カラビナ(からびな)
最終更新:2015-11-14 09:18 - kamog
基本情報
開閉できる部品(ゲート)がついた金属製の小型の輪。
ロープなどを繋ぐなどの確保に使用する。
ロック環がついたロックカラビナとついていないノーマルカラビナがある。
前者は「HMS型」、「オフセット型」と「オーバル型」があり、使用場面の適不適がある。
後者はゲートの種類が「ストレートゲート」「ベントゲート」「ワイヤーゲート」ほかがあり、特にベントゲート型カラビナはボルト側に使用しないこと。
また最近は内角が鋭角になった形も多く、これは主に最近主流となっている細いダイニーマ製スリングとのマッチングも考慮されている。
鋭角のカラビナに幅広のナイロンスリングはアンマッチングなので注意が必要。
カラビナは常に縦方向(メジャーアクシス)に荷重をきかせるようにしなければならない。
横向き(マイナーアクシス)に回ってしまった状態で荷重を架けると、縦方向に比べ強度は1/3〜1/4に落ちてしまい、状況によってはカラビナ自体が破断する危険が伴う。
ゲートが開いた状態で荷重を架けると、たとえ縦方向に荷重していても強度が1/3〜1/4程度落ちてしまう。
これは古くなってゲートが閉じにくいカラビナというだけでなく、ウイップフラッシュ現象と言って、ゲートとは反対側の軸(スパイン)が岩壁に当たった時にテコの原理が働き、瞬間的にゲートが開く状態になった時、荷重が架かってしまう場合のことだ。
どのくらいの耐荷重があるのかは、カラビナに矢印(方向)と破断荷重の数値(単位はkn)が記載されている。ただし新品の状態のことである。
横向きにならないよう、クリップやゴムの付いたロッキングカラビナも増えてきたので、ビレイ用など回りやすい使用場面では使用した方がよい。
ギアの進化により使用適所と不適が細分化してきているので、ギアの趨勢に長けた指導者のもとで、より安全率の高い使い方を学習することが求められる。
ロープなどを繋ぐなどの確保に使用する。
ロック環がついたロックカラビナとついていないノーマルカラビナがある。
前者は「HMS型」、「オフセット型」と「オーバル型」があり、使用場面の適不適がある。
後者はゲートの種類が「ストレートゲート」「ベントゲート」「ワイヤーゲート」ほかがあり、特にベントゲート型カラビナはボルト側に使用しないこと。
また最近は内角が鋭角になった形も多く、これは主に最近主流となっている細いダイニーマ製スリングとのマッチングも考慮されている。
鋭角のカラビナに幅広のナイロンスリングはアンマッチングなので注意が必要。
カラビナは常に縦方向(メジャーアクシス)に荷重をきかせるようにしなければならない。
横向き(マイナーアクシス)に回ってしまった状態で荷重を架けると、縦方向に比べ強度は1/3〜1/4に落ちてしまい、状況によってはカラビナ自体が破断する危険が伴う。
ゲートが開いた状態で荷重を架けると、たとえ縦方向に荷重していても強度が1/3〜1/4程度落ちてしまう。
これは古くなってゲートが閉じにくいカラビナというだけでなく、ウイップフラッシュ現象と言って、ゲートとは反対側の軸(スパイン)が岩壁に当たった時にテコの原理が働き、瞬間的にゲートが開く状態になった時、荷重が架かってしまう場合のことだ。
どのくらいの耐荷重があるのかは、カラビナに矢印(方向)と破断荷重の数値(単位はkn)が記載されている。ただし新品の状態のことである。
横向きにならないよう、クリップやゴムの付いたロッキングカラビナも増えてきたので、ビレイ用など回りやすい使用場面では使用した方がよい。
ギアの進化により使用適所と不適が細分化してきているので、ギアの趨勢に長けた指導者のもとで、より安全率の高い使い方を学習することが求められる。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
カラビナ()は、固定具の一種。開閉できる部品(ゲート)がついた金属リングである。本来は、銃をベルトに下げるための器具であり、Karabinerhaken = Karabiner(カービン銃)+ Haken(フック)という語源にそれが残っている。
現在は主に登山に使われる。ロープとハーネス、ハーケンやクライミングチョックなどの支点を素早く確実に繋ぐことができる。ジュラルミン製が主流である。