荒船山へ(2百名山ひと筆書きの田中陽希さんに会えました)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 748m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場にトイレはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、一部滑りやすい場所があります。 注意ヶ所にはロープなどがありますので安心です。 登山コースのトイレは現在使えませんのでご注意を。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
「日本2百名山ひと筆書き〜グレートトラバース2」に挑戦中の田中陽希さんが、信州にある200名山に次々と登頂しています。
http://www.greattraverse.com
休日に合わせて応援に行きたいと仲間内で話していたところ、スケジュールが順調に進んでいるみたいで、22日は荒船山に登頂予定。(^^)
荒船山はいつも八ヶ岳から眺めていて、気になっているところです。
それではこの機会に・・と、山友達のlemiさんと登ることにしました。
この日は妙義山の後で荒船山に登るそうなので、登頂時間は遅くなるのが分かっていましたが、それを覚悟の上で登ります。
出発時間は11時でした。周りには田中陽希さん目当ての登山者が多かったです!
まずは高さ200mの大岩壁「艫岩」を目指します。
小さなアップダウンを繰り返しながら歩くと、鋏岩、そして一杯水へ。
ここから標高を稼いで、気が付けば台地の上に到着です。
艫岩からの眺めは、高度感もあってなかなか良かったですね。
それにしても、台地の上なのに水が湧き出していたり、立派な雑木林があるハイキングコースを歩くのはとても不思議な気分でした。
さすが、日本のテーブルマウンテンです。
新緑の頃や紅葉の時期にまた来てみたいと思いました。
山頂には、既に多くの人が田中陽希さんを出迎えるために集まっていました。
私たちは1時頃到着して、ゆっくりお昼タイム。
ネットで位置情報を確認すると到着は4時を過ぎそうな感じですので、気長にlemiさんとの会話を楽しみながら待ちました。
この日の日没は、6時23分。
例え下山開始が4時半としても、私たちのペースなら6時前には余裕で下山できますので、暗くなる前には駐車場に戻れます。
もし4時半までに田中陽希さんが到着しなかった場合は下山して、途中でエールを送る計画です。
時間は4時を回りました。
そろそろ到着との情報が流れ、皆さん出迎えの準備を始めます。
応援Tシャツを着ている方も多かったですね。
そして、田中陽希さんが姿を見せました。
後ろからNHKのクルーの方々も登ってきます。
拍手での出迎えの中、無事に登頂!
おめでとうございます。(^^)/
残暑で体力を消耗した様子の田中陽希さんですが、番組のインタビューや記念撮影などを短い時間にこなします。
ご本人にお会いするのは初めてですが、想像していた以上に謙虚な青年でした。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=690218501112109
登頂写真を撮った後、田中陽希さんは「皆さんもお気を付けて・・」の言葉を残して拍手に見送られながら下山していきました。
時計を見ると、予定どおりの4時半です。
早速下山開始。これまた予定通り順調に駐車場へ。
5時43分に下山。
楽しかったね〜。とlemiさんと話ながらの帰り道。
素晴らしい夕日を眺めながらのドライブ途中、あっ!あそこに歩いているのは陽希さんだよ!!
荒船不動から下山した田中陽希さんと再度会うことができました。
NHKのクルーとは離れ、一人で黙々とコスモス街道を歩く姿にとても心を打たれます。
車を減速させて、ドア越しに再度エールを送る私たち。
それに丁寧に返事を返す田中陽希さん。
素晴らしい青年です!
今日はどこに泊まるんだろう?明日の天狗岳までかなり距離があるよね・・。
そんなことを話ながらの帰り道でした。
いやぁ、いい一日でした。
田中陽希さん、これからも目標目指して頑張って下さい!(^^)/
trekker,lemiさん
この日は霧ヶ峰のハイキングに行った帰り、コスモス街道を内山峠方面へ向かっている時、日暮間近の薄暗くぼんやりした街道沿いに、なんと陽希さん一行が歩いてくるではないか、車のスピードを落とし窓を開けようと思った瞬間、今まで見たこともないくらい、疲れ切って痩せ細った彼の表情が目に入りました。
窓を開けて『陽希さんガンバレ!!』
と叫びたい欲求に駆られましたが、
すでに車のバックミラーに彼の後姿がかすかに映ってました。
また、Uターンして車を止めて、彼と言葉を交わし、握手したいとも思いました。
思いとどまったのは、あのような状態の時、自分だったらどうだろう?
疲労困憊の状況の中、いい顔をしなくてはならないのかな
なんてとても不憫に思えてならなかったのです。
『陽希さん、どうか元気を取り戻し、次の二百名山を目指してください』
助手席の妻といっしょに車内で声をかけました。
おおこば :
ookobaさん、コメントをありがとうございます。
あの日、どこかですれ違ったのですね。
ookobaさんご夫妻のお気持ち、とても良く分かります!
私たちも、車を駐めて応援しようか、写真も撮りたい・・なんてことも思いましたが、実際に陽希さんの消耗した姿を目のあたりにすると、ドア越しにエールを送ることしかできませんでした。
二百名山の踏破目指して、陽希さんには頑張ってもらいたいですね!
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