7月7日（日）ホケノ山古墳出土品展

2024年07月08日(月) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

畝傍御陵前

写真

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ホケノ山古墳展

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復元された弧帯文円板（纏向石塚古墳）

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同木製品

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朱塗り土器など

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接合された二重口縁壺

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同じく加飾壺

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石槨の中に木槨という珍しいタイプ

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土器と副葬品の鏡など

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こちらは少し後の時期の桜井茶臼山古墳の木棺（研究所ロビー展示）

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土器片・副葬品の出土状況

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纏向石塚古墳出土の古墳の主体部を囲う柱ーホケノ山でも柱が12本立っていたー桜井茶臼山古墳では主体部を木柱が多い、メスリ山ではそれが円筒埴輪に代わっていた

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研究所の報告者

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撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

hirokok510

桜井市から橿原市に移動し、橿原考古学研究所付属博物館のホケノ山古墳出土品展示を見学。同古墳出土品が重要文化財に指定されたことを記念しての開催だった。
　展示はホケノ山古墳の背景にある巻向遺跡群、巻向型前方後円墳ー辻土坑、巻向大溝などからの出土品が並ぶ。、様々な時期の土器ー弥生時代終末期前後のものから、庄内期、布留0式期以降のものまで、土器だけでなく様々な木製品も興味深い。U字型木製品は、何らかの威信財的なものらしい。
　ホケノ山古墳の埋葬施設の復元はさらに興味深い。調査によると石槨の中に木槨がある二重構造で、中の木槨自体は弥生時代の伝統を受け継ぐものらしい。調査によると土器や副葬品の出土状況から木槨の蓋のうえに石槨の木製蓋板があり、その上に土器や副葬品が載っていたと考えられている。木部が腐り落ちたときにのっていた土器や副葬品も落下し、その時以降にさらに石も崩れて上から点々と土器などの破片が落ち込み、さらに石が落下して、土器なども細かく破損し、破片が多数残されることになったようだ。そうしたものを位置を正確に記録し、丁寧に接合を行って、土器や副葬品を復元、手間のかかる作業を行った人々に感謝。