢いよく流れはねるユニークな形の滝と釜に出合う。最後まで感動させてくれる前鬼川であった。
私の入会の動機の一つは、沢登りをしたかったから。念願かなって昨年から始めた沢登りは本当に楽しい。今回の前鬼川も、期待以上の素晴らしさだった。その一方で、今回は沢登りの怖さ・リスクも少し体験した。これからも気を付けながら、安全に沢登りを楽しみたい。(KO)
<コース状況>台風の影響で、水量が多く、浮石・砂利が多かった。
<特記事項>ヒヤリハットとしては、岩壁での立ち往生。
2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)大峰のコバルトブルーに輝く清流で泳ごう 前鬼川本流(大峰)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-322103.html
天候晴れで最高でした。
水量がいつもより多め?
台風11号の影響でしょうか、釜が石で埋まってたりして渓相が変化していました。
最近は、垢離取場から沢を下降しPまで戻るパーティーが殆どのようですが我々は
閼迦坂峠経由で下山しました。心配していたヒルは皆無だった。
今回、登山教室のメンバーにトップを任せた。楽しんでくれたかな?
コメント
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こんにちはー
自然を愛するのはいいけれど その蛇はマムシです
放心状態に見えるのは 蛇は変温動物なので 低水温で 体温が下がってしまった為
活動が鈍くなってるだけです 体温が戻ると すぐ噛み付いてきますよ!
とっても危険な蛇で 噛まれると大変なことになります。
全国で 毎年10人近い人が犠牲になってます ご注意ください。
NANIWANさん、こんにちは
この蛇が危険なやつで寒くて鈍くなっているのを理解している人が蛇を救出しました。
かなり長いこと溺れて不憫でしたし、私たちも蛇のすぐ横を泳ぐ必要があったのです。
ひょいっとつまんで、ぽいっと岩においた結果が「放心状態に見える蛇」となりました。
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