ビーコン(びーこん)
最終更新:2022-08-05 09:35 - jj1xgo
基本情報
電波や赤外線を用いて10〜100m程度の範囲に位置情報などを発信する無線装置。雪山三種の神器の1つ。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
ビーコン()とは、原義は狼煙や篝火といった位置と情報を伴う伝達手段のことであり、注意を引き付けるために意図的に設けられた場所。代表的な例として灯台が挙げられる。灯台は光による通信によって付近を航行する船舶に対し固定位置情報の提供を行う。21世紀初頭においては無線方向探知機などで読み取ることができる無線標識(ラジオビーコン、Radio beacon)やレーダー画面上で視認することができるレーダートランスポンダなどを指す。このほか、回転灯なども注意を促す移動式ビーコンとなり、空港に設置された[beacon|飛行場灯台]や天気予報などの情報を尖塔に光として表示する[beacon|気象ビーコン]などがある。ビーコンは、地上にある無線局などから発射される電波(あるいはIR(赤外線)のような高周波の電磁波)を航空機・船舶・自動車などの移動体に搭載された機器で受信することにより、位置をはじめとした各種情報を取得するための設備である。また、雪崩ビーコンのように(固定的でない)標識の位置を他者に知らせる目的で用いられるものにも、ビーコンの語が用いられる。このほか、コンピュータ間の通信においてもまた位置と関連付けられた存在として「ビーコン」という語が用いられる。非接触型決済においては、店側が設置するモバイル情報を読み込む装置をさす。